かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

夜桜

2015年03月31日 09時22分04秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんはショートステイ。
みゆみゆはおばあちゃんち。
なので昨夜、何年ぶりかで夫婦で夜桜見物してきました。
とはいってもすぐ近くです。自転車でGO!

こんなににぎわってたっけ?
と思うくらい、月曜の晩にも関わらずたくさん人がいました。
あったかかったしね。

みゆみゆとも、また来よう。
そうちゃんは…喜ばないよね、多分。
お花が咲いてることはわからないし、屋台があって人が多いとなると難易度が高い…。
いつかまたチャレンジすることにしよっ。
いつか、ね。

さ、年度末だ

2015年03月27日 20時54分45秒 | みゆみゆとの生活
あと数日で、26年度も終わります。
激動の一年でした。

明日から、そうちゃんは1週間のショートステイに出掛けます。
その間に、みゆみゆの中学準備とか、部屋の片付けやら衣類の整理やらしたいけど…。
大抵、そうちゃんがショートに行った後って、しばらく放心状態で寝込み、なんもできないんだよね。
そこまでが全力ギリギリ生活だから…。

今年度を振り返ると、随分精力的に動いていた一年でした。
フルタイムの仕事からパートに代わり、週3~4日の勤務。
特別支援学級保護者会と、教育研究会「みんなの学校」を立ち上げました。
ボランティアや子供会も頑張りました。

来年度は、少し身の丈にあった分量にしたいな、と思っています。
とりあえず、PTA地区委員(図書委員会)、読み聞かせボランティア、子供会世話人がなくなります。
月に2回行っていた「心の電話相談」のお仕事も、そうちゃんのスクールバスの時間変更の関係でお断りすることになりました。(好きな仕事だったので残念ですが。)
元の職場のパートも、少し減ります。

スケジュール帳を見て、空欄があるのを確認し、ちょっと不安になる、貧乏性の私。
「そんなこと言って、どうせまた忙しくなるって!」と励ましてくれる(?)方もいますが…。
一回落ち着こうよ、と自分に言って聞かせている、年度末なのでした。

春休み満喫中

2015年03月25日 21時26分17秒 | みゆみゆとの生活
駆け回り 「ねます」と笑う 子を見やり
寝床にもぐる 花冷えの夜


はい。
寝かしつけ中です。
今日はなかなか寝そうにありません。
小声で「おおばん こばんが…」と言ってる。
「ざっくざく」と私が答えるまで言い続けます。

春休み、快調に興奮気味なそうちゃんです。
それを我が家では不調と呼んでいます。

今日の昼間は、昔お世話になった方のお宅へ、知り合いたくさんで遊びに行きました。
そうちゃんはそこでもかなり走り回ったけど、皆さんよく知っていてくれるので気が楽でした。

お昼をよばれて、帰宅後夕方からいつもの「水曜日の散歩」。
ビデオ屋さんに行って、帰りに公園で遊びました。
先週、広い公園に行かされて懲りたので、今日はルートを変え、家から一番近い公園に行きました。
ここなら安心。
なんたって、遊びに来てる子に知り合いが多い。

一日、よく動きました。
そうちゃんも、私も。

さて、みゆみゆですが、今日は初めての一人旅に挑戦!
新幹線に乗って、高松の親戚の家まで一人で泊まりに行きました。
心配していた岡山駅での乗り換えも無事にでき、向こうにたどり着いたようです。
やれやれ。
携帯を持たせているのでまず大丈夫だとは思っていても、やはり心配でした。

かわいい子には旅をさせろ。
きっとこれも、よい経験になることでしょう。
お、そうちゃんの寝息が聞こえてきた。
おやすみなさい。

春休みだ。

2015年03月23日 10時02分06秒 | みゆみゆとの生活
テラスでくつろぎ中のそうちゃん。
ヨガみたいになってますけど。

もうすぐデイサービスのお迎えが来ます。
私はそのあと仕事です。
みゆみゆは…今だ起きてきません。(放置)
何も予定のない今日に備えて、昨日図書館で本を10冊借りてきていましたから。
きっと思う存分ゴロゴロすることでしょう。

それにしてもそうちゃん、体が柔らかいこと。
でもちょっと心配。
朝からゴロゴロするなんて、いい兆候じゃないわ…。

みゆみゆの夢

2015年03月21日 09時51分18秒 | みゆみゆとの生活
実のところ、私の将来の夢は、まだちゃんと決定しているわけではありません。しかし、これだけはかなえたい!という夢があります。

それは、小説家になることです。
できごとを色々な視点から鮮やかに描き出せる。そういう小説を書いて、国境を越え、人々を喜ばせたいです。

…卒業文集より

超多動旋風

2015年03月19日 21時53分16秒 | みゆみゆとの生活
ブランコにも長く座っていられないくらい、超多動旋風が吹き荒れている、そうちゃんです。
ねえちゃんが卒業とか、関係ないもんね!

昨日は水曜恒例のビデオ屋さんに散歩、でした。
帰り道に突然公園に行きたいと言い出して、これがパターン化すると困ると阻止しようとした私と、路上で乱闘。
やや激しいパニックで、通り掛かった人も口あんぐり、な状況に。

しかし、ここは私の負けでした。
これほど超多動モードだと体中がバネみたいになっていて、とても動きを制限できるものではありません。
結局、立たせて近くの壁にもたれさせ、「手をつないで歩いて公園に行きます。走りません。」となんとか約束させて、ご所望どおり、公園に行きました。
公園についたら、思いっ切り走り回りました。
そのうちそのまま公園を飛び出して、知らない人の家に入って行きそうになるというハプニングも。
必死で走ってもとても追いつけません。
…だから出口が一つじゃない公園は嫌なのよ。
そうちゃんが入ろうとした家が、お留守でよかった。
もし玄関が開いてたら、そのままリビングまで上がってテレビを見ようとしたことでしょう。(これは昔やったことある。ちなみにその時は警察が出動しました。)

やれやれ。
伝わりますかね?このスピード感。

この動きが、帰宅後も続きます。
体揺すったり、大声だしたり、同じこと言い続けたり、片っ端から人のお皿に手を出したり…。

あああー。
疲労が貯まってきた。
ここから春休み突入だなんて過酷だ。
近頃、めまいと頭痛もあってなんとなく不調です。

近くにできた新しい病院にかかってみたら、随分考えてから、ドクターがこう言いました。
「めまい症と偏頭痛ですかね。自律神経の問題かもしれません。何かストレスとか疲れがたまるようなことはありますか?」

あるよ。
ブログ見て。

とは言えないけれど、「自閉症で療育手帳A判定の、超多動の息子がいます。今その子が調子悪いです。」と口にしたら、先生が真っすぐこちらを見て深く頷いてくれて、そこでなんだか涙が出そうになりました。
とてもシンプルに。私、今しんどいのか、と気づかされて。

でも初めて行った病院で泣くほどは壊れていなかったらしく、へへっと笑って病院を後にしました。

ドクターが「これはキレのいい薬だから、よく効きますよ。」とそこだけ目をキランとさせて出してくれた頭痛薬とめまい薬がほんとによく効き、今は回復傾向です。
ご心配なく!
なんたって明日はみゆみゆの卒業式ですから。
今日は、はよ寝ようっと。

最後のランドセル

2015年03月19日 21時17分18秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆ、最後のランドセル姿です。
今日も元気に、近所の子と一緒に登校していきました。

明日は小学校の卒業式。

みゆみゆのクラスでは、今日の帰り、子供達がサプライズで担任の先生にお礼の挨拶とプレゼントをし、みんなで泣いたんだって。
早くも。

卒業文集と卒業アルバムは一昨日もらって帰ってきたし。

ん?
明日何するんだ?

卒業式は、夫も仕事を休んで出てくれることになりました。
6年間の感謝を胸に。
夫婦で行ってこようと思います。

私もこの6年間で、少しは成長したかなぁ。

科学館

2015年03月15日 20時47分45秒 | みゆみゆとの生活
人工の竜巻。
きれいで、迫力がありました。

今日はそうちゃんが月に2回の日曜デイだったので、その間にみゆみゆと夫と三人で科学館に行ってきました。

「極寒ラボ」のチケットが取れたので、マイナス30度の世界を体験してきました。
罰ゲームとしか思えない寒さで、ありえないけど「ここに閉じ込められたらどうしよう」と一瞬不安になりました。
それで入り口の注意事項に「閉所恐怖症の方は避けられた方が賢明です」って書いてあったのね。

出てきてからも「寒かった」としか感想が言えず、
あまりの寒さに(ということにしておこう)借りた防寒着のポケットに携帯電話を忘れて来るという大失態をおかしてしまった。

結局、一人閉館まで残って遊んでいたみゆみゆがもらって帰って来てくれたんだけど。
大反省。
最近反省することばっかり。
自己肯定感、だだ下がり。

そうちゃんは、今日行った事業所でも「よく動きました」と言われました。
今週は調子悪かったねー。
夜中も何回も起きるし…。
このまま春休みに突入するんだろか。
明日から持ち直してくれないかな。

ちょっと弱気なみゆははと、お疲れ気味な夫です。
そんな中でも、みゆみゆは元気!元気!
昨日合唱団からもらってきたお手紙で、5月までに3つも本番があることが判明。
愛知万博の記念事業、カルミナ・ブラーナ、名フィル定演、の3つです。
休団明け、シニアの仲間入り。
求められることがグンと高くなります。
もらってきた大量の楽譜を前に、大丈夫なの!?と私はとっても不安になったのですが。
「大丈夫、大丈夫!!」とルンルンなみゆみゆ。
根性が据わってるのか、経験の賜物か、なんも考えてないのか…。
とにもかくにも、毎日楽しそうにしてるからいいや。
早速カルミナのCDを買って。
私も譜読みしてみよ。
楽しそうだから。

女子

2015年03月13日 20時33分05秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆが、春から通う中学校の「入学式までの課題」を終えました。
特に大変だったのが、社会の「新聞づくり」。
歴史、地域、人物などから一つテーマを選び、B4用紙にまとめて○○新聞を作りましょう、というもの。

地元にちなんだ歴史上の名将にしてはどうか、というみゆちちの意見を「そんなのつまんない」と突っぱね、みゆみゆが選んだテーマは「バチカン市国」。
またマイナーなの選んだね…。

図書館でバチカンに関する本を4冊借りてきて読みあさり、
「こんな宗教的なことばっかりとは思わんかったわ…」とつぶやいてパタンと本を閉じたみゆみゆ。
単に「ディズニーランドと同じくらいの面積」というだけの予備知識で選んだテーマだったらしい。

それでも、頑張ってキリスト教の歴史を勉強し、「バチカン新聞」は完成しました。
バンザイ!

さて、宿題を終えたみゆみゆが、次にやりたいと言ったことは。
編み物と、お菓子づくり。

急に女子らしいこと言い出したね。
どうした?

仕方ないので、そうちゃんがビデオを見ている間に、かぎ針のモチーフ編みを教える。
以前に長編みはしたことがあるので、まあまあ覚えていてくれました。

お菓子づくりは、「大丈夫!自分でやれる。」というので放置。
夕方、貯めたおこづかいで材料を買ってきて、「ルルとララのチョコレート」という児童書を見ながら作るという。
うん、いいんじゃない。ロマンチックですね。
チョコを冷やすための氷水を作りながら、
「これってノロウイルスの顕微鏡写真に似てるね。」とかいう発言はどうかと思うけど。
やりたいように一度やってみればいいでしょう。

今、そうちゃんを寝かしつけ始めたら、下からチョコの香りがしてきた。
さて、無事にできるのでしょうか。
私、お菓子づくりは苦手分野でして。
助言はしてあげられないのだ、残念ながら。

祈ることはただ一つ。
食器が割れたりしませんように。
ガチャンガチャン聞こえるたびに、心配が増します…。

病院通い続く

2015年03月11日 13時37分10秒 | みゆみゆとの生活
週に一回、鉄剤を注射しに行くようになって4週間。
さすがに内服薬と違って吸収がいい。
とっても元気になった感じ。
めまいもないし。
毎週行かなきゃいけないもんだろうか…

という心の声が聞こえるらしいドクターに、昨日また「ちゃんと根気よく通って下さいよ。」と釘をさされた。
私の顔は、「そのうち来なくなる相」でも出ているのでしょうか。
「ちゃんと病院行ってくださいよ!」と職場でも言われ、夜「行きましたか?」と確認メールをくれる方までいる。
ありがたいことです、ほんとに。

で、昨日の注射の話。
毎週通っていると、中央処置室の看護師さん達とも顔見知りになってくる。
そして「病院あるある」ですが、頻繁に来る穏やかな患者・静脈注射・すいている午後、というのは新人の練習にうってつけ。
処置室の待合に座った時から、ちょっと予感はした。

「はい、準備物品は?」「これとこれ、ね。」「名前の確認。必ず。」
などという言葉が、カーテンの向こうから聞こえてくる。
明らかに指導してる雰囲気。

で、私のところに「お待たせしました」と現れた看護師さんは、フレッシュでどことなく自信なさげでした。
やっぱりか。
明らかに若い。小動物系。

看護師さん、私の腕をめくって触りながら、
「ここの血管でよろしいですか?」
もしかして私に聞いてる?
「はい、お願いします。」と言いながら、心でつぶやく。
いいよ、いいよ、そこが一番採りやすいから。
そこしか選択肢はないよ。

後ろから覗き込む婦長らしき人を含め、固唾をのむ一同。

スッと刺して、血液の逆流を確認し、ほんの少し管針引いてからゆっくりゆっくり注入開始…。

ふう、と息を吐いた瞬間、
後ろにいた婦長さんが、まあまあ大きな声で、
「OK!上手上手ー。大丈夫、大丈夫ー。」と手を叩きながら去って行きました。
初めて歩いた孫じゃないんだから。

覚悟したよりもずっと手技は落ち着いていて上手で、確かに「うん、大丈夫。」ではあったんだけど。
帰り際、その新人さんがにっこり「また来週お待ちしてますー」とお見送りの美容師さんみたいに頭を下げられた時には、
うん、毎回はやめてね、と思ってしまいました。
そもそも私、相当な怖がり屋だから!それは顔には書いてないかもしれないけど!
と言いたかったけど言えるわけもなく、
またよろしくお願いします、と背を丸くして帰ってきました。

思ったより数値が回復していないので、まだまだ、まだまだ、病院通いは続きそうです。
「せっせと通ってもそれほど数値が上がってない」と帰宅後夫に言ったら、
「金、倍払うからもっとたくさん打ってもらってこい!」だって…。
昔の成り金じゃないんだから。
そういう問題じゃないし。
大体、払ってきたお金360円だったって、さっき言ったよね?

額が小さい時に限って「大盤振る舞い」的なことを言いたがる、小さな夫なのでした。
チャンチャン。