かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

夏は暑い。秋は?

2007年10月31日 06時31分15秒 | みゆみゆとの生活
あー。今20分かけて記事打ったのに、一瞬にして何かの加減で消えてしまった。
ショッキング。パソコンってこういうことがあるからイヤだ。

昨夜のこと。みゆみゆと、寝る前にクイズごっこしてみました。
私「夏は暑い。冬は?」
み「寒い。秋は?」
私「む。涼しい。かな。」
み「春は?」
私「涼しい。じゃない?」
み「ブッブー。違いましたー。春はお花見でしたー。」
(こういう時に子憎たらしい言い方をするようになった。成長、ですかね。)

私「アイスクリームは冷たい。うどんは?」
み「熱い。パンは?」
私「え?パン?そりゃ焼けば熱いけど・・・。熱い?」
み「ブッブー。パンでしょ!」
私「うーん、じゃ買って来た時は冷たいから、冷たい。」
み「ブッブー。パンは、『ほかほか』でしょ!」
(勝ち誇った顔・・・)

なんかしらんけど、クイズはいつも「おかーちゃんの負け」になってしまうのでした。

運動会

2007年10月20日 22時03分10秒 | みゆみゆとの生活
多忙な1週間でした。しかも今日も仕事。
パソコンを開ける暇も無く・・・。
ご無沙汰してしまってごめんなさい。

さてさて、皆さんの気になっている(?)秋の行事、運動会ですが。

一番張り切っていたのが夫かも。
早朝より、時々保育園の様子を伺い(近いので家から見える)、朝ごはんもそこそこに、場所取りのために並びに行ってくれました。
そしてみゆみゆも、前日から「早寝早起きするんだ~」と言っていたとおり、本当に早く起きて、意気揚々と出かけました。

問題はそうちゃん。
「今日はまったり過ごす、土曜の朝なんだー
と思っていたかどうかは知りませんが。
家を出て保育園方向に歩き出しただけで大泣き。
保育園に着くと、更に号泣。人の多さにびっくりしたのかも。

今日の台風の目はそうちゃんかなー、と嫌な予感がしましたが、
入場行進の音楽が始まると、ピタッと泣き止み、両手を大きく振って行進しはじめ、ほっと一安心。
今まで練習してきたことと、本番の運動会が、やっとつながったみたい。

結局、去年のことがウソのように、みゆみゆはみんなと一緒に運動会に参加することができました。
デビュー戦のそうちゃんも、全園児の体操では先生の横に躍り出て、堂々たる態度で参加し、自由に、楽しく、過ごせました。チビ先生のつもりだったのか??

特にみゆみゆは、去年が大荒れだったため、母としては、成長を嬉しく感じました。
来年は、また一回り大きくなるかな。
玉入れ、かごに入るといいね。(今年は正面に向かって投げていた。)
「みーちゃんは、たまいれ、ぜんぜんはいらないのー。」と悲しげに言っているのも、かわいいんだけどね。^^

お祭り

2007年10月10日 21時17分29秒 | みゆみゆとの生活
お祭りの移動動物園で、ひよこを抱っこ。

この後、恒例の餅まきがありました。
好位置につけた夫にまかせ、私と子ども達は遠巻きに避難・・・。
のはずが。
やたら肩の強い役員さん(推定年齢65歳)がいて、広場の端にいた私達のところにも、すごい勢いで飛んでくる飛んでくる!

そして成績は、というと。
私。
一つ目、後頭部に上から当たる。髪が乱れる。取れず。
二つ目、奇跡的に両手でゲット。
三つ目、一つ取れた喜びで気がゆるんだ隙に、右目直撃。痛みに一瞬うずくまったところ、目に当たって下に落ちた餅を、容赦なくおばちゃんが持ち去る。

危険すぎる。餅投げ。そして人間の本性が見える。

夫。
長身を生かし、5つゲット。
周りのおばさん達からブーイングの嵐だったらしい。
本気出しすぎ。

いずれにせよ、本当に危ないので、あと数年で廃止になるのでは?と、話しながら、家で餅を焼いて、おいしくいただきました。

更新

2007年10月06日 06時10分26秒 | みゆみゆとの生活
保育園運動会当日!
の気合が入りすぎたか(単に昨夜9時に寝たからだと思うけど)、4時に目覚めたので、ホームページ「みゆみゆ湯屋」の更新をしました。
表紙の「子ども動物園の鹿におびえるそうちゃん」、かなり笑える。
本人は命をとられるかとばかりの慌てようですが。

ところで、今日の運動会。
みゆみゆの出番は、
・開会式(歌2曲、アンパンマン体操)
・かけっこ
・障害物競走
・ダンス
・玉入れ
・綱引き
・フォークダンス(2曲)
・閉会式
と、なんと8回も出番が!
年中さんなのですが、多すぎやしませんか?

去年は、途中で緊張が切れて母の元で崩れてしまい、半分くらいしか参加できず、ほろ苦い運動会でした。
今年は、みゆみゆと2つのお約束をしました。

・泣かないで頑張る 
・お母さんを見つけても「おかーちゃーん」って手を振らない

昨日寝る前に復唱していましたが・・・
さてさてどうなりますことやら。

ちなみにそうちゃんは、親子競技に2つだけ参加。
脱走・乱闘だけは避けたいところですが、練習していたので大丈夫でしょう。きっと。(希望的観測)

また運動会の様子を、報告しますね。

毎朝毎朝

2007年10月05日 09時01分50秒 | みゆみゆとの生活
朝の支度。「グズグズ言ってなかなか支度しなくて、イライラしちゃう」
という母の声をよく聞きます。
眠たくてもっとダラダラしてたーい。そんな子は(大人も)たくさんいるみたい。

・・・それにしても。
みゆみゆのグズグズっぷりは、チャンピオン級だと思う。

「ごちそうさましたの?」「うん」
「じゃ、着替えなさい。」「だって、まだねむたいんだよー。」
「早く着替えないと保育園間に合わないよ。」「まだたべるー。」
「さっき食べないって言ったでしょ。着替えて。」「あやとりしたいー。」
「だめ。着替えなさい!!」「わかってるよ!」
このあたりからお互いキレ気味。
「20数えるから着替えて。」「30だよー。20はイヤだ。」
「じゃ、25数えるから着替えなさい。」「わかってるってば!」
カウントダウンがはじまっても、一向に動く気配の無いみゆみゆ・・・。

こんな感じで30分近く。
まー、いい加減にして、となり、結局怒鳴りつけて泣かし、かえって時間がかかるという悪循環。

これではいかん。

と思いました。
毎朝これでは、お互いの精神衛生上よくない。
今朝、仕事が午前中休みで朝余裕があったので、ちょっと考えてみました。

いつものように機嫌よく食べ終わった後、床にゴロゴロしながら着替えを拒否しているみゆみゆ。

ご飯は食べたんだから、もう眠くはないはず。
明日の運動会を楽しみにしているから、保育園に行きたくないわけではないと思う。
なぜ着替えられないのか。
なにか、みゆみゆにとって「わかりにくい」のかも。

そこで実験。

・みゆみゆに、お手紙を書く。(「うんどうかいたのしみだね」、みたいなやつ。)
・積み木の入っていた空き箱に、お手紙を裏返して置き、その上に着替えを置く。
・上から順番に、みゆみゆがいつも着る順番にしておく。

「おかあさん、みゆみゆにお手紙書いたんだ。お着替えしたら読めるよ。」

ゴロゴロしながらも横目で私のすることを見ていたらしいみゆみゆ。
さっきまでがウソのように、パッと飛び起きました。
「おてがみなにかなー。たのしみだなー。みーちゃんは、おきがえして、おてがみみるんだぁ。」

かくして、あっという間に着替え完了。
「おてがみに、えがかいてないー。」と文句を言っていましたが、とりあえず着替えさえすればこっちのもん。

これから毎日この方式をさせられると思うけど、
「30分ガミガミ叱る」よりは、「手紙を書く手間」を喜んで選ぼう。

どうせすぐに飽きるとは思うけど。
今朝、私はイライラしなかった。
みゆみゆは笑顔で着替えられた。
これだけのことだけど、私にとってはとっても嬉しく、妙に達成感のある出来事でした。