小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



日頃、東海道線に乗る際には海側の座席に座ることが多い。鴨宮駅から国府津駅間を走行中、橋脚の落書きが以前から気になっていたので先日現地に出かけた。東海道線内で落書きのある場所は打越跨線橋の橋脚部分。まずは酒匂側から打越跨線橋の側道へ。打越跨線橋の側道は、一方通行で跨線橋の下でUターンして小八幡のクボタ方面へ接続。車道の先には跨線橋上部へと続く歩行者用の階段が設置されている。打越跨線橋の歩行者用階段はランニングの際に何度か通行したことがあったが、その先に向かうのは初めて。階段下のスペースには自治会の物置が設置されていた。打越跨線橋の側道の一番突き当たりは高さ1.2mくらいの柵と施錠された駐車場の入口があった。柵の先は近隣にある工場の駐車場で、その先に同じく約1.2mほどの柵があって東海道線の線路となる。割と簡単に線路に侵入出来そうな場所であることが分かった。打越跨線橋の南側に面した橋脚に落書きが4つ並んでいる。打越跨線橋は小田原市の所有のようなので、落書きの除去は市の判断になると思われるが、線路内なので作業が大変そうだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




小田原市早川を起点に厚木まで伸びる小田原厚木道路は、市街地は高架になっているが山あいの区間では道路上に跨道橋がいくつか架けられている。その中に、水路のための橋があることを最近知ったので先日撮影に出かけた。小田原厚木道路上に水路のための橋があるのは、市内荻窪の荻窪の法正寺の横。水路橋は北側の山から法正寺境内の間に架橋されている。水路橋は鋼鉄製のパイプで、全体が錆びて茶色がかった色をしていた。水路としてはあまり機能していないようで、法正寺側の受け口を見ると水はほんの僅かだけ流れていた。水路橋の支柱部分にはプレートが取り付けられていた。建造されたのは1968年9月。小田原厚木道路が全線開通したのは1969年なので、道路建設時に並行して整備されたようだ。この荻窪水路橋を知ったきっかけは、小田原市が発注するコンサル業務の入札結果に令和5年度 荻窪水路橋撤去詳細設計業務委託があったから。件名から推測すると、おそらく来年度の発注で撤去工事が行われる見込み。撤去工事を行うのには、割と大変そうな場所なので今後の動向が気になるところ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




ランニング途中、事故で損傷したガードレールや電柱等を時折目にすることがある。先日、早川沿いをランニングしていたら太閤橋の親柱が傾いていた。8月6日、早川の土手沿い箱根湯本方面をランニング中に入生田の太閤橋横を通過。普段と少し様子が違って見えたので近づく。すると左岸上流側の親柱が傾いていた。先週、早川沿いをランニング中は異常が無かったので、おそらく8月に入って損傷したと思われる。損傷した親柱の上部には真新しい擦ったような跡。周辺に車のパーツの破片などは散乱していなかったので、大型車の側面が当たったのかもしれない。橋の修繕は着手まで時間がかかることがあって、小田原大橋の高欄に路線バスが激突して損傷した際は1年近くかかったように記憶している。地味な親柱だが、やはり傾いていると橋全体が脆く見えてしまうので早く修復されることを願っている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




小田原市では、市営の久野霊園において承継者のいない墓地が増加しているため、平成30年度から後継者を必要としない合葬式墓地の整備事業が始まった。昨年度末まで外構工事が行われ合葬式墓地は完成して、この4月からは利用者の募集が行われた。完成した久野霊園合葬式墓地は、久野霊園入口から割と近い園路沿いに整備された。以前は雑木林のような場所だったが、擁壁が新設されてこの一角はすっかりと様変わり。合葬式墓地のほか、数台分の駐車場が新設。バリアフリー対応で墓地正面までスロープで接続されている。久野霊園合葬式墓地の整備は大まかに、設計業務・擁壁整備・建設工事・外構工事に分かれて行われ、総工費は公表されている情報によると税込126,827,000円。収容数は600体以上なので、単純計算で1体/約211,000円の費用。合葬式墓地なのでモニュメントのようになるのかと予想していたが、礼拝堂のような外観の墓地になった。久野霊園合葬式墓地は令和5年度から使用者の募集が行われ、初年度の募集数は50件。募集は5月末で締め切られ、埋蔵は9月から順次行われる予定となっている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




市内の小学校の中で下府中小学校と新玉小学校の校庭は全面芝生化されている。今年度は三の丸小学校の校庭が、PTAや関係者による協力のもと、芝生化に向けた取り組みが行われている。先日、選挙の投票所として開放された三の丸小学校へ。校庭の約2/3くらいの範囲に芝が張られていた。芝の定植作業が行われたのは6月11日。芝張り作業は学生時代、箱根の観光施設でバイトしていた時に何度もやったことがあるので、若干の知識や手順は把握している。ブロック状の芝を隙間なく埋めていくベタ張りだと一気に芝生化するがコストが高くなる。三の丸小学校の校庭の芝はベタ張りではなくて間隔をあけて定植して、時間をかけて芝を育てて隙間を埋めていく方法だと思われる。芝の育成状況は場所によってまちまち。芝の手入れは結構面倒で雑草を抜いたり刈ったりと、作業は腰が痛くてつらかった記憶しか無い。芝の管理はPTAや周辺住民の協力を中心に行われるようだ。三の丸小学校は校庭周囲の樹木が大幅に剪定されたので、かなり空が広くなったような感じがする。校庭を覆いつくす芝生になるまでには、まだ時間がかかりそうだが次の選挙で開放された時にまた状況を撮影に出かけたい。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ