グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

S&P500 50日線 1680を超せず、3日目の政府機関閉鎖

2013年10月04日 | 商品市場

ダウ 14996.48 -136.66 -0.90%: ナスダツク 3774.34 -40.68 -1.07%: S&P500 1678.66 -15.21 -0.90%: 10年債券 イールド 2.6060%:

政府機関の閉鎖の3日目の展開は期待された共和党のリーダーと大統領との会談に何ら進展が見られないために再び大きなネガテブな展開となりました:また議会の近くでの銃の発砲事件もあり30分近く議会は出入り禁止となりました」:直接政治の現状と関係はないのかもしれませんが米国はゆがんだ社会が形成されつつあるのかもしれません: 80万人近い自宅待機の政府関連職員の給料もはたして支払われるのかどうか不透明です、もし払われなければ大変な事態が起こるかもしれません:さらに10月17日に財政の現金の枯渇が起き米国債券の(支払償還)に支障をきたす事態が起きれば2008年の事態よりも悪い状態に米金融市場に起きる可能性があります: これらの主因はオバマの医療制度改革、オバマケアーの1年先延ばしに対する(共和党案)に対する民主党また大統領の強硬な反対スタンスです、オバマにしてみればシリア関連でロシアに外交上の主導権を取られた現状の外交上の不手際もあり簡単には妥協できないのです:

商品市場: CRB商品指数は285.55 -0.89: WTI原油先物 103.06: ブレント原油先物 109.00 -0.19: 天然ガス 3.50 0.00: 金先物 1316.10 -1.50: 金現物 1315.92w: 銀先物 21.69 -0.10: 銅先物 328.10 +1.25: プラチナ現物 1374.28 +1.92: 穀物先物 コーン、小麦 、大豆等いずれも値を上げました

通貨市場: 豪ドル 0.9409: 日本円 97.20: 中国元 6.1207: ブラジルレアル 2.2029: ユーロ 1.3623: ポンド 1.6167: Sフラン 0.8990: 

夜間の先物市場での225は14120円を中心になガテブな展開です:チャート上に置き忘れている大きな9月2-3日間のギャツプ(13572円ー13748円)埋めに来る可能性は否定できません: 日本の株式市場並びに世界の資金はアベノミツク第4次の矢待ちですが筆者は低所得者に対する軽減税制を明確に打ち出さなければあまり期待はできなとみています:増税前の駆け込み需要で景気の腰折れはない(だから)のスタンスだとすれば大きなミスです: