元気が足らないと病気になる。^^ 病気は元の気ではない訳で、気自体の体質に問題がある訳である。現在、流行しているウイルス性疾患も、元を正せば、病気→元気となり、終息する訳である。では、その元とはっ!? ということになるが、この解明は、研究する人々の手腕にゆだねる以外に、私達には手の施しようがない。^^
とある公園に設置された日陰のベンチで二人の老人が語り合っている。梅雨の中休みなのか、空気はさっぱりとして小気味よい。
「相変わらずお元気そうでなによりです…」
「そういや、ここしばらくお会いしてませんでしたな…」
「はい。感染症もようやく終息しましたからな…」
「いい治療法が発見されてよかったですなっ!」
「そうですっ! もう人類は終わりかと一時は思っておりましたが…」
「いるんですなっ!? 諦(あきら)めない方が…」
「それが元気ですよっ! 諦めれば病気ですっ!」
「そうですな…」
元気は、諦めなければ病気を寄せ付けない。足らないと病気が発生するようです。^^
完