よしだルーム

吉田政勝の文学的な日々

よし、小説家になる!

2016-04-13 08:59:36 | 日記
「娘が今の職業が合わないので、小説家になりたいと言いだした」と知り合いの女性のことば。
当たり障りなくきびしさを婉曲に伝えるが・・・。そもそも文章がまともに書けるようになるまでの道のりは短兵急ではない。たとえば私は何をしてきたか~

文学ノート、手帳。




本を読み「名文を書きうつす」

辞書は彼女のように仲良くする。必要なときに触る、開く。

カウリスマキの映画で、文学に縁がない与太者が
結婚を機に「よし、小説家になる!」と言ったセリフには笑った。
そんなタイプでない男がいきなりだ。でも、希望がゼロではない。
己の努力に見合わない夢は実現性が低いだろう。

 20歳に買った辞典はボロボロになった。

エッセー教室の講師が藤原てい氏。私の私淑する作家のひとりだ。
この言葉にささえられて「流転」が書けた。


小説新人賞応募は一次、二次審査は通過するが最終作に残らない。
小説家にはなれなかったが、エッセー集とノンフィクションの本は出版できた。
今は地域の新聞記事を書いている。報酬があるのでプロといえるかもしれない。

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1 コメント

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社長に会って・・・ (よっし~)
2016-04-14 15:41:42
6年前に務めていて退職した社長に会った。
「おひさしぶりです~」と私は素直にあいさつした。
社長は「太らないし、変わらないね~」と言った。
「ええ、何食べてもおいしいから太らないように、
体重をキープしてます」と笑っていう私。
「新聞で活躍を知ってます・・・」と社長が言う。

何気ない会話だった。お互いに元気で会えてうれしかった。
活躍・・・ということば。あれから自分は前進してきた。
チャレンジしてきた。ささやかな自負がある~。
何もしないのは成長がない。今も勉強の日々である。

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