そっと話そう。。。②

「彼が精神的に不安定になっているので会えるかわかりません
　私が悪いんです、ごめんなさい。」

「少しでもあなたとのことを疑われたら
　取り返しのつかないことになりそうで・・・」

とメールが来て、それから一週間・・・


「彼、少し落ち着いてきました、あなたのおかげです。」
と連絡があって、突然に会おうと誘われた。。

彼の行動チェックが厳しいらしので、
あまり遅くならないうちに別れるようにして、
何回か軽く食事やお茶を一緒にした。


２人で話すると・・・なぜか彼女は涙をながす。。

「ごめんなさい、私が悪いの。でもこうなってわかりました。
　あなたのことが好きです。年下でかっこいい彼に好きと言われて
　うれしくなってしまって・・・でも彼のこと傷つけたくなくて」

「２人一緒にいたいと思った自分がバカでした。
　別れようと思って会っても好きだと言われ
　２度も別れられない私は彼にも想いがあるから・・・
　一番あなたを傷つけてるんですね、ごめんなさい。
　自分でもどうしたいいのか、涙しか出てこない。」

「でももう時間はもどせないし、全部自分の責任だし、
　時間をください。」


彼女は会うたびに、あやまるばかり・・・・

なんでも彼のことを優先していると、
ボクはひがんでばかり・・・

・・・そんな気持ちになる、自分がとても嫌いになった。



そんな日を繰り返した１０月の半ば、休日の土曜日に
彼女とゴハンを食べに行くことになった。。。