不屈の精神

　　



昨夜テレビで放送された映画「ナルニア国物語」を観たおにいちゃんから
「ルーシー・ペベンシー」と呼んでいただき、
友人や家族から、「あんたテレビに出てるよ！」と暖かいメールをいただき、
女は顔じゃあない、強く生きていこうと心に誓ったマリアですこんばんは。


さて。
ダンテは昔からお外に興味津々の子です。
人間がベランダに向かえばダッシュで足の間をすり抜けようとし、
玄関に向かえばドアの前で鎮座します。



人間は脱走防止策をとりました。

まず玄関。
蛇腹のお風呂板をたてかけ、何本かの2Lペットボトルでそれを挟み、
通り抜けできないよう工夫しました。
出かける際には蛇腹を開き玄関に下りた後、
すぐさま閉めてペットボトルで押さえます。
慌てて追いかけてきたダンテは、
当初そびえ立つ万里の長城にたじろいでいましたが
効果は数日でした。
彼は体当たりすればペットボトルが倒れるということを
学んだのです。

最近では玄関にバーン・ドーンという音が
響き渡っております。
外に出られずとも玄関自体楽しいらしく、
下駄箱の中に靴と一緒に並んでいることも・・・。


つぎはベランダ。
ワイヤーネットを１００均で購入。
窓の溝に挟むように置き、それをまたいで洗濯物を
干そうと考えました。
当初はおとなしくネットの向こうに座っていたダンテでしたが、
やはり効果は数日。
今ではネットを置いて窓を開けたとたん、猛ダッシュで
やってきて網をかけのぼり、ベランダに出ようとする
人間の背中に飛び移ります。


室内飼いが猫の幸せ。
それは良く分かりますが
外の世界はダンテにとってとても魅力があるようです。
少しでも気持ちを晴らしてあげようと、
雨でない日以外はちょっぴり窓を開けておくことにしました。


そして最近。
そのちょっぴりの隙間に顔をねじ込んで


窓と網戸の間にぐいぐいと挟まっていくのがブームです。


網戸びりびり。





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