グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

1・19-1・23週間動向 ECB QE1発表 世界市場好感、しかし

2015年01月24日 | 筆者のひとりごと
米国のUPSの決算発表の期待外れの数値国内の景況感を弱さを反映していると投資家は観測し特に株価が(-9.9%)、ナスダツクは100日線を割り込んだことがおおきく影響しています、ナスダツクは5連騰は救いです、S&P500はー0.6%です: 昨日の欧州中央銀行のQE発表が今後の欧州経済をデフレから救えるかどうか観測が必要です:

指数     週初め      週末       変化      年初来

DJIA    17511.57  17672.60 161.03  +0.9%  -0.8%
NASD     4634.38   4757.88 123.50  +2.7%  +0.5%
S&P500    2019.42   2051.82  32.40  +1.6%  -0.3%
R2000    1176.64   1188.93  12.29  +1.0%  -1.3%

年初来のナスダツクのみのポジテブな展開は1月の欧州の経済環境が大きく影響しています、原油価格の継続的な下降はデフレ傾向にある欧州経済をさらに追い詰める可能性があり中央銀行の国債買い入れによる大規模な金融緩和政策を踏み込まずにはいられない状態に追い込みました: しかしユーロ通貨の更なる対ドルレートの下降はついに1.12-1.12の水準まで売り込まれています: ユーロ圏に輸出の比重が高い中国は不安定な資金の動向に先行き観測をネガテブにとらえているようです: 国債の買い入れは各加盟国のECBへのしゅつ出資比率により決まります、比率の高いドイツ国債が30%近くなる可能性が高いのですが、顧国の中央銀行は最高33%までに制限しています、無制限の国債の発行の事態を防ぐが目的です: 加盟国の中央銀行は損失が出た場合にはECBの自国の買い入れ国債の80%の責任を負わなければなりません:20%は19か国の責任範囲です:(この案家にはドイツは反対していました): ギリシャ国債には付帯条件が付いています: 米国のQ E の終了、日本の同様に近い政策、そしておうしゅうECBの今回の政策は遅きに失知ると思います:

為替市場の動向はECBのQE発表前後から大きくなり始めていました:合わせてスイス通貨の上限介入の解除もあり新たなる通貨市場の展開が今後観測されます:

ユーロ  1.1207  日本円 117.66 スイスフラン 0.8810  ユーロ・日本円 131.86 まで変動

国債市場 6カ月債 0.05%: 2年債 0.50%  5年債  1.31%  10年債  1.79% イールド低下しています

CRB商品指数 217.15  クルードオイル 3月先物 48.79  WTI 3月 45.59  金2月 1292.60
       現物金 1294.08 銀価格 3月先物18.30と回復していません  銅価格も 250.153月ものです。

穀物市場ではコーンは386.75 三月ものとけんちょう、しかし小麦は売れました:

 


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