グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

今月の不調な分野、テツクと素材関連反発

2013年04月23日 | 商品市場

ダウ 14567.17 +19.66 +0.14% : ナスダツク 3233.55 +27.49 +0.86: S&P500 1562.50 +7.25 +0.47% : 10年債券 イールド 1.6980%:

貴金属の回復が目につきます、商品先物市場の展開は:

CRB商品指数は 282.80 -0.39: WTI 原油先物 89.29 +0.10: ブレント原油先物 100.39 +0.74: 天然ガス 4.23 -0.01: 金先物6月物 1426.60 +5.40: 銀先物 23.43 +0.05: 銅先物 314.25 -0.15: プラチナ現物 1432.85 -0.80: 

為替市場: AUD-USD 1.0268: USD-JPY 99.33 : USD-CNY 6.1818: USD-BRL 2.0211: GBP-USD 1.5294: USD-CHF 0.9343: EUR-USD 1.3062:

明日23日には新築住宅販売件数が発表されます: 住宅」価格指数も併せて:


週間動向

2013年04月21日 | 株式

 指数      週初        週末       変化     年初来

ダウ    14865.06   14547.51   -317.55  -2.1%  +11.0%

ナスダツク 3294.94    3206.06    -88.89  -2.7%   +6.2%

S&P500  1588.85    1555.25    -33.60  -2.1%   +9.0%

R2000    942.85     912.50    -30.35  -3.2%   +7.4%

月曜日 S&P500 -2.3%: 火曜日 +1.4%: 水曜日 ー1.4%: -0.7%: 

金曜日 +0.9%:

 週間のマイナス2.1%は今年の週間の動向としては一番悪い数値です:  変動幅指数は依然として14.88として高い数値で終了しています:来週も余り明るい予測は出来ません: 火曜日の終了日の数値と似ています:  来週は住宅関連:中古住宅、新築住宅販売件数と重要な数値が22、23日、 先行指数と目される耐久消費財受注件数、そしてGDP速報値が26日に出ます: さらに26日には4月のミシガン景況感が出ます:経済指数的には非常に影響が出る発表です:

     


ダウ0.1%、S&P500 0.8%、ナス 1.25%回復

2013年04月20日 | 商品市場

ダウ 14547.51 +10.37 +0.07%: ナスダツク 3206.06 +39.70 +1.25%:  S&P500 1555.30 +16.34 +0.88%: 10年債券 1.7030%:

ダウ主要銘柄 GE, MCD, IBM等全てネガテブ決算内容は予測の範囲でしたが先行き観測の良くなく:特にIBMは株価$190.。00 -17.15 8.3%の下降です、年初来のプラスを全て消滅: GoogleとMicrosoftがプラスとなり辛うじてダウのマイナスを防ぎました:S&P500はこれまでネガテブ展開の3セクターが買い戻され上昇し月曜日の水準で終了しています: サイクリカル、デフェンス銘柄が堅調に推移しています: 変動幅指数は14.88に下げましたが安全数値 12.00を上回り先週末の水準です: 先行指数といわれるダウ運輸20は過去4日で3.3%マイナスですが今日は1.5%回復しています: 今週は今年の最悪の週間となりました:

明日 週間動向を乗せル予定です: 


S&P500 50日移動線 1543を割り込む、史上最高値よりー3.3%

2013年04月19日 | 商品市場

82企業が決算発表を終了、 10セクター中、テクノロジー、ヘルスケアー、消費関連が低調な展開をしています、S&P500の反対の動きを示すと観測されているCBOE(シカゴオピション市場)のVolatility Indexは6.4%上昇17.56に来ています(3月には6年ぶりの低い数値でしたが以後55%上昇しています: テクノロジー関連はIBMの予測はずれの数値、ヘルスケアーはユナイテツドヘルスの3.8%の株価マイナス、2番目に大きいHumana Inc. mo3.1%株価が下降しました、 ナスダツクは2月以来の低い水準です、APPLEも$392.05(-2.7%)と16ヶ月ぶりの株価となり今年に入り26%の下げ幅です: 金融関連ではMorganStanleも5.4%マイナス$20.31、Bank of Americaもー2.2% $11.44です。株価上昇の中ではVerizon, PepsiCo,運輸のUnion Pacificha史上最高値に来ています、AMEXも上昇派です、第1四半期の決算内容ならびに先行きのコメント等がセクターを離れて優劣が顕著に出ているのです、S&P500社の400社以上の決算発表が終了する来月中旬までは相当に荒れそうです:

ダウ 14537.14 -81.45 -0.56%: ナスダツク 3166.36 -38.31 -1.20%: S&P500 1541.61 -10.40 -0.67%(50日線1543を割り込む): 10年債券 1.6850%(資金の流入が顕著になりました): 

商品市場: CRB商品指数 282.90 +2.02: WTI原油先物 88.34 +0.61: ブレント原油先物 100.39+1.44 : 天然ガス 4.41 +0.01: 金6月先物 1394.60 +1.30 現物 1395.06 +1.81: 銀先物 23.31 +0.10: 銅先物 320.10 -0.35: プラチナ現物 1424.60 +1.30: 穀物先物:大豆は高い、小麦、コーンは値を消しました:  鉱工業に相関性のある銀先物。銅先物価格が冴えません:

為替市場:AUD-USD 1.0299(中国地上の停滞に値を下げています): USD-JPY 98.28: USD-CNY 6.1811+0.0072: USD-BRL  2.0190: GBP-USD 1.5279: USD-CHF 0.9324: EUR-USD 1.3054: (今のところ通貨市場に顕著ね動向は見られません:


収益予測はずれ失望最大要因、テクノ、エネルギー、金融中心に

2013年04月18日 | 商品市場

ダウ 14618.59 -138.19 -0.94%: ナスダツク 3204.67 -59.96 -1.84%: S&P500 1552.01 -22.56 -1.43%: 10年債券 イールド 1.7040%: 

フランスとドイツの国債に対する評価の(引き下げ)の噂が背景にあるのです、その他上記のようにアナリストの収益予測が発表数値に届かず市場の大きな失望感も要因です、セクター的にはテクノロジー関連がETF数値ー2.1%: 金融関連ETF -1.9%: 素材関連ETFはー1.5%と月曜に並ぶ市場のセンチメントです。 素材関連は年初来の数値が遂にマイナスとなりました:  鉱工業等の先行指数と観測されるダウ20運輸の数値も5949.40 -91.94 -1.52%となりました、ダウ数値の中で最大のマイナス数値です: ダウ運輸20の数値は国内のみならず世界の経済活動の停滞をも予測してもいるのです: CBOE変動幅指数は月指に40%上昇しましたが16.50+2.54で終了しています: 明日のいくつかの経済指数と継続的に発評される決算の数値次第では市場はさらに変動幅を拡大するかもしれません

商品市場:  産業の動向に対する現状と先行き動向を観測するのに商品市場先物の数値は重要です、原油価格は継続的に停滞しておりエネルギー分野に活生が所見されません、 12年以上の長い上昇パターンを示現していた金価格の終焉なのかもしれません、数ヶ月で数千億ドルの価値の消滅です、中央銀行も憂慮している事態です、ギリシャの全保留金の売却も観測の材料であり価格下落の他の要因です: 金関係者の80%以上が金を売価し株式市場にシフトしています: 単純に金は現金的な利益を生み出さないからです: インフレの危険が当面所見されない現在の金融市場では当然かもしれません:私どもも投資配分していた(金関連は1月に全部引き揚げ済み)GOLD TRUST ETF(GLD)も$133.00まで暴落しています: 鉱工業に大きく関連する銀価格の$22までの下降は先物市場の産業に対する弱気の現われと見ます:  皆様が良く耳にする著名な(W.Buffet)の昨年二月の警告が本物になりました: 彼は金価格($1700)で全て売却済みです): 彼の投資哲学には金は適合しないのです:金保有事態の生産性の無いことでしょう: 有名なヘツジファンドは2日間で10億ドルの価値を喪失しています: 金に対する現状のセンチメントは異常に弱気なのです:

為替市場: AUD-USD(素材関連市場に相関性) 1.0299(下降傾向): USD-JPY 98.07(96円割れをテスト後反転円安に): USD-CNY 6.1727(6.1レベルを継続的に維持しています): USD-BRL 2.0006: GBP-USD 1.5243: USD-CHF 0.9326: EUR-USD 1.3050: 通貨市場には中国の対ドル元高の傾向以外に余り大きな変化は見られません: