LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

私という原型

2006-11-17 | 建築と文化
私が目指すに至ったコンクリートの表現は、
コルビジェに代表される粗粗しいそれではなく、
もっと繊細なものであった。
それは、私自身の感性から生まれてきたものであり、
現在は失われつつあるにしても、
日本に固有の美意識に裏づけされた生活を
その拠り所にしていたと思う。

これは、建築家安藤忠雄が「私という原型」の一節で語っている言葉だ。
【安藤忠雄 挑発する箱】日本の建築家編集部より

うーん、繊細さかぁ。
安藤忠雄は、コンクリートを用いた建築表現の可能性を徹底的に追求している。
また、光も空間を演出するための重要なファクターとして捉えている。
光の教会などは、まさにその典型なのだろう。

今、「安藤忠雄の現場・・光の教会」を読んでいる。
私も建築に携わっているせいか、内容がリアルに再現されていく。
安藤忠雄の世界に少しでも触れたい...。
そう感じた。


コメントを投稿