会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ファインシンター、子会社で資産3億円過大計上疑い(日経より)

ファインシンター、子会社で資産3億円過大計上疑い(記事の一部のみ)

ファインシンター(東証スタンダード)が海外子会社における会計不正疑惑発覚を発表したという記事。

「トヨタ自動車系部品会社のファインシンターは16日、海外子会社で資産を累計約3億円過大計上する不適切な会計処理が行われていた疑いがあると発表した。」

インドネシアの子会社だそうです。

会社のプレスリリース。

当社連結子会社による不適切な会計処理に関するお知らせ(PDFファイル)

「本年5月上旬、当社の海外連結子会社であるファインシンターインドネシア株式会社において、2021 年3月期頃から 2024 年3月期までの期末棚卸資産の不適切な会計処理により、実態と相違がある資産計上が行われている疑いがあることが判明いたしました。その金額は現在精査中ではありますが、累計で約3億円が過大に計上されている可能性があります。」

4月25日に決算発表を行っています。

2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(PDFファイル)

営業利益が約3億円です。累計3億円の過大計上を無視するわけにはいかないでしょう。

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