うましかなもの

HPは常に1。
得意技は緊張。
属性は小心者。
養護教諭(正採)目指して奮闘中。

呼び方。

2006年07月10日 00時09分00秒 | 仕事場
先生に、「先生」と呼びかけるのが、まあ学校では普通じゃないですか。
ね。

でも、やっぱり子どもとの距離が近くなるとあだ名とかがつくわけです。
(ナミちゃん、とかね)

親しみをもってあだ名をつけられるとき。
そんなに嫌な感じはしないんですよ。
むしろ、嬉しい。

ありがとう。
そんなにわたしを親しんでくれて!
(自意識過剰気味)

とか。
思っちゃうくらい。

でも。
わたしの尊敬するセンパイは。

「絶対先生って呼ばせないとダメー!」

という考え方で。
今までわたしは、
ただ、漠然とその考え方を鵜呑みにする形で、子どもたちに訂正してきたわけです。

「ナミちゃーん!」

「ちっがーう!!」

という感じに。

でも。
そこに根拠がないから、どう言っていいかわからなくなるときもあって。

この間同期と飲んだときに、その人は、

「オレは別に先生って呼ばなくてもいいと思う」

と言っていて。
その理由も聞いてみて。

ふんふん、と思ったけれど、あれー?って感じだったわけですよ。
(超未熟なわたしでごめんなさい)

そのあれー?っていう感じをずーっと考えていて。

「先生」と呼ぶこと、呼ばせることの意味。

結局は練習なんですよね。
自分と相手との立場をちゃんと踏まえて接することの。

別に先生と呼ばせて、教師側がえっへん!と威張るためではなくて。

今わたしが子どもたちに「ナミちゃん」と呼ぶことを許したら。
今はいいかもしれないけれど。
今それを学ばなかったせいで、
その子が社会に出て、
自分の立場をわきまえずに愛称で目上の人を呼んでしまうかもしれない。

「立場をわきまえない奴だな」

という評価がその子についてしまうかもしれない。

うん。
それだめ!

同期の子が言っていたことも全部は否定しないけれど。
わたしは、やっぱり根拠も伝えた上で「先生」って呼ぶように指導しようと思う。
(寂しいけどね!)