かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

2歳になりました!

2005年02月26日 22時27分36秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆが、今日で2歳になりました。
バースデイケーキは、近くの洋菓子屋さんで注文した特別なケーキ。
今年はもちろんアンパンマンの絵です。

夫の実家で、いとこたちも集まり、総勢8人でのお祝いとなりました。
桃の節句も兼ねて、ということで、義母お手製の豪華なチラシ寿司も頂き、私も満腹。満足。

最後に出てきたアンパンマンケーキに、想像通りみゆみゆは大コーフン!
「アンパンマン!アンパンマン!」と叫んでおりました。
しかしケーキと言うのは切り分けねば食べられません。
このアンパンマンケーキ、どこからどう切ってもアンパンマンは真っ二つ。
みゆみゆが悲しむかな・・・と思いながらも、「ごめんね、みゆ、アンパンマン」と心を痛めながら、思い切り縦半分に切りました。

しかし、みゆはそんなに純粋なお子様ではなかったみたい。
母の予想を裏切り、いそいそと「アンパンマン、食べるー」。
勝手にお皿まで持ってきました。

それはそれ、   
これはこれ、だね。みゆちゃん。

更新完了

2005年02月25日 21時43分53秒 | みゆみゆとの生活
ふう。やっと更新できました。
今週は忙しく、日記も書けてなかったなー。
すんません。

みゆみゆのインフルエンザは無事完治。
そして、家族の誰にも感染を広げずに済みました。
やれやれ。

最近行きはじめ、みゆみゆのかかりつけ医となったMクリニックには、今回もかなりお世話になりました。
9時から診療開始のところ、8時10分に診察券を出しに行ったら「27番です」と言われたこともあったっけ。お医者さん、このシーズンが一番の稼ぎ時なのね

夫が言うところの「ロッテンマイヤー先生とマクゴガナル先生たして2で割ったような」先生、きちんといつも「お待たせしましたね」と言ってくれて嬉しかったです。ありがとうございました。

殺気立つような忙しさの中、そういう気配りのできる人ってすごいと思う。

半落ち

2005年02月20日 10時14分19秒 | 映画
みゆみゆは、病院で、本当にインフルエンザ(B型)と診断されました。
はじめの2日間は最高39.7℃と高熱がでて心配しましたが、3日目からは37℃台に下がり、食欲もいつもより旺盛なので、今は一安心です。予防接種1回でも打ってあったので、多少軽く済んだのかな?ただ、人にうつす病気なので、しばらく(平熱に戻ってから2日間)は保育園をお休みしなければなりません。
土日も家から一歩も出られないねー。

ということで、ひさびさに映画のビデオ借りてきて夫婦で見ました。
今年の日本アカデミー賞(作品賞・最優秀主演男優賞)受賞作、だからと言うわけでもないのですが、「半落ち」を見ました。

私は映画館で以前に見ています。涙ぼろぼろ流して映画館から一人で帰るのが、恥ずかしかった
とにかくいい映画だよ、と夫と二人、ビデオで見始めたのですが、やはりこういう映画は映画館で見なくちゃダメですね。
我が家はベランダの真下が線路のようなものなので、電車が通るたびに聞き取れなかったり集中力が切れたりしてしまうのです。この映画のように、出演者がボソボソしゃべる、全体的に暗いトーンで進む、と言う映画は、ウチで見るのはつらい。
映画の持っている雰囲気、流れている叙情のようなものが、映画館で見るよりは半減だったかな。基本的に、「映画館派」だから、余計なのかもしれないけど。

しかし、それを差し引いても、十分にいい映画でした。
ストーリーをごく簡単に紹介すると・・・。
元捜査一課の警部で現在は警察学校の教職に就く梶聡一郎が、妻を殺害したとして自首してきた。梶の自供によれば、アルツハイマー病に苦しむ妻・啓子の「殺して欲しい」という嘆願に、止むに止まれず首を絞めたという。だが謎が残った。梶が出頭したのは事件の3日後だったのだ。空白の2日間に何があったのか。梶は頑なに黙秘を続ける…。

「半落ち」とは警察用語で、容疑者が容疑を一部自供するが完全には自供していないことをいうそうです。この映画では、「空白の2日間」をめぐり、警察の体面を重んじる県警幹部の組織的な隠蔽工作や、検察との対立などが見ごたえたっぷりに描かれます。また、サスペンス的な要素もあり、飽きさせません。
後半はがらりと印象が変わり、裁判の過程によって、空白の2日間に隠された真実が徐々に浮かび上がり、感動のラストシーンへとつながります。

私が完成度の高い映画と感じた一番の理由は、登場人物を一人一人丁寧に描かれていることです。それぞれの立場、考え方。ひとつの事件に関わりながら、少しずつ変化していく個人の内面、そして人間関係。見ている側の私のほうまで、途中からはすっかり引き込まれて、「梶警部」(容疑者)の人柄や、その悲しみに、ぐっと寄り添ったような錯覚に陥ってしまいました。

「あなたには守りたい人がいませんか」
エンドロールが流れる間、あたたかい涙があふれでてとまらない、素晴らしい映画でした。

ぜひお時間ある方は、家族の方と一緒に見てください。家で見るならできれば夜更けに・・・。

インフルエンザ警報

2005年02月17日 21時56分33秒 | みゆみゆとの生活
今日はしっかりとご飯を食べ、遊びながら7時半に寝てしまったみゆみゆ。
珍しいこともあるもんだ、これも成長だわ・・・なんて思っていました。

ところが。
帰ってきた夫がみゆみゆのほぺにチューをして、「ん?ちょっと熱くない?」。
急いで体温計で測ると、なんと38.8℃。
あちゃー。
さっきまであんなに、元気でおりこうさんだったのに!

こりゃインフルだな。とりあえずけいれん予防の「ダイアップ」(座薬)だけは入れました。なにせ、熱性けいれん既往3回ですから。

ここで別れるのが夫婦の反応。
私はインフルの予防接種打ってあるので余裕です。
対する夫、予防接種打っていません。しかもつい今しがた、インフル患者にチューをしました。

先週、みゆからロタをもらって地獄のトイレ通いをした矢先だけに、その顔には恐怖の色が浮かんでおりました。

インフルの潜伏期間は1~3日。さてさて、無事家族はうつらずにすみますかどうか。

それよりなにより、みゆみゆ、早く元気になってよ~。
病気の子どもを見ているのは、本当につらいものです。

新しい切り口

2005年02月16日 22時48分26秒 | みゆみゆとの生活
最近わがままが再燃してきたみゆみゆ。
泣いたりわめいたりひっくり返ったり、親を困らせます。
しかも原因はささいなことか、全く理解できないようなこと。
「イスに座りたくなかった」「自分でやろうとしたのにかーちゃんが手伝った」など。

ほとほと困って、「どうしたらいいだろうねー」と夫婦で話し合いました。
夫が「どこか医者以外のところに見せに行くか」と言いはじめ・・・。
職業柄、「児童相談所」「児童精神科」などを思い浮かべながら、「たとえばどんなとこ?」と聞いてみると、想像もしなかった答えが返ってきました。

「滝に打たれるとか」
!!
「除霊してもらうとか」
!!!

ざ、斬新なアイデアをどうもありがとう。

バレンタインデー

2005年02月14日 23時20分51秒 | みゆみゆとの生活
今日はバレンタインデー。
でもチョコはなし。ごめん。それどころじゃなかった、今年も。

夫が帰ってくるなり、聞いてみた。
「チョコいくつもらえた?」

返答は「ゼロ。」
さすがに気の毒になった。

「もう義理チョコってのも今年からないらしい。お返し買いに行く手間が減ってよかったよ。」
というのは強がりだったのか。
夜が更けるまで、何度も「とうとうゼロかぁ」とこれみよがしにつぶやかれてしまった。

こうなると、数日前に唯一くれたお義母さまのチョコががぜん意味を持ってくる。
私もなんか用意するべきだったかなー、と少し思う。
気持ちはあっても形で表さないと伝わらない?

たかがチョコ、されどチョコ、だね。

夫は買い物上手

2005年02月11日 16時27分33秒 | みゆみゆとの生活
夫は買い物上手です。

特に電化製品など大きな買い物をするときは、「価格ドットコム」などでその品物の底値をあらかじめ調べ、広告でこのあたりの電気屋での相場を見た上で、初めてY電機やK電機などの店舗へ出かけて、交渉に入るのです。
一つのものを買うのに数件回るのは当たり前。(たとえその移動にかかるコストが最終的に値下げ幅を上回ったとしてもいとわない)

交渉の仕方は
①まとめ買いをして値引きさせる
②よその店の広告を見せて下げさせる
③そのフロアの責任者を呼んで来させる
などの常套手段のほか、「前にエアコンをここで買ってお世話になってるから、同じ値段ならここで買ってあげたいんだよね~」とか、「こんな値段では話にならんよ。Y(ライバル社)さんはかなり頑張ってますよ」など、揺さぶり作戦もよく飛び出します。(ちなみに後者では、その日のうちに営業担当がY社まで偵察に行ったらしく、翌日行ったらY社より安くなっており、うちは即金で購入しました。)

こういうのって、男の人はみんなそうなのかしら。大阪は女の人もそうかな?
私にはどうも理解できず、最近は隣に立っているのが恥ずかしいので車で待っていることにしています。

でも、うちの夫の買い物上手はそれだけではないのです。

巨大スーパーYズヤへ買い物に行ったときのこと。
30ヶ所くらい並ぶレジのうち、夫は近くのすいているレジではなく、若干列が長いように見えるレジに、さっさと並びました。
「ん?なんでわざわざここ?向こうのほうが並んでる人少ないよ」
私は気づいていないのかと思って言いました。
それに対し、「なんで当たり前のこと聞くんだ」と言わんばかりに返ってきた夫の返事はこうでした。
「なんで?ここ、レジ打ちの名手の、佐藤さんのレジだよ。この人、誰よりもレジ打つの早いんだよ」
ご丁寧に、佐藤さんの「いらっしゃいまっせ~」という独特の節回しまで、まねをして。
あ然とする私に対し、夫は言い放ったのです。
「なんで知らないの?いつも来てるんでしょ?ほかのおばちゃんたちもみんな知っててこのレジに並んでるんだよ。」
うっそだー みんな、じゃないだろー。

これって普通なのでしょうか。
スーパーの店員のフルネームを言え、口まねまでできる亭主だなんて。
夫の高校の友人が、夫のことを「常に最短を目指す男」と称していたことを思い出しました。
「レジで待ちたくない」という強い思いの集大成なのね、きっと。

続・ロタウイルス

2005年02月09日 21時51分43秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆは今日になってすっかり回復したようで、ご機嫌に目覚めてくれました。
病み上がりのせいか、二重まぶたになって、前より美人

対する夫。
朝から嘔吐・倦怠感・腹痛を訴え、顔面蒼白。

なーんだ、それならと仕事を休んでもらい、今日も保育園を休ませることにしたみゆみゆと、お留守番を頼みました。

午後になってから、夫は水のような下痢を10回以上立て続けにしたらしく・・・。
かわいそうに、私が職場から「今から帰るコール」をした時には、死にそうな声で「今すぐ帰ってきてぇぇ」と。
かなり弱っておりました。

不思議なもので、みゆみゆのときはあんなに心配したのに、同じウイルスに犯されている夫に対しては心配の芽が育たず。
家に帰って「なんでアンタは大丈夫で俺だけこんな目に合うんだぁ!」と抗議を受けても、「日ごろの行いの違い?」(ニヤリ)と控えめにつぶやいてしまう私なのでした。

結局夫はその後医者へ行き、注射を打ってもらって、少し元気になって帰宅しました。
いない間に、かわいそうだったなー、悪いことしたなー、一日病気の身でみゆの面倒見てくれたのになー。
な~んて反省したけれど、元気な顔を見て、ついまた、「あ、みゆみゆ、おうまさんが帰ってきたよ!」とお馬さんごっこを強制してしまったのでした。

私、鬼嫁かしら。
明日からはかわいい妻に戻ろう、と決意し、眠りにつくのでした。ちゃん、ちゃん。

ロタウイルス

2005年02月07日 21時12分34秒 | みゆみゆとの生活
はじまりは、嘔吐だった。

みゆみゆ1年ぶりのロタウイルス。
朝から立て続けに吐き、その後繰り返す下痢。
結局一日で、嘔吐5回、下痢10回以上。
シーツや枕カバー、パジャマを何度も換え、洗濯機を2回まわしました。

しかも、私も昨夜から全身の関節痛と、悪寒、吐き気に襲われ・・・。
昼には38.0℃まで熱が上がりました。
仕事を休んで一日寝て、午後からはお義母さんにヘルプを頼みました。

みゆみゆが情けなーい声で「あ、き、ちゃーん」と呼んでくるので、続けて眠ることができず、つらかった
明日は午前中みゆを医者に連れて行き、午後からお義母さんと交替して仕事に行く予定。

晩ごはん食べて薬飲んだらちょっと元気になってきた。
みゆはもう少しかかりそうかな。

葛根湯、意外に効くね。
「かっこん、とー!」
お、みゆみゆがこの響きを気に入ったらしい。
「かっこん、とー!」「かっこん、とー!」

アンパンマン

2005年02月06日 21時50分23秒 | みゆみゆとの生活
どーしてこんなにアンパンマンが好きなんでしょう。
ビデオ屋で、アンパンマンのコーナーへ走って行き、ずらりと並ぶアンパンマンとその仲間達に大興奮!
結局アンパンマンの手遊びビデオのみ借りてきて、帰宅しました。
・・・この私がビデオ屋行って映画を借りられずに帰ってくるなんて

家に帰るなり、借りてきたビデオを見ました。
食い入るように見ていたみゆみゆでしたが、ビデオが終わりを迎え、テレビを消した瞬間。
なんと涙をボロボロとこぼしながら、さめざめと泣き始めたのです。
「アンパーンマーン」

かわいそうだったけど、思わず笑ってしまいました。
なんで、そんなに好きなの~。