「制服のとき、君に恋した。」の感想の中で
どうして私がそんなに鎌倉の材木座海岸にこだわるのか?を書き忘れました。
以前も書いたことがあるかと思いますが
こどもの頃東京に住んでいて
10年間、夏になると毎年2泊3日で
父の会社の宿泊施設がある鎌倉材木座海岸に行っていたからです。
最初の頃は、今でいうプライベート・ビーチで
部屋で水着に着かえて浮き輪を持って、1階のベランダから外に出ます。
そのまま海までがつながっていたのです。
海は太平洋ですからね、大きな波がザザ~~ンと打ち寄せているのです。
途中からは海岸のちょっと上に国道134号線ができたので
玄関から出てガード下をくぐると海にでていましたけどね。
なにしろ、毎年通った材木座海岸では
楽しい思い出しかありません。
昼前に宿舎に着いたらお昼ごはんのいい匂いがしていて
たいていがカレーライスかハヤシライスでしたけど
このハヤシライスが美味しくて、美味しくて今でもあの匂いが甦ってくるようです。
お部屋は二階に並んでいて、海から上がった後の夕方から夜までの時間も素敵でした。
そして夜通し、勿論ですけどずっとザザ~ン、ドド~ンと波の音がしているのです。
朝は早くから目覚めて、朝食前に両親たちと一緒に
浜辺の岩場まであるいて、貝をとったり、いろんな小魚をみたり
ちいさなヤドカリを取ったりしました。
まだ暑くなる前の清々しい海岸は人通りも少なくて素敵でした。
沢山の思い出がある材木座海岸、私の宝物です。