まーくんは、いつもげんきに学校へかよっています。
でも、ひとつきになることが、あります
それは、通学路にある大きな病院のよこをとおるときに・・
いつもいつもひとりのこが、まどからそとをみているのです・・
どうしてだろうがっこうへはいかないのかな?まーくんはそうおもいます
あるひ、まーくんは、おもいきってびょういんへいってみることにしました
びょういんでは、いろいろなこどもたちが、たくさんいました
みんながっこうへいっていないなのかな?まーくんは、そうおもいながら、あのこをさがしました。
ひとつひとつ・・びょうしつをさがしていきます
5つめのへやで、あのこをみつけました。「こんにちは・・」
まーくんは、そのこにこえをかけてみました。
「どうしてここにいるの?」
その子は、びっくりしたように、まーくんをみつめます。
「きみにあいにきたの・・いつもそとみているだろ・・」
まーくんは、にっこりとわらいました。
そのこも、うれしそうにわらいました。
すっかり、なかよくなったふたりは、たくさんのはなしをしました・・
またあしたくるよ・・
まーくんは、てをふりびょうしつをでていろなことをかんがえました。
そのこは、かなちゃん・・
ちいさいころから、びょうきになってずっと、びょういんでおおきくなったこと・・
がっこうへ、いってみたいな・・そうおもってること
しゅじゅつをしないとなおらないこと・・
まーくんは、しらないことが、たくさんありました
また、おはなしをしようとおもいながら、おうちにかえりました。
まいにちまいにち、まーくんは、びょういんへいきます。
すっかりなかよくなってふたりは、あえるのが、すごくたのしみになりました・・
「まーくん、かなねっ・・この窓から見えるあの丘で、おもっきり、走ってみたいんだよね。
はしったことないんだよ。。」
少し、息を吸ってから、かなちゃんは、また、話し出した。
この頃、少しかなちゃんは、元気がないような気がぼくは、していた。
「だから、まーくんが、お友達と走って、学校へ行っていたでしょ・・すごくうらやましかったんだ。」
当たり前だと思っていた走ること。・・・
かなちゃんは、走ることが出来ないんだ。・・
そんなこと考えたこともなかったよ。・・・・
「かなちゃん・・いつかきっと走れるよ。
そのときは、いっしょにあの丘へ行こう・・」
そんな約束をしてまーくんは、うちにかえりました。
ある日、病院からまーくんが、帰ろうとすると、かなちゃんは、寂しそうな目で、まーくんを
みつめています
「どうしたの??。」
まーくんは、言いかけたとき・・・
かなちゃんの目から、涙が、あふれました。
「まーくん、かな、ね・・・もう、あえなくなるかもしれない・・」
かなちゃんの目から、あふれる涙を見ているとまーくんも悲しくなってきました。
「そんなことないよ。・・
一緒にあの丘へ行こうって約束したじゃない・・大丈夫だよ。。大丈夫だから・・・」
「一緒に、走ろうって、言ったよね・・
約束したんだよ・・・病気なおしてさ・・一緒に走ろう・・ねっ・・・」
二人は、そう約束して、まーくんは、うちに帰りました。
大丈夫さ・・自分にそういい聞かせて・・
それから、また月日が、過ぎていきました。
そして、ある日のこと
びょういんへいってみると・・
かなちゃんのべット・・だれもいません・・
すっかり、かたずけてあります・・
ベットのうえに、てがみが、おいてありました。
かなちゃんのてがみです
まーくん・・
いつもなかよくしてくれてどうもありがとう・・
とっても、たのしかったよ・・
でも・・さいきん、ちょっと・・くるしい・・
あえなくなるかもしれない・・
だから、てがみかいたよ・・
いつかも、はなしたけど・・
あのおかのうえ・・
いつか、はしりたいね・・
かけっこしたいね・・
いっしょにいこうね・・
どうもありがとう・・
かな・・
かぜになりたいな・・
まーくんは、なきました・・
たくさんたくさん・・なきました。
かなちゃんは、しんでしまったんです・・
きのうのよる・・
さみしくてさみしくて・・
まーくんは、なんにちもなきました・・
でも、ある日まーくんは、
もういちど・・かなちゃんのてがみをよみました。
「あのおかのうえ・・かぜ・・・」
かなちゃんは、かぜになったんだ。
まーくんは、それから・・・おかにいきました。
かぜが、ふいています・・
かなちゃんだ・・そうおもいました。
まーくんは、はしります・・
かぜといっしょに・・かけっこしました。
かなちゃんといっしょにはしります。
それから、まーくんは、さみしくなると・・
かぜになったかなちゃんにあいにいきます・・
そして・・おおきなこえで「かなちゃーん・あいにきたよ」って、さけぶんです・
すると、かなちゃんが、ぼくのところにきてくれる・・そんなきがしています
風やさしく僕のほほをなでていく。
仲良しだっだ頃の思い出をここに残したまま・・
ここだけが、あの時のまま・・
時が、止まったまま
柔らかな光とともに・・
歌う風の歌を聴きながら・・
自分たちの二人の影が見えるこの丘・・
ずっと・・・
ここに・・いつまでも・・
また、あの時と同じように・・・
柔らかな光が、僕を包む・・
「かなちゃん・・」
風が、かなちゃんの返事をここへ運んでくる。
ねぇ・・
きみは・・・
いまもここにいるの・・
ぼくは・・
きみがだいすきだよ・・・
さみしくなったとき・・
ここにきていい?・・・
きみのこえ・・・
おもいだすよ・・
あのえがおも・・・
また、ここにきていい??・・
きみに・・・
あいにきていい??
このお話で・・えほんをかこうとおもっています・・
感想を聞かせてください・・
よろしくお願いいたします
でも、ひとつきになることが、あります
それは、通学路にある大きな病院のよこをとおるときに・・
いつもいつもひとりのこが、まどからそとをみているのです・・
どうしてだろうがっこうへはいかないのかな?まーくんはそうおもいます
あるひ、まーくんは、おもいきってびょういんへいってみることにしました
びょういんでは、いろいろなこどもたちが、たくさんいました
みんながっこうへいっていないなのかな?まーくんは、そうおもいながら、あのこをさがしました。
ひとつひとつ・・びょうしつをさがしていきます
5つめのへやで、あのこをみつけました。「こんにちは・・」
まーくんは、そのこにこえをかけてみました。
「どうしてここにいるの?」
その子は、びっくりしたように、まーくんをみつめます。
「きみにあいにきたの・・いつもそとみているだろ・・」
まーくんは、にっこりとわらいました。
そのこも、うれしそうにわらいました。
すっかり、なかよくなったふたりは、たくさんのはなしをしました・・
またあしたくるよ・・
まーくんは、てをふりびょうしつをでていろなことをかんがえました。
そのこは、かなちゃん・・
ちいさいころから、びょうきになってずっと、びょういんでおおきくなったこと・・
がっこうへ、いってみたいな・・そうおもってること
しゅじゅつをしないとなおらないこと・・
まーくんは、しらないことが、たくさんありました
また、おはなしをしようとおもいながら、おうちにかえりました。
まいにちまいにち、まーくんは、びょういんへいきます。
すっかりなかよくなってふたりは、あえるのが、すごくたのしみになりました・・
「まーくん、かなねっ・・この窓から見えるあの丘で、おもっきり、走ってみたいんだよね。
はしったことないんだよ。。」
少し、息を吸ってから、かなちゃんは、また、話し出した。
この頃、少しかなちゃんは、元気がないような気がぼくは、していた。
「だから、まーくんが、お友達と走って、学校へ行っていたでしょ・・すごくうらやましかったんだ。」
当たり前だと思っていた走ること。・・・
かなちゃんは、走ることが出来ないんだ。・・
そんなこと考えたこともなかったよ。・・・・
「かなちゃん・・いつかきっと走れるよ。
そのときは、いっしょにあの丘へ行こう・・」
そんな約束をしてまーくんは、うちにかえりました。
ある日、病院からまーくんが、帰ろうとすると、かなちゃんは、寂しそうな目で、まーくんを
みつめています
「どうしたの??。」
まーくんは、言いかけたとき・・・
かなちゃんの目から、涙が、あふれました。
「まーくん、かな、ね・・・もう、あえなくなるかもしれない・・」
かなちゃんの目から、あふれる涙を見ているとまーくんも悲しくなってきました。
「そんなことないよ。・・
一緒にあの丘へ行こうって約束したじゃない・・大丈夫だよ。。大丈夫だから・・・」
「一緒に、走ろうって、言ったよね・・
約束したんだよ・・・病気なおしてさ・・一緒に走ろう・・ねっ・・・」
二人は、そう約束して、まーくんは、うちに帰りました。
大丈夫さ・・自分にそういい聞かせて・・
それから、また月日が、過ぎていきました。
そして、ある日のこと
びょういんへいってみると・・
かなちゃんのべット・・だれもいません・・
すっかり、かたずけてあります・・
ベットのうえに、てがみが、おいてありました。
かなちゃんのてがみです
まーくん・・
いつもなかよくしてくれてどうもありがとう・・
とっても、たのしかったよ・・
でも・・さいきん、ちょっと・・くるしい・・
あえなくなるかもしれない・・
だから、てがみかいたよ・・
いつかも、はなしたけど・・
あのおかのうえ・・
いつか、はしりたいね・・
かけっこしたいね・・
いっしょにいこうね・・
どうもありがとう・・
かな・・
かぜになりたいな・・
まーくんは、なきました・・
たくさんたくさん・・なきました。
かなちゃんは、しんでしまったんです・・
きのうのよる・・
さみしくてさみしくて・・
まーくんは、なんにちもなきました・・
でも、ある日まーくんは、
もういちど・・かなちゃんのてがみをよみました。
「あのおかのうえ・・かぜ・・・」
かなちゃんは、かぜになったんだ。
まーくんは、それから・・・おかにいきました。
かぜが、ふいています・・
かなちゃんだ・・そうおもいました。
まーくんは、はしります・・
かぜといっしょに・・かけっこしました。
かなちゃんといっしょにはしります。
それから、まーくんは、さみしくなると・・
かぜになったかなちゃんにあいにいきます・・
そして・・おおきなこえで「かなちゃーん・あいにきたよ」って、さけぶんです・
すると、かなちゃんが、ぼくのところにきてくれる・・そんなきがしています
風やさしく僕のほほをなでていく。
仲良しだっだ頃の思い出をここに残したまま・・
ここだけが、あの時のまま・・
時が、止まったまま
柔らかな光とともに・・
歌う風の歌を聴きながら・・
自分たちの二人の影が見えるこの丘・・
ずっと・・・
ここに・・いつまでも・・
また、あの時と同じように・・・
柔らかな光が、僕を包む・・
「かなちゃん・・」
風が、かなちゃんの返事をここへ運んでくる。
ねぇ・・
きみは・・・
いまもここにいるの・・
ぼくは・・
きみがだいすきだよ・・・
さみしくなったとき・・
ここにきていい?・・・
きみのこえ・・・
おもいだすよ・・
あのえがおも・・・
また、ここにきていい??・・
きみに・・・
あいにきていい??
このお話で・・えほんをかこうとおもっています・・
感想を聞かせてください・・
よろしくお願いいたします