私的図書館

本好き人の365日

二十四の「歌声」

2003-12-16 23:19:00 | 日々の出来事
仕事の帰り道、華やかに飾られたイルミネーションが目に付くようになりました。
クリスマスなんですね☆

この時期は、多少落ち込むようなことがあったとしても、長続きしません。
街に輝く色とりどりの光に、流れてくるクリスマスソング。どうしたって気持ちがウキウキしてしまう♪
ケーキも予約したし、車内のBGMも携帯の待受けもクリスマス仕様。
待望の雪もこのぶんだと明後日には降ってきそう。

うちのばあちゃんが言ってました。
「お山に三回雪が降ると、里にも降りてくるんじゃ」(←こんなしゃべり方じゃないけどネ☆)

クリスマスで思い出すのは中学生の時。
音楽の時間にクリスマスソングを英語で歌うことになり、みんなで英語の歌詞にルビをふって練習しました。
みんなといっても一クラス24人(学年全部でも49人♪)しかいないので、パート分けしちゃうと本当誤魔化しがきかない! いま思うとうらやましいほど懸命に歌っていました。

忘れられないのが、十二月も押し迫ったある日の授業。
先生が一人一人にキャンドルを渡してくれて、教室のカーテンを閉め切った中で歌ったんです。
キャンドルの明りに浮かび上がるクラスメイトの顔と、響く歌声。先生がこっそり配ってくれたお菓子の包み。
火を使うというので場所は理科室だったり、表から体育の授業の声が聞こえてきたりしていたけれど、楽しかった♪♪

習った楽譜はみんな忘れてしまったけれど、この授業のことだけはいつまでも記憶にありますね。

いまの先生方は、「ゆとり教育」だとか「基礎学力の向上」だとか、やんや、やんや言われて大変ですが、子供としては人間として扱ってくれたことは忘れないものです。

…少しは勉強した内容のほうも、忘れないでいられたらいいのだけれど(笑)

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