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親として、

2009年05月28日 | 子育て(Family)
5/28(木)

夜、娘のQ-ちゃんの中学のバスケ部の保護者会がありました。
私は(対した仕事はしてませんが)父母代表を退き2年生のお母さんに引き継ぎました。

小学3年生で始めた時は同じ学年の子はいなくてたった一人だったけど先輩達にかわいがってもらって一生懸命やっていました。6年生になる時キャプテンに指名されると同時に私も父母代表になりました。
バスケを始めた頃は仕事を3つかけもちしていたこともありほとんどお手伝いにも行けませんでしたので最初はそんな大役私にはとてもできないと思ってましたが他5名の6年のお母さんと下級生のお母さん、お父さん達に助けられて会則を改定したり試合ではベンチに入ってスコアをつけたり、みんなで毎週のようにあった試合の度にジャグやバケツなど多くの荷物を持って朝早くから集まりあちこちの学校へ行っては大きな声で応援しました。
この市は非常にレベルが高く市の決勝は関東大会の決勝レベルと言われるくらいで市で優勝した学校が全国大会で優勝することもありました。
娘の学校は上位の方にこそありましたが3位までに入るのはなかなか至難でした。

娘が中学1年になった時には1つ下の息子の少年野球の役員(ここでも対した仕事はしてませんが)になったのとこのチームがなかなか強く勝ち上がっていくのでその年は野球の応援に毎週行くようになりました。

昨日の保護者会でも振り返って話をしたのですが中学でバスケ部に入ってからは親が手伝う事も殆ど無く自分なりに切磋琢磨してよく頑張っていたと思います。特に思春期なので女の子同士気持ちが通じない時もあり、かなり悩んでいた時もありました。3年生が引退する時に先生から主将を指名された時も小学校の時とは違うプレッシャーがあったと思います。でも逃げずにみんなで一生懸命話し合って自分たちの力で乗り越えていったと思います。
テストに大会に合唱コンクールの伴奏者に、キーボードの発表会にと同時に色々な事が重なった時は本当に苦しかったと思いますが毎日夜中まで勉強に練習にと頑張り時には机の上で寝てしまっている事もありました。一番苦しかったキーボードの発表会の時に今回は時間もなかったしかなり難しいだろうと弾き始めは汗の出る思いでしたが曲の途中であまりの仕上がりに「なんてやつだ!」という気持ちで涙が出てきて最後には譜面が譜面台からずり落ちて弾く手にかぶさって譜面が見れなくても最後まで完璧に弾ききったときには自分の子供を信じていなかった自分が情けなく、またここまで頑張っていた娘に本当に感動して涙が止まりませんでした。決して自分に自惚れることなくいつも友達や後輩の成長や進歩を自分の事のことのように喜び努力を褒めていたQ-ちゃん。器用ではないけど何事にも妥協することなくこつこつと努力を続けてきたことを本当に褒めてやりたいと思いました。

バスケ部の父母代表になってした唯一の仕事と言えば3年生を送る会の
セッティングでしたがA花ちゃんやWちゃんのお母さんに助けられ楽しい会を開く事ができました。それにしてもこの世代の女の子が20人以上も集まるとものすごい騒ぎです。かなり世代ギャップのある顧問のC先生もさぞ耳が痛かった事でしょうが「今日くらいは」と思ってくれてたのでしょうか、「先生耳栓してんのかな?」と思うほどジーっと我慢強く見守ってくれていました。

こんな風に子供達と関わるようになってから町を歩いていたり学校へ行くと「あ~!!Q-ちゃんのお母さん!!」「Q-先輩のお母さん!!」「(息子の)Jママぁ!!」とかあちこちでよく色んな子やお母さん、お父さんから声がかかるようになりました。
朝のノーメークでのジョギング途中でも通勤途中の路上や帰宅途中の電車の中でも、買い物へ行った先のスーパーでもほんとに色んなところで色んな子や、父母に会います。ん~、悪い事はできないな~とか思いながら自分の子供以外に関わってきた子達が成長していく姿を町で見かけ、声をかけてもらえるのは本当に嬉しいものです。

ミニバスでお世話になったIコーチ、仕事を持ちながら全ての休日を長年子供達の指導の為に費やしていただき本当に感謝の思いで一杯です。中学では顧問のC先生には長い目で見て暖かく指導していただきました。本当にいい指導者に恵まれここまで来る事ができました。子供達を暖かく指導していただき本当にありがとうございました。また男バスの顧問で1,2年の時の担任のW先生も苦しい時に本当に色々相談に乗っていただきお世話になりました。それからボランティアで審判をしていただいた先輩のお母さんのWさんや後輩のNちゃんのお父さんにはサブでコーチもしていただきました。息子Jの野球チームのお父さんでバスケ経験者のKさんにも、その他本当に多くの方に関わっていただき助けていただきました。

それから一緒に苦楽を共にしたお母さん達、みな仕事やいろんな事情を抱え常に体の限界と戦いながら自分の時間を犠牲にし、子供達のために一生懸命サポートしてきました。うだるような暑い日も、嵐の日も、凍るような寒い日も体が重い日も二日酔いの日も(笑)朝早くから本当に大変ではあったけどこうやって子供達と真剣に関わってきた事はきっと一生の財産になると思います。

怪我や試合に負けると良く泣いていたQーちゃんが靭帯を損傷しても私の助けを振り切り松葉杖をついて重いかばんを背負って塾へ一人で歩いていくようになりました。私が迎えに行って荷物を持とうとしても「いいから!」と言って助けを断る姿に小学校の初登校の時に心配して見送る私に泣きじゃくりながら「ママはいいから!一人で行けるから来ないで~!」と何度も振り返って叫んだ9年前の姿とダブりました。でも今のQーちゃんはもう泣かないし振り返りません。力強く自分の力で一歩づつ歩いています。私はただ隣で一緒に歩くだけです。その内、後ろから歩くようになるのかもしれません。

一つ親の役割が終わったみたいでホッとする気持ちもありますが寂しい気持ちもあります。

さー!あとは受験です!頑張れ