LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

会津さざえ堂

2006-12-17 | lohas的情景
今朝の朝日新聞be on Sundayに、会津さざえ堂が掲載されていた。
奇想遺産として紹介されていた。
私は残念ながらまだ訪れたことはないが、確か何かの建築誌に磯崎新が紹介していたのを記憶している。

be on Sundayの著者は、ブリューゲルのバベルの塔を連想したと記述しているが、なるほど意味合いがわかる。
会津さざえ堂は、木造の六角堂で高さが16m。
その内部は、交差することのない上下のスロープがある。
建物の概観は、六角堂の屋根に対しスロープの形に沿って格子窓が傾斜しており、木造建築としては奇異な姿を呈している。

ホームページの紹介があったので、早速アクセスしてみた。
竣工は江戸後期だそうだが、その建築の発想については見解が分かれているそうだ。

考案者は、郁堂禅師。
なんと一説には、
レオナルド・ダ・ヴィンチが発明したとされる二重らせん図が、巡り巡って江戸後期日本に伝わり、そこから二重らせんのアイデアが伝わったのではないか、ともされているそうだ。
確かなことは分からないそうだが、しかしダヴィンチも登場してくるなんて...。

世界唯一の木造二重螺旋構造、トリッキーな世界へ足を伸ばしてみたい。