生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

黒姫山古墳

2016年01月26日 | 日記
今日は歴史の方です。
昨年は、竹之内街道の事を何度か載せました。堺から奈良に向かう、日本最古の街道(官道)です。
その街道の南側に当たります。
黒姫山古墳は、百舌鳥と古市の2大古墳群の中間の位置にあります。5世紀中頃に作られたようです。

百舌鳥古墳群については、昨年2/16に触れました。仁徳天皇陵が含まれます。古市古墳群については、昨年2/17、2/22、3/1に触れました。応神天皇稜が含まれます。4世紀後半から6世紀前半にかけての約180年間に造られそうです。

黒姫山古墳の近くには、歴史の広場と言うガイダンス施設があります。申し出ると解説動画を見せて頂けました。
広場には、石室と埴輪の復元した物を展示しています。

黒姫山古墳は、この地に勢力を張った丹比氏が造ったものと考えられているそうです。
ヒドラツツジの生垣は、周庭帯(古墳をりっぱに見せる外濠)の位置を示しています。

前方部の復元場所に、葺き石と埴輪が見られます。

近くには、みはら歴史博物館もあります。

黒姫山古墳から多数発掘された鉄の甲冑などが展示されています。丹比氏は軍事を司る氏族だった様です。

黒姫山の復元模型も展示されています。

丹比神社です。
黒姫山古墳の500m位東にある神社です。延喜式内社です。この地に勢力を張った丹比氏とのつながりが感じられます。

反正天皇がお生まれになった時に、この井戸の水を産湯に使われたと語り伝えられていると言います。

歴史や神話とのつながりが、見えてきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする