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太陽電池 ~今朝の日経から2011.10.16

2011-10-16 | 宇宙・環境・資源
太陽電池、日本のメーカー生き残れる?
こんな見出しが日経に掲載されていた。

太陽電池、世界需要の7割が欧州だ。
その欧州市場の景気悪化と中国企業の価格攻勢が加わり、日本や欧米各社が軒並み需要を悪化させている。
ドイツでは固定買取制度により太陽光普が急激に普及したが、FITの削減で市況改善も見込まれない。
米国では8月にエバーグリーンソーラーなど3社が経営破綻している。
国内No.1 シェアのシャープでも上半期は赤字だった。

国内企業は、円高のハンディを背負いながら競争を強いられ、
今後は中国勢が品質も高めてきた時が正念場となる、との内容だった。

国内の太陽電池市場は、JPECの補助金や各市町村の補助金、さらにFITの採用により消費者の購買意識が高まりつつある。
しかし、太陽電池の普及と共に補助金額の低減、FITの買取料金低減などがあり、今後国内市場にどのような影響を及ぼすか微妙な所だろう。
国策としては、当然自然エネルギーを増加させていなかければならない。
しかし、国内ではFIT価格が前年度より低下し、補助額も減少傾向にある。
太陽電池の普及、増産体制のもと確かに商品コストは低下しているが、消費者がどう捉えるかは感覚的な問題もありそうだ。

太陽電池は、商品及び施工共に品質が求められる。
20年、30年と耐久消費財として捉えなければならないが、そういった意味ではまだまだ海外製品との差別化はできるものと考えられる。

消費者にとってのより良い価値を提案し、市場の担い手になるよう努力する企業が生き残れるはずだ...。