kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

DQ風ゲームと将棋の話。

2008年10月31日 19時37分49秒 | 末路話
ゲーム三昧@kirekoです。

>将棋、二枚落ち(自方)勝ち



パターンさえ読めば、もうハムスターなど敵ではないわ!!

勝った途端に強気になるのは、次の敗北へのフラグです。


>DQ風ゲーム

http://www1.chironoworks.com/game/cgi-bin/wwdq/1k/

マウスか、キーボードで動かせるDQ風ゲーム。
戦闘は自動で行われ、敵の居るフィールドでキーボードのAを押すと
敵との戦闘結果が事前に見えるぞ。
アイテムやイベント、隠し要素もあり、
謎解きに近い要素があるが、まずは遊んでみて感覚を掴んでくれ
スコアアタックの要素もあるので、やり込み好きにはたまらないぞ!
ちなみにkirekoはスコア50位くらいだった!
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熱砂の10月24日~28日

2008年10月31日 18時16分02秒 | 小説の感想と批評
この身体の中に潜むものは、何だ。@kirekoです。

>今日の感想と批評

電車とかバスとかで、ヘッドフォンつけながら本(小説?活字の多さから、少なくとも漫画ではなかった)を読んでる人を見て、ふとした疑問が沸いた。
読書するとき、音楽を聴きながら読む人は多いのだろうか?
読書する時は無音じゃないと気がすまないという神経質な人もいるらしいが、実際のところどんな感じなんだろう。
kirekoは、歌を聴きながらだと文字が頭に入ってこない人+一つのことしか出来ない不器用人間なので、余りそういった事はやったことないが、もしかしたら読書には良いのかなとも思って、今日はあぶない刑事のサントラを聞きつつ、パラパラと読む事にした。
はたして音楽を聴きながら読むことによって、感想に影響は出るのか?という実験。
もし、ここを覗いてる読者が、今日のkirekoの感想にブレがあると感じたら、実験は成功かもしれない。

■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

タイムリミットボム ジャンル その他 作:山川公大

:あらすじ
妻に離婚を切り出した男。彼の身に起こる異変とは?

:感想
24日投稿作品。妻との関係に我慢できなくなった男が、離婚話を持ちかけるが……という話。短編の中でも、展開がかなりトントン拍子で進む部類。書き方自体は嫌いじゃないのだが、なんだか物足りない。創作小説の中における主人公が余命を宣告されるというのは、非常に悲劇めいたものが多いが、今作では少し落ち着きすぎているのが気になった。「一時間後に必ず心臓発作で死ぬ」といわれたら、たぶん普通の人じゃなくても落ち着いていられないだろう。想像しながら読む話としては面白くなりそう要素が色々入っているのだが、全体的に肉付けが足りないなと思った。いわゆる不思議な話で終わっており、妻に言われた事がショックだったのだとしても、主人公が何故そんな「詰まらない」行動を死の直前にとったのか?そういった理由付けの描写が無かったのが残念なのと、主人公周辺の仕事や生活環境といった、読者への印象を促す設定的なものも『夫婦関係が冷えていて、妻が横暴である』と思わせる台詞や記述以外存在せず、やや最期の行動に持っていくには、不可解な点が見受けられた。個人的には、死の一時間前にここまで言われたら(言われた妻のほうも動じないあたり流石と思ったが)、すぐさま殺意が芽生えてしまいそうだが、それに及ばなかったのは主人公に、一片の夫婦としての情があったのではないかと推測する。そうでも勝手に想像しないと最期のオチが、何か主人公が報われすぎてて、話として面白くないかなと思ってしまったからだ。夫婦仲の悪さを示す台詞などは、よくある話としての現実味はあるものの、いかんせん頭の中の奴と主人公の会話に書き手が夢中になって、構想に文章が引っ張られてしまっている。ただ、kireko個人としては、そういった細かい所に気を配れば面白くなると感じたものもあった。

:読める判定 手軽に読める :好き嫌い判定 もう少し理屈が整えば面白いかも



新しい神様 ジャンル その他 作:euReka

:あらすじ
「神様の話を聞きに行きませんか?」。道端で宗教の勧誘を受けた主人公は、「新しい神を探す宗教」の話を聞かされるが…

:感想
25日投稿作品。変な女から宗教の勧誘を受けて、すごすご主人公がついていくとそこには……といった話。相変わらず答えが出ない、オチに係わりがあるのかとても気になる、謎めいた書き方だ。想像して読む、またはオチや答えを性急に求めてしまう人には、向かない話だとつくづく思う。話の前後を想像しない人からすれば、不思議な話止まりだ。個人的に気になった点。一見、前半の「信じる神が居ないから、神を探す」という珍しい宗教を説く男が、後半のユミコの渡した「葉っぱ」のせいで完璧にブラフとして活用されているように見えるのだが、最期の主人公の「狐だった」という発言に、主人公の妻が「馬鹿みたい」と答えたのは、何か深い因縁があるのではないかと想像してしまった。答えも出ないのに読者が勝手に想像してしまうのは、不毛なことではあるのだが、ユミコは一種の「狐憑き」だったのではないだろうか。少し深みのある幾つかの会話から察するに、主人公の妻が、実はユミコにとり憑いていた狐の霊だった(もしくは同属の狐だった)のではないかと考えられる。だとすると、何故「別にどうでもいいけど」と言ったのか。彼女は人間なのか、狐なのか、深読みすればするほど、ドツボにはまりそうだ。

:読める判定 人を選ぶ :好き嫌い判定 深読み注意



夜なのに真昼間 ジャンル 文学 作:kakio

:あらすじ
想い出によって生きてこれたのか。想い出があるから今現在に納得できないのか。

:感想
26日投稿作品。過去にこだわる男の元に来た勧誘員の女が……といった話。全体を見通して思うのは、何が言いたいのかわからない事。個人的には「中盤の会話とコメディー表現がやりたかっただけじゃ?」と感じてしまうほど、序盤と最期のまとまりの無さ、読者へ理解を促すような配慮の無さは散々だった。開始3行で駄目だと思う人は、はっきり言って10行目まで飛ばしたほうが良い。後半7行と供に、別に無くても困るような描写ではないと個人的に思う。序盤とオチで何が言いたいのかはまったくわからないものの、中盤の光の速さとか、描写や言い回しは、捻りがきいてて面白いと思った。ただ、それも読者から見れば、意見の分かれる表現方法なので、十人が十人面白いと言える表現ではないだろう。前述した通り、作者がやりたい部分だけに力が入っているため、話としてのまとまりは無く、読み物として面白くないので、中盤の表現と描写が駄目だと感じた人は、即バックだ。

:読める判定 前半と後半は全てブラフ :好き嫌い判定 旨味は表現ぐらいか



猫の神様 ジャンル その他 作:ヤマモトQ

:あらすじ
ある夕暮れ、神社で、僕は猫の神様に出会いました。

:感想
27日投稿作品。一人の人間が、神社で猫の神様に会う話。全体通してそれだけなので、オチや何らかの刺激を求めている人には向かない小説だろう。個人的に良いなと思ったのは、なんとなく二人(一人と一匹?)の台詞が、距離感があってほのぼのしてて、心地よかった。個人的には、もっと主人公が猫好きである描写(なでてみたいと思ったり)や、猫の可愛らしい仕草を文章でアピールして欲しかったものの、それでも猫を飼っている人や、猫が好きでたまらない人には、自分の飼っている猫が喋りだしたとして仮定して、台詞などを読んでみると心地良いんじゃないだろうか。かくいうkirekoもそういう類の一人なのだが、台詞と背景を想像して読むと、かなり主人公の気持ちがわかるというか、「貴様そこをどけ、この俺が猫の神様と話す!」と思わず言ってしまいそうな話だった。あー、靴下猫っていいよね。

:読める判定 想像してみよう :好き嫌い判定 猫好き殺し



中谷君が振られる理由 ジャンル 恋愛 作:五月もちこ

:あらすじ
中谷君は付き合った途端、何故振られるのだろうか?見た目はイケてる方だし、性格も悪くない。私は中谷君のこと……。

:感想
   、ミ川川川彡                 ,ィr彡'";;;;;;;;;;;;;;;
  ミ       彡              ,.ィi彡',.=从i、;;;;;;;;;;;;
 三  ギ  そ  三            ,ィ/イ,r'" .i!li,il i、ミ',:;;;;
 三.  ャ  れ  三    ,. -‐==- 、, /!li/'/   l'' l', ',ヾ,ヽ;
 三  グ  は  三  ,,__-=ニ三三ニヾヽl!/,_ ,_i 、,,.ィ'=-、_ヾヾ
 三  で       三,. ‐ニ三=,==‐ ''' `‐゛j,ェツ''''ー=5r‐ォ、, ヽ
 三.   言  ひ  三  .,,__/      . ,' ン′    ̄
 三   っ  ょ  三   /           i l,
 三.  て   っ  三  ノ ..::.:... ,_  i    !  `´'      J
 三   る  と  三  iェァメ`'7rェ、,ー'    i }エ=、
  三   の   し  三 ノ "'    ̄     ! '';;;;;;;
  三   か  て  三. iヽ,_ン     J   l
  三  !?    三  !し=、 ヽ         i         ,.
   彡      ミ   ! "'' `'′      ヽ、,,__,,..,_ィ,..r,',",
    彡川川川ミ.   l        _, ,   | ` ー、≡=,ン _,,,
              ヽ、 _,,,,,ィニ三"'"  ,,.'ヘ rー‐ ''''''"
                `, i'''ニ'" ,. -‐'"   `/
               ヽ !  i´       /
               ノレ'ー'!      / O

28日投稿作品。
いわゆる一発ギャグだけど、こういう思考の奴は、言葉には出さないけど居るよねっていう感じだ。変にムッツリスケベな存在より、いっそ開放的でモテそう。(主に男にだが)いや、でもここまで正直に言われたら、好感もてるし、面白いと思うよ。
行動に移る前に関係が別れるのは眼に見えてるが。

:読める判定 黙ってりゃ良い人 :好き嫌い判定 男は狼なのよ気をつけなさい


==========終了===========

>ふうむ

やっぱり音楽は、読む時かけちゃいかんかも。
コメント (2)
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己のルーツを探る(2)

2008年10月30日 21時09分11秒 | メモ
2006年を振り返る@kirekoです。

>ミスター懐古厨。
誰が得するんだ、まさに誰得な企画二段目。
俺が振り返りたい時に見れればそれでいい的な理由が殆どですが。ていうか、ほぼ身内ネタばっかだし。
さて、以上の点を踏まえて
このブログ2006年の記事で個人的に気になったものをピックアップしていこうか。



■貸し部屋の一室で男三人のミルクせんべえ
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/d3b769ad5fdf8719a6a50dd72d914757

男ってのはいつまでたっても、馬鹿なことが好き。


■節分とチョコレートのまさかの融合
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/69b9b78375967e203ea8c9a273f66394

部長!こんな企画通したら、会社が傾きます!


■サバゲーフラッシュ原文
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/8ef8e9126d07a919f14dd67b0cd214c1

特攻野郎Aチーム!と身内ネタを知らないと、まったく面白くないというオマケつき。


■ハレルヤハリケーン三昧
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/abdfbe19ad0b329e38a33ca67658d091

2006年はノリが良くてビビる。


■若い奴には調教が必要だトロール作戦
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/5c686e541a105b1fc0a84d6b8c67d0db

今は亡き猛毒の前身ブログに対して、トロール漁記事。


■明日バイトがあるのに飲み会する馬鹿ども+ジロウ討伐
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/c694cc3b57536acaf5cb0bcb271b7e2d

2006年の恐ろしいテンションに終始圧倒される。


■第一回レンタルビデオ鑑賞会
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/48207b3ccb0a8c8182e1ffe3b4e322cb

ラーメンズのナルカミ、モンゴルのコマンダー、ハンマーのキレコ、発するマッチョな三つ巴。


■特撮サイバーコップの話
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/5789f16ed2e354041bcde7ec4f6d22d4

マニアックめの特撮の話。ネタは良かった。少なくともネタは…。


■グリップを買う頃に
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/f07961d722188321476b0e87caaacaaa

児玉清の真似しながら三国志会話は思い出してワロタ。


■一期一会の話
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/e974ae3912dde943c8db219634d86bad

こういう苦い経験を文字にして言うのも、また人間さ。


■偏見
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/bf66fd3d15690a1477c0398caeffc36e

元になった記事はもうないっていう疎外感……!


■未知の道へスリルドライブ
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/0837c7772a3d802fa865d1e2900316b5

コマンダー君が、停止線いきなり無視するのはワロタ。


■試『射』会
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/c34bbbfe3f66214fa13d521902820501

間近で見たグレネードの脅威。


■ダイエット中のハンバーグは犯罪的な美味さ
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/317c4e773d65feff979a4f8a19c1cf9f

空腹にハンバーグは、余りに圧倒的な火力だった。


■サバゲーフィールド下見運転
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/8b84b9bef67039868ce56f637f030c55

初めての長距離運転、まさに超スリルドライブ。


■身内の名前を使って美味しんぼパロディ
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/607cafc3269ddcacb89f0b7a966fa184

美味しんぼ知ってる奴しか楽しめない上、今見ると恥ずかしいネタだな。


■第一回アウトドアサバゲー
戦闘編http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/3d78c50d474b71f59c205a48d2f61602
激動編http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/03dbdb53932004cb4b3e81d3e456ccf4

すげえ、お祭り騒ぎだな。


■無礼病院
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/b89ef9f0fb012ac8f1f22eea16ed49da

恐ろしく無礼な病院にぶち当たった話。


■とんかつ屋
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/d782e8071f29d7ef86f26eede1907c14

恐ろしくマズイとんかつチェーン店で出会った店員の名前は。


■ドラゴンボールのゲーム
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/cab8697777aea12ddd3f2817769d0b9a
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/759f23a054de72a11f3a00cf7b59c4e0
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/06b629d120b650ade2752bc0afd116e7

ファミコンのカードバトルは良かったなぁ。


■アルコール禁断症状
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/1b38340a353d7914d23f8e690038fc3f

お酒も程ほどに。


■オススメ映画
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/b394d3c9a58469b8131abe6c9fd62de9

なんか微妙なんだけど、良い映画。


■死に占い
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/39ab2a15f7be5bee4a57a34f2c3cca0c

若さのあるオチで、大変素晴らしいパチパチ。



>総括

2006年の記事は、基本的にまだ若さがある。
若いがゆえに、面白い記事もあるということだ。
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お気に入り整理中

2008年10月30日 19時18分36秒 | メモ
ボトムズ次回予告
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/pbsb/pbsbvtms.htm

戦闘
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%88%A6

陣形
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%A3%E5%BD%A2

キャプつば人物
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E7%BF%BC%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

カイジ名言
http://mio.lowtech.ne.jp/books/kaiji.html

ブームくん
http://www.geocities.jp/boom_kun/AA.html

アニソン歌詞
http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/index.html

グロンギ語変換
http://ogihara.daa.jp/cgi-bin/lingro.cgi

悪魔の辞典
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kareha/trans/dd_index.htm

やなさ
http://www.oddie.com/

空想科学祭
http://sffesta2008.soragoto.net/index.html


http://red.ribbon.to/~coma820/page002.html

たしかに
http://guideline.livedoor.biz/archives/51134805.html
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します、させます、やらせます

2008年10月30日 11時27分29秒 | 拍手レスとか
イシドロ「今日やらねえ奴は、明日やんねーんだよ!」@kirekoです。

>拍手レス

17:22 そか、感想を頑張るのか…。
てっきり現実としては報われない禁断の横恋慕に身もだえしながら、そのやり場のない想いを妄想ドロ甘恋愛小説にぶつけてくれることに頑張ってくれるのだとばかり思い込み、期待してしまった自分こそが、ちょっと妄想の過ぎた変人だったみたいです。orz
(また恋愛小説渇望症が再発した半病人の読者より)


拍手、ありがとうございます。
最近冬に向けて一層寒くなってきたので、十分お体にお気をつけください。
(病人ってそういうことじゃなくて!?)
恋愛物は確かに良くも悪くも、一般人がとっつきやすいネタだと思うんですが、
それだけに「面白くしよう」とか、「ドラマティック」にしようとか考えると
かなり、あの、その、疲れるというか……おもに心の面で。
しかし妄想でも、そこまでネタを出し尽くしてもらうと、「なにくそ」と挑戦したくなるのが男の性(さが)。
ああわかったよ!やってやろうじゃないのさ!
その三角関係ドロドロ愛憎はぐれ混浴温泉はみだし湯煙殺人列車時刻表の刑事、家政婦が見たラブストーリーは突然に……一挙三時間放送スペシャルってやつをよ!


餃子は具入れすぎると、皮が破裂するってやつと同じ理論だなこれ。


20:49 拍手レスありがとうございます。m(_ _)m

えー…っと…。(-"-;A

可愛さ余って憎さ25「6」ってのがまたアレですよね。
255のデフォ崩してる辺りとか、ゴメンナサイといいつつ、
スキンと絵文字が何かすごく、↓これを求められてる気がしたので。

(* ̄´- ̄)シ☆(゜Д゜*)

とりあえず、殴っておきますw
いえ、お詫びはまたドロ甘恋愛小説を読ませて下さったらそれで充分でございます。
絵文字とか美麗スキンとかいいですから(笑)。
ブツ読ませてくださいませな。 by 藤夜 要


な、なにするんですか、痛いじゃないですか!
というわけで、可愛さと憎さが256倍の背景やめました。
(目が痛ぇんだよコンチクショウという意見ももらったんで)
いわゆるジョークよ、アメリカンスプリングハズカムジョーク。
ボクシングでいうところの、軽いジャブ。
ダメージの大きいボディブローとかアッパーとかは、むしろこれから……!!

しかし、本当に恐ろしいのは、「いいからドロ甘ブツ読ませて」という
ある種へビィ級ボクサーからクロスカウンターもらうような事実。
自分より妄想力が上だと思っている、それ系の恋愛が得意な人から、
こういう風に恋愛ブツ出せって言われたら、ビビッてチビって
恐縮してしまうのが人間という奴です。

まあ、捻くれた部屋の汚いA型の俺の辞書に、遠慮と恐縮の文字はないがな……!
(ところでブログのプロフィールバトンのほう見て気になったんですけど、血液型はA型っすよね?違ったらすいません)

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拍の手

2008年10月29日 17時33分06秒 | 拍手レスとか
男の嫉妬は見苦しくてよ@kirekoです。

>拍手レス

この度は(キーワード設定がないため知らずに読んで下さったかと思いますが)当方主催の企画作品を取り上げて戴き有難うございました。m(_ _)m
早浪さんの「ピアスの音色」、企画の縛りが厳しかったので(R指定禁止&文字制限、楽曲オマージュ)、なかなかどうして、二人の描写をするのが難しかったかな、と思います。
もう少し、文字制限を広くしてもよかったかな、と、
企画主催初経験者として、新たな面で勉強させていただく感想でした。
歌詞に含まれる要素を尊重しつつ作品を作る難しさ、という部分ですね。その辺は考えるべきでした。

っていうか、絵文字っ?!(゜Д゜)

(((( ;゜Д゜))) kirekoサンニ 何カガ 憑リツイタ…?! by 藤夜 要


拍手ありがとうございます。

当日投稿順でやってたら、ちょうどぶち当たったので、これ幸いと思って読んでみたって感じなんですが、まさか企画総括の人だったなんて、知らなかったワン。
やっぱり文字制限とか、色々縛りプレイがあったんですか。
やけに(この場合は無理に、か?)省略している部分があったんで気になってはいたんですが、そうとは知らずに、こりゃ作者に失礼なこと言っちゃったかな。
うーん、企画の概要も読まずに感想なんて言って、ごめんなさい。
今後気をつけます、絵文字も含めて

こういうのが可愛さ余って、憎さ256倍って奴ですね……自重します。


22:36 なんかミスラという言葉だけに反応して拍手してしまった。
病気かもしれない。 by kirihito


拍手ありがとうございまたおまえか。
ミスラ?確かペルシャ神話だか、インド神話だかの戦いの神の名前だっけか?
もしかして違うかもしれないけど、そこんとこ詳しく。
しかし、お主が神話スキーだったとは意外だぜ、ふふ。
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キレコンクエストⅢ そして伝説へ

2008年10月28日 19時05分43秒 | 末路話


アリアハンという国に住む、16歳の少年きれこは、魔王に戦いを挑み死んだとされる父オルテガの後を継いで、世界征服を企む魔王バラモスを倒すために仲間とともに冒険に出た。



きれこ「正直バラモス倒すのめんどくせえ」



せびん「わたしは そうりょせびん たたかいは にがてですが やさしさをつかうことができます」



ぶきこ「なんでこの世界は銃ないの?死ぬの?」



コブラ「嘘つき野郎に、偽善者に、脳みそ筋肉か。まったく先が思いやられるぜ。せいぜい、ツイてる俺様の足を引っ張るなよゴミども」


三人「……」










コブラ「な、なぜ、誰も戦おうとしない、うっ、ぬわーーっ!」



こうして幸運と毒舌だけでのし上がった男、コブラは
仲間の裏切りにあい、あえなく戦場の露と消えた。
皮肉なことに、彼を失った後の仲間達の結束は、強かったという。
棺桶ごと酒場に預けられた彼は二度と起きることはなく、
後に響くのは、新しい仲間(魔法使いか盗賊)の足音だけであった。



誰か知り合いの名前入れてRPGをしたことがなかったので、
「こいつはこんな感じだな」とパラメータふりと職業決めて
感情移入してやってみたら、意外と面白くなってきた。
ただ、初期パラメーターを運に全部ふった遊び人は、序盤ガチで使えない。
てか、最初に性格診断みたいなのがあるんですが、
いざ最期までやってみたら、「正直者」が出て、なんとなく嬉しかったり。

コメント (4)
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籠絡の10月21日~23日

2008年10月28日 12時58分39秒 | 小説の感想と批評
死が互いを分かつまで。@kirekoです。

>今日の感想と批評

( ゜д゜ )気付けば病的に毎日更新している今日この頃。
( ゜д゜ )しかし、そんな感想をしている者にとって
( ゜д゜ )一番気になるのは、周りの反応。
( ゜д゜ )ここを覗いている人は、一体どういう気分で作品を読み、
( ゜д゜ )kirekoの感想を見ているのだろうか。
( ゜д゜ )そんな気になる事が、ちょこっと書いてあるサイトを発見!

ttp://www.ac.auone-net.jp/~y-namiya/details1.htm
(もしかしたら迷惑になるかと思いましたので、アドレスは削っております。各自で追加してください。問題があれば消します)

( ゜д゜ )(たぶん、記事後ろのほうにあるKの人ってのは俺の事だと勝手に想像して)
( ゜д゜ )とにかく、こういう本音が俺は聞きたかった!
( ゜д゜ )だから、嬉しくてテンションがあがった!
( ゜д゜ )よし、感想がんばるよ!


■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

アンラ・マンユ・ジルワ ジャンル ファンタジー 作:雪芳

:あらすじ
帝国守護団飛行艇に乗る若き兵士ミスラは、商業都市ムエタに着く。悪魔に我が子を捧げた怒りの霊アンラを討伐するために……。

:感想
21日投稿作品。悪名高い外道な方法で魔法を得た人物を討伐するために、兵士である主人公を含む軍隊が彼女を追うが……という作品。前にも何処かで話したかもしれないが、kirekoは基本的に、幻想の中に現実性がない話(いわゆる剣と魔法と中世世界が絡むファンタジー)が好きではない。なぜ嫌いなのかというと、書き手が造りこむ世界観が曖昧で納得できなかったり、語る理屈や戦闘表現、その他描写がぬるかったり、やたらキャラクターの台詞が安直に特化していたり、といった理由からだ。さて、この作品はそれに該当するのか?というと、まるで該当しない。ある意味正統的な「ヌルくない」ファンタジー作品だ。おそらく読者のためを思って(長くなるから)、書き手が削ったのであろう全体的な世界観は、想像の域を超えないところだったが、この世界に存在する物質、魔法というものに関する逸話、坦々と続く緊張感のある戦闘、そういった細やかな描写や理屈がちゃんとしてある部分に関しては、好感がもて、興味をそそられた。特に、人が魔法を得るためには~の部分や、飛行艇団が襲われる理由といった理屈は、なかなかアイデアに富んでおり、しかも納得できるところに凄味を感じさせた。主人公が異国の血の混ざる混血児のため、国の軍人(子ども時代)から肌の色で差別されるなど、人種間の細かな設定も簡単に説明してあって、とても面白い。肉迫するような盗賊との戦闘描写や、機転を利かせて主人公が取る行動も、娯楽作品の旨味が篭っていて、個人的には好きだ。ただ、ちょっと読み方が浅いのか、アンラの使う魔法の描写が、表現に幻想を含みすぎていて、何が起きているのか想像できなかったのと、終盤の描写で、アンラが主人公に対して言う「同属は家族」という言葉の真意と、それを聞いて何故主人公が涙したのかの部分がわからなかった。捨てられた主人公が、アンラに母性を感じてしまったのか、もしくは、主人公がアンラの捨てた子だったのか(設定的に、この可能性は薄いと思われる)、その辺は読者の想像に任せると言ったところなのだろうか……しかし想像させられる話だった。個人的に秀作!

:読める判定 読める :好き嫌い判定 ちゃんとした理屈のあるファンタジーは好きだ。



ぼくはシチュー ジャンル その他 作:光太朗

:あらすじ
ぼくはシチュー。とってもおいしいシチュー。だってママさんが、ホワイトソースから丁寧に、つくってくれたんだもの────シチューの目から見るとある家庭の一風景。ダーク系です。

:感想
22日投稿作品。夫の帰りを待つ妻が一生懸命つくったホワイトシチューの視点からみる、ちょっと可哀想な話。シチューの存在の可愛らしさと幼さを演出するためか、若干ひらがな描写が読む時に気になってしまうが、しかし、まさかのシチュー擬人化という発想には恐れ入るところ。構成的には、ある種、子どもに聞かせる童話のように非常に簡単で、何も考えずに読める作品だが、主役だからしょうがないと思うぐらい健気で可愛らしいシチューの存在が目立っているため、捻くれkirekoが気になるこの家族の関係(仲が良いのか、悪いのか、そういう雰囲気ってやつ?)が余り伝わってこないなと思った。ただ、本筋で共感するなと思った所は、やはりシチューの特性を良くついているところだろう。ホワイトソースっていうと、グラタンが先に浮かんでしまうが(あれはベシャメルソースだっけ?)、一度でも真剣にホワイトソースや、シチューを自分で作った人、または料理を良くする人には、共感できるなぁと思うところがあった。まあ、それが転じて旦那てめえなにやってんだよって憎しみ満点気分にさせてくれること請け合いな話なのでもあるのだが。カレーなんかでもそうだが、つくり置きしたカレーを急いで食べたいからといって、強火で暖める人を見るとキレそうになる。「貴様らなべ底からルーが焦げるということを知らんのかーッ!死んでしまえー!」と、某海原先生ばりの怒気で叱りたくなる。暖める時は直火ではなく、湯煎にかける方が……なんて手間は普通の主婦だったら言ってられないが、茶色のホワイトシチューは、実際食べようとなるとむごいという事をこの場を借りて強く提言しておく。

:読める判定 ひらがなが気になる :好き嫌い判定 シチュー好きには眼を塞ぎたくなる小説



カレーなアタシ ジャンル ファンタジー 作:高橋なつみ

:あらすじ
カレー大好きな彼とアタシのお話。

:感想
23日投稿作品。カレーが好きな男を好きになった女が、あまりの熱意に……と言った作品。キレンジャー(初代)、もしくはバルパンサー(サンバルカン)クラスのカレー好きであるkirekoが、「カレー?俺が読まねば誰が読む」と軽い気持ちで読んだことを後悔するぐらい、とても恐い話だった。勝手な見解かもしれないが、この話はファンタジーというより、サイコホラーとか、世にも奇妙な物語のミステリーに近いものなんじゃないだろうか。ある種、読み取りよう(前半のバイトの話や、友人から言われた事を考えると、話の流れとして彼女が最初から、その物ではなかったと思われる。となると、好きで好きでたまらないと思う気持ちが人間の体質を物質に変えてしまったか、感情移入をしているだけか、もしくは、彼女が何処かに隠れながら、ただそう思っている事の比喩表現なのかもしれない)によっては、主人公の被虐性カニバリズムが現実として現れた、実に恐ろしい話なのだが、内容は至ってシンプルに書かれているので、手軽に読める。激烈な愛の末の妄想だとしたら、怖くはないんだが、原文中の アタシ、このままカレーになっちゃうのかな。という変化の見えるくだり以降を実際に想像すると、怖くて夜トイレに行けなくなる感じだった。

:読める判定 手軽に読める :好き嫌い判定 恐ぇぇぇぇっ



朝青龍にごはんとライスをトッピングしてみた  ジャンル その他 作:灯宮義流

:あらすじ
ごはんライス先生300本おめでとう!というわけで朝青龍にごはんとライスをトッピングしてみた。

:感想
無茶苦茶ワロタ。
というわけで、23日投稿作品。まずタイトルがズルい。そして、現実離れしたぶっ飛んでるナンセンス作品だ。一連の相撲協会事件を思い出させるような皮肉たっぷりの発言や、ラストのオマケまで一発ギャグが多いので、笑える人には笑えるネタだと思う。いきなり白米をぶつけられる例の力士と、その後の行動を想像するだけで、何か面白かった。嫌味なブラックジョークも、格好つけずにここまでぶっ飛んでしつこく書くと面白いのだなと思った。個人的には「かわいがり」あたりも入れて欲しかったが。

:読める判定 難しく考える事はない :好き嫌い判定 ぶっ飛んでる話と、ネタがわかる人には面白い



しゃっくりうたう  ジャンル 文学 作:かせいち

:あらすじ
しゃっくりの歌。わたしは彼を愛していた。彼はしゃっくりをする癖があった。

:感想
23日投稿作品。しゃっくりと瞬きが止まらない癖を持つ彼を愛してしまった主人公の話。ジャンル:文学となっているが、この作品の元々の筋はおそらく、詩だ。なんで詩なの?って言われると難しく、理屈ぬきでそう感じたから、と曖昧な事しか言えないが、やっぱり表現の仕方が普通の小説よりも、ちょっと不思議な感じがした。癖の描写に関して面白いなと思ったのは、原文のしゃっくりをする彼に対して主人公が言う、
 わたしも髪を触ったりいじったりするし、鼻こすったりもするし、指ぱきぱき言わせたりもする。
 髪の毛ぷちぷち抜いちゃう人もいれば、爪噛む人もいるし、両方の瞳を真正面に向けることができない人もいる。

なんて表現や、しゃっくりや癖に関して、主人公がモノローグ中で意図的に反復する手法は、なんとなく面白いなと思ってしまった。ただ、やはりよくわからない部分も多い。異性の癖や仕草に惚れ込むというのは、あると思うのだが、呼吸もできないくらい連続でしゃっくりしたり、眼を閉じてるぐらい瞬きする癖込みで、主人公が好きだったというのが、なんとなく納得できなかった。そういう変なキャラクターだと思えばいいのだが、実際に考えてみると、しゃっくりや瞬きは、ただ耳障りなだけだと思ってしまう。小説やエッセイで大事なのは、想像と共感の部分という話を聞いた事があるだけに、この変な癖を持つ主人公に共感できるかというと、kireko自身は出来ない気がした。(例題あたりで気付くべきだったが)

:読める判定 変な表現には詰まることも :好き嫌い判定 キャラクターは面白いと思うが、共感はできない


===========終了============

>ゾーマ「なにゆえ、もがき、苦しむのか、他人の本音を聞くことこそ、我がよろこび」

( ゜д゜ )こういう悪辣な感想ブログを続けてやってればこそ思うことだけど、
( ゜д゜ )偽りない本音を語ってくれる反応があるって良いよね。
( ゜д゜ )人の言葉が、嘘か実かの判断基準?
( ゜д゜ )そんなものは、ハートでわかるだろうが!
コメント (2)
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渇望の10月16日~20日

2008年10月27日 09時42分44秒 | 小説の感想と批評
流される己の血潮で、渇きを癒す。@kirekoです。

>今日の感想と批評

昨日の自分の感想を見て、気持ち悪かったので、もう二度としません。
誰かの物真似が出来るほど器用じゃないっていう事を痛感。
あ、だから二次創作駄目なのか……!

で、思ったんですが。
やっぱり中身のない作品の感想ばかりやってても仕方がないので、
kirekoが少しでも興味のある作品の作品解説と、
感想だけやっていこうと思います。
あと、大分前から徐々に省略していたんですが、
今回から基本的な誤字脱字、文章作法はもう突っ込みません。
もし作品の著者がこのブログを覗いていたら、各自推敲するか、
小説スキルをあげるサイトなどで勉強し、学んでください。
作品飛ばされた方で、読んでくれっていう人がいたら
言ってください。後で読みます。

■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

最も大切なモノ ジャンル エッセイ 作:ドリーK

:あらすじ
これはある番組を思い出し、自分が大切なモノを綴ったエッセイです。初めて書いた作品なので、不備が見えるかも知れませんが、ご了承下さい。望むなら、何か大切なモノを思い出して貰えれば、と思っています。

:感想
16日投稿作品。人間というものに大切なのは、お金か、夢か、そんな疑問を判りやすい例題を載せつつ、後半は作者の(?)生き方を書き綴った作品。序盤の例題は、現実と理想をわかりやすく説明できてると思うし、中盤の「それは違うと思う」なんて意見は、言葉尻を捉えて捻くれた読み方と理屈を説きながらも、kirekoが読んで正論だとも思うところがあったので、考えながら読むと、なかなか面白いのではないだろうか。ただ、その後の自分語りがちょっと長い気もした。作者も愚痴だと言っているし、こういうエッセイだから仕方ないと思うのだが、作者の意図した意図しないは別として、どうも同情心を買わせようと感じてしまう愚痴は、聞いていて面白くない。世の中に溢れるエッセイは、大概こんなもんだと思うし、実話だから仕方ないと思うが、そこはもうちょっと描写や雰囲気を柔らかくして、面白おかしく書いたほうが、読者にとっては良かったんじゃなかろうか。苦労を体験している人間が書くからリアリティが伝わってくるってのは理屈だけど、それを口に出してしまうと、とたんに説得力が薄くなるって言うのかな。うーん、そういうところ、気になっちゃうのは、たぶんkirekoが捻くれてるせいだろう。

:読める判定 序盤中盤は自分の意見を考えながら読むべし :好き嫌い判定 割と納得



半神 ジャンル ホラー 作:メリーさん

:あらすじ
小説の構想を練りながら、いつか作家になることを夢見ていた僕。――しかし、ある日、僕の考えた話そのままの小説を発表している男に出会い……。

:感想
17日投稿作品。ノートに書き綴った創作のプロットが、何処の誰かもわからない奴の作品になっていた。盗作の可能性はない、しかし彼が有名になるうちに主人公は……という話。基本的にホラー成分は薄く、謎めいたことの答えも出ないので、納得はできない話だろう。最初は、物を書いたり、妄想したりする奴にはよくある、「ネタが被った」って奴で逆恨みする話なのかなって思ったが、自分だけしか知らないはずのネタをどうして彼が知って、主人公が彼の作品に嫌気がさしてノートにネタを書かなくなった途端、どうして彼が同時にスランプになるのか、考えてみれば不思議だ。ただ、その不思議に理由がないところが残念だ。途中からは、原案側と原作側のメールのやり取り、現実でのやり取りもあって、憎しみが殺意に変わったという理屈はわかるのだが、最期までノートと二人の関係について、明確に判るところは書かれていなかった。一個人の推測に過ぎないが、本文中の描写を見ていくと、元々二人は一つの存在であり、何かの作用で、心や思考が別れたドッペルゲンガー的な存在だったのではないだろうか。最期は双方とも欠けた部分を補えず、互いに思慮を欠き自滅していくのだが、結局彼らがなんだったのか、最後までわからず終いだったのは、ミステリーの余韻を残す感じで良いのだが、読者としては答えを知りたいところだ。しかし、そういう謎の理屈付けを想像するのも、面白いのではないだろうか。

:読める判定 後半読みにくいところあり :好き嫌い判定 彼らは一体なんだったのか



ラブカクテルス その85 ジャンル 恋愛 作:風 雷人

:あらすじ
今宵は実験の末に出来た、驚異のカクテルです。ご賞味あれ。

:感想
18日投稿作品。嘘か実か判断できないほどいい加減な学者が、ブラックホールを造りだしてしまい、人々は消えて吸い込まれていく不安から、ブラックホール発生源の一番遠いところに集まってくる……という、SF要素の多い話。オチの良し悪しはどうあれ、偏屈な科学者というのは、とにかく答えに飢えて、少々の犠牲は仕方ないと考えるという表現の仕方は、面白かった。この世の終わり、世紀末とは意外とこういう風に起こってしまうのかもしれないし、この物語の主人公格(一応話の中で)みたいに、見えない危機を謎と思いながらも、いざ直面すると友人と語らう余裕が生まれ、開き直ったりするのかもしれない。そういう想像が容易く出来るところは、流石に上手いなと思った。最期の最期で主人公格から、絶対優位を保ち、自分が生き延びる事に隙のない科学者の目線で語られており、話がブレた感があるが、彼が落ちた最期の落とし穴は、まるで勧善懲悪の〆そのもののようで、軽くスッキリしたのも事実だ。

:読める判定 想像できる :好き嫌い判定 割とアッサリ



すべらない小説☆01☆(ラーメン屋さん) ジャンル コメディー 作:ミジンコ

:あらすじ
一気に読めるすべらない小説。経験と実績が産んだ奇跡のエピソード!!1分で読みきれる疾走間と読みやすさが魅力!!

:感想
19日投稿作品。
一分で読みきれる疾走感と、読みやすさが魅力という話なので、読んでみた。
結果はもちろんkirekoが言うまでもないだろう。

:読める判定 \(^o^)/ :好き嫌い判定 \(^o^)/ジョイ君、すべすべやー



停滞する留守番 ジャンル 文学 作:上月

:あらすじ
ある夏の日の夜の、親のいない子どもだけの留守番。

:感想
20日投稿作品。父親と離婚し、他の男の愛に生きる母親の元に残った、二人の子どもの留守番の、その孤独感を描いた話。登場する全ての人物、全ての事物の動作一つ、心情一つとっても、描写の細やかさには脱帽する。特に、公園での妹の姿の描写なんかは、仲間に入れない妹の寂しさを理解しつつも、声をかけるしか行動できなかった主人公の気持ちが、ひしひしと伝わる書き方で、思わず何度も反復して読んでしまった。基本的に改行が少ないので、本を読み慣れない人には一文が長く感じられてしまうこともあるが、読み進めれば意外と面白いので、読んでみる事が大事だと思う。とにかく、留守番となった二人の心情描写を、動作や表現一つで、こうまですんなり想像させてくれるのは、凄いことだと思う。新しい男のためにせっせと化粧をする親の姿を確認しながら、いざ居なくなってみると襲ってくる孤独感や、遠くに置いていかれたと感じてしまう焦燥感、妹の面倒をみつつ、主人公の心の弱さを、ここまで伝える事が出来るのは、描写された文章の凄味があるからだろう。ただ、終盤出てくる蝉の死骸の意味や、主人公の独白なんかは、それまで細かく描いていた全体と比較すると、ちょっと説明不足気味で、唐突な雰囲気さえ感じてしまう。たぶん、想像してください、ということなんだろうけども、この作者の書き方からすると、ちょっとオチの後の無常な雰囲気を読者に誘うには、足りなかったかなとも思う。しかし個人的には、秀作!

:読める判定 質感のある描写と書き方 :好き嫌い判定 想像できて好きだ



===========終了=============


>HEHE

目に留まった品物だけを紹介する、まさに好き嫌いの多さが目立つ今回。
改めて思ったのは、好き嫌いの多い雰囲気を含む作品のほうが、kirekoの感想は、はかどると言う事。
最初に決めた自分のルールに逆らうものの、
やりたいようにやったほうが自分にも心地良い。
その程度の傲慢は仕方ないとふんぞり返るのも、
またkirekoという人間の生き方だということだ。


( ゜д゜ )あ、でも飛ばされた作品で良いのあったら教えてください。
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ス拍手レ

2008年10月26日 16時36分19秒 | 拍手レスとか
そのパワーアップが何なのか気付くには、諸君等のクリックが必要だ@kirekoです。

>拍手レス

15:48 なんかくれくれうるさいから無記名で罵詈雑言をな拍手じゃない拍手をしようと思ったけど、大吉なので撤回した。
運が良かったな。
なんてね by きりひと


またお(ry)ありがとうございます。
ふぅ、大吉をつくっといて良かったと思うぜ。
お前の活火山で俺の休火山の危険が危ない頭痛が痛いところだったぜ。


20:51 ハリ……ネ……ズミ……カワイカ……ッタノ、ニ、、、

という思いを告げようと思って拍手を押したら凶でした。でも「今日の運勢は凶」というハイセンスギャグに心洗われたのでよしとしようと思います。

というわけでいつも見ています。応援してます。
あのぅ、これといってオフレコでもないですが名前が出るのは恥ずかしいので、名前は怪人3面相とかでオブラートに包んでいただけると嬉しいです。すいません、シャイで。


ハリネズミそんなに可愛かったのか…!?
くっ、やはりポップでキッチュなスキンのほうが、好まれるのか…!?
ぐぬぬぬっ、拙者わからぬ!
可愛らしさ全開のスキンで、邪悪なことを言うのは、なぜだか心が痛むでござる!

ふふふ、しかしシャイか。
このぉ、愛い奴め
いや、別に無記名でも匿名でも構わないのに、なんと嬉しい事に名前とブログまで教えてくれるとは……ありがてえぜ、くくーッ!(むせび泣きの音)
しかもつくった本人も気付かないオヤジギャグに気付くあたり、流石は怪人3面相!奥が深いぞ!
何より感謝感謝、嬉しい言葉でございます。
シャイだろうが、なんだろうが、
こうして拍手を残してくれた事は、ありがてえことこの上ないのでござりまする候。

0:10 クレしん初期のEDですね、わかります

さっ、後楽園で僕と握手しようか!
お主、なかなか、やりおるのう。
クレしんアニメ初期を見ている人は、
リアルで漫画読んでた世代ぐらいだと思っていたが、
こんな辺境の地にも、わかる奴がおったとは……!
うむ天晴れじゃ!

※ちなみにその歌



※ちなみにkirekoがクレしんで一番トラウマなED

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収奪の10月15日

2008年10月26日 15時41分58秒 | 小説の感想と批評
吹きつける砂粒が、心に刺さる。@kirekoです。

>感想をやり続けて思うこと

自分の感想が、書き手にも読者にも無益だと感じ始めたら
この企画は、きっと終わるだろう。

積み上げてきたものを壊すのは、性分に合わないが、
一つ終わって、また違うことをやり始めるのも悪くない。

案外、沁みるものだ。
他人の目から見た、自分の積み上げたものというのは。

ちょっと自分の書いてきた感想に関する記述(いつもお世話になってるブログ以外で)を見つけて、それを見つけたことの喜びと、文章の隙を見透かされた寂しさを感じたkirekoであった。
(てかどうでもいいけど、なんで俺自身がポチッと押すと、大凶ばかりでるんだこのWEB拍手……はっ、まさかラフメイカー!?冗談じゃない!)


>今日の感想と批評

他の感想ブログにあって、このブログにたりないもの。
それは直観力と可愛らしさだな。
直観力と可愛らしさ……直観力はまだしも、可愛らしさって……。
うだうだ言ってねえで、やってみっか、その可愛らしさとやらをよ!
(今日の感想は、いつもの五十倍、可愛く甘く送ります)

■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

雨の子 ジャンル ファンタジー 作:happycome

:あらすじ
3人の中学生が昼休みに仲良く話していたところから始まった・・・

:感想
噂話程度の話をしていた中学生三人組が、実際に体験する話
最初読んだとき、ちょっと簡潔にまとめすぎかなって思ったよ。
地の文が少ないっていうのと、台詞と改行が多いかなって思うし、「を→と」なんていう誤字もあるから、残念。
オチもストンと落ちちゃってる感じで、もうちょっと雨の子に関して「実はこんなことが!」的な盛り上がりがあるのかな~って勝手に期待してたからかもしれないけど、不思議な体験をしたってだけで終わっちゃうには、勿体無くて、物足りないかな~っていう気持ちだね。
でも、説明事態は軽くて読みやすいし、不思議だなぁって思うところもあったので、誰が喋ってるのかわからない状態でも、そういう寸劇(エチュード)の台本として考えたら、結構読めるかもね
不思議な体験だけじゃなくて、もっと盛り上がる展開を考えたら、良い作品になるかもね!

:読める判定 簡単 :好き嫌い判定 オチが、ちょっと



初秋の陽炎 ジャンル 文学 作:志内 炎

:あらすじ
ある秋の一日。幸せについての一つの考察。

:感想
大人の恋人同士のエスケープを描いた作品ですね。
おお~、台詞も地の文も、読者の想像力を刺激させて、なおかつ無駄なものを省いて、雰囲気だけ伝わらせるなんて、うん、凄い表現力ですね!
食料以外に無駄なものを持ち込まず、旅先について服も着ずに生活する二人が、蕩けるような甘い雰囲気に飲み込まれながら、体を密着させて言う「私たち、安物のスプーンみたいですね」という台詞は、なんだか吸い込まれてしまいそうでした!
終盤の二人の気持ちの描写が良いですね。
都会を離れて互いにエスケープした愛の日々が、終わってしまう事が悲しいのか、それとも寂しいのか、彼女が言った「もう、これ以上、何も欲しくない」って台詞は、今が一番の幸せだと主人公に思わせてくれる、ちょっと健気でいて、切ない感じがして、好きな表現でした

:読める判定 しかしここは何処なんだ :好き嫌い判定 好きだね



湖畔の宿 ジャンル 恋愛 作:中部 航

:あらすじ
修学旅行、生徒指導の先生の見回りが厳しい中、主人公と二人きりで会いたい彼女が考えた作戦とは・・・・超短編の純愛(??)小説です。

:感想
あ、甘ぁぁぁぁぁーい!
先生の目が光る修学旅行中に、人目に触れないように会う、甘い二人のひと時。という話です。
三点リーダの使い方がちょっと気になるけど、読むには問題ないかな
見える色気は殆どないんですが、どこかむず痒い雰囲気が僕は好きですね
昔の話(携帯がないので、自由に連絡を取り合うことも出来ない)なので、クラスにはカップルがイチャイチャしてたら、わざとはやし立てたり、冷やかす奴もいて、互いに迷惑がかからないように付き合うのは大変だったっていう雰囲気が、文章から伝わってくるのが良かったです。
湖畔で、互いにジャージ姿で抱き合うのは、ちょっと絵としてロマンチックじゃないですが、ちょっぴり大人になろうとする等身大の学生同士のプラトニックな恋愛感覚が伝わってきて、個人的には別のロマンがあって良い話でした。
見てみぬふりをしながら、二人の背中を後押しする応援する先生も素敵ですね!

:読める判定 読める :好き嫌い判定 意味は違うんだけど、逢瀬って良いよね。



拝啓 神様 ジャンル その他 作:葉之上青虫

:あらすじ
少女の残酷な好奇心が全てを狂わせる。

:感想
姿かたちもわからない神様に宛てた悩みぬいた一人の少女の決断を書いた告白文と、その決断を実行した後の様相が、平行して語られるという、ちょっと暗めで、オチを想像するとキツイ話。
事件の後の神様宛ての告白文と、現実に流れていく時間の対比が、良く纏められていて想像しやすく、一種のスリルを感じさせ、読者を焦らすような独白の書き方は、とても面白いと思いました。
それだけにオチが余りにも衝撃的でいて……報われない……。
オチまでの書き方も面白いと感じましたが、全ての旨味はオチに集約されているといっても過言ではありません。
少女が抱く、彼女への執着心、そして独占欲が徐々に憎悪になり、それは明らかな殺意に変わっていく様相が、読んでいてとても面白かったです。

:読める判定 平行の対比が面白い :好き嫌い判定 オチにやられる



ピアスの音色 ジャンル 文学 作:早浪討矢

:あらすじ
学校に行かない大学生の僕と売れないモデルをしていた彼女との1シーンの回顧録。TMNETWORKの「GIRL」という曲へのオマージュ作品です。

:感想
何もせず、ふらふら女のところに転がり込む主人公と、誰かに羨ましがられたり、嫉妬されたりして、初めて自分の存在が確立し、それを貪欲に求める女の、ちょっと大人びた話。
恋人同士という関係でもなさそうな二人が、ただ寄り添うだけで、行為に及べないなんていう描写もあったりして、登場するキャラクターの性格なんかも特殊で、双方とも一筋縄ではいかない、性格が見えてくる書き方は面白いと思いました。
終盤、部屋の中で、主人公が彼女に買ってあげたピアスの表現なんかも、主人公の虚無感というか、寂しげな気持ちを表現していて良いな~。
話自体読んで、二人の関係の終わりが、切ないとかは感じなかったけれども、読みながら、場面を想像していたので、段々見えてきた彼女の性格に、なんとなく納得してしまいました。
納得してしまった部分として、彼女の人間的な心理がありました。
それまで如何わしい事スレスレのことをして生活費を稼いでいた彼女が、芸能界でスポットを浴びるなり、豪華な家具や物を増やしたり、豪華な新居へ引っ越してみたりする、以前まであった寄り添う愛のようなものとは対照的な、虚栄心みたいなものが見えて、人間心理として、なかなか面白いと感じました。
ちょっと長く感じる中盤のおとぎ話は、彼女のその後を示す伏線、そして彼女を表す比喩だと個人的に思うのですが、その話自体を本文で引用していなかったので、もしかしたら関係ないかもしれません。
もしかしたら、鏡に映らなくなって落ち込んだのは、主人公のほうなのかもしれませんね。
中盤の話が構成的に長く感じてしまいましたが、話として良く出来てたので、読者としては、そればかりに目がいってしまいましたが、比喩として出したなら、もっと印象的に本文に絡めても良いかなと思いました~。

:読める判定 中盤の話に気をとられる :好き嫌い判定 二人をもっと描写してくれると映えるかな



=============終了================

>どうにも

自分の思う事をオブラートに包まず、可愛らしく伝えたつもりが、
なんだか絵文字使った事によって、馬鹿にしてるみたいですいません。
一応言いたいことは言ってますので、なにこいつの感想キモいと思われることはあれども、自分の感想として間違ったことは一つとして言ってませんので、もし感想を読まれる書き手さんがいたら、安心してください(何を!?)。
個人的に当たりと思う小説が多い日に限って、ふざけた縛りプレイをするkirekoでした。

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「おまえ」と呼ばれると不快

2008年10月26日 10時11分10秒 | 末路話
おまえって言うことが、一つの段階だと思うんだが@kirekoです。

>呼び方

「おまえ」と呼ばれて「不快」大半 ネットアンケート(朝日新聞) - goo ニュース

 「おまえ」って職場や家庭で呼ばれたら、どう感じる?――。朝日新聞が実施したアンケートで、およそ8割の人が「不快」「腹立たしい」と感じていた。「うれしい」は1%にも満たず、「『おれ』『おまえ』の時代は終わった」「一種のパワハラ」との指摘もある。

 朝日新聞の会員サービス「アスパラクラブ」の記者ブログに今夏、仕事やプライベートで「おまえ呼ばわり」されることへの違和感をつづった記事を掲載したところ、読者から多くの反響が寄せられた。このため、7月中の5日間、インターネットでアンケートを実施し、約2万人の回答があった。

 職場などで上司や先輩に「おまえ」と呼ばれたことがある人は男性52%、女性30%で、男性の方が多かった。パートナー(配偶者や恋人)から呼ばれたことがある人は、女性で39%、男性で7%だった。

 自分が「おまえ」と呼ぶかを聞くと、男性の3割強が、職場でもプライベートでも「ある」と答えたが、女性はいずれも数%にとどまり、「おまえ」という呼び方が男性に多い言葉遣いであることを裏付けた。

 女性の78%、男性の81%が、パートナーに「おまえ」と呼ばれたら「腹立たしい」または「なんとなく不快」という選択肢を選んだ。

 「新婚当初、おまえと呼ばれることでよくけんかした(30代、女性)」「(妻に)おまえとは何よ、とすごい剣幕で怒られた(60代、男性)」など、女性の抗議で「おまえ呼ばわり」をやめた男性も多い。

 一方、職場で呼ばれることに否定的な人は、女性で87%、男性70%と、女性に拒否感が強い。男性は、「特に違和感はない」人が26%(パートナーの場合は15%)いた。

 「上司・部下という立場は、人としての上下ではない(50代、女性)」「尊敬できない上司から言われるのは抵抗がある(30代、男性)」との意見に対し、「男の世界で先輩、上司からおまえと呼ばれないほど寂しいことはない(60代、男性)」という人も。

 女性のうち、「おまえ」と呼ばれて「うれしい」という選択肢を選んだ人は1%以下と圧倒的に少なかったが、上司らに呼ばれてうれしい女性(0.3%)よりも、パートナーに呼ばれてうれしい人(1%)の方が多かった。実際に呼ばれた経験がない人(0.7%)よりも、呼ばれたことがある人(2%)の方が、うれしいと感じる女性が多かった。

 会話での相手の呼び方を研究している東京都立国際高校教諭の小林美恵子さんは「目上が目下を『おまえ』と呼ぶのは古くからあり、女性も使っていた。戦後、若い男性同士が連帯意識を込めて『おれ』『おまえ』と呼び合う会話が急増する一方で、おまえは女性一般には使われなくなった。アンケートでは10代以下の女性の14%がパートナーをおまえと呼んでいる。ことばの中性化が進めば、おまえは男性専用ではなくなるかもしれない」と話している。(冨岡史穂)

     ◇

〈ブログの要旨〉

 男性が、妻や恋人を「おまえ」と呼ぶ場面に居合わせると、相手を見下しているように聞こえて不愉快になる。一方、自分が友人や職場の上司・同僚から「おまえ」と呼ばれる場合では、違和感がなかったり、腹が立ったり、相手によって感じ方が違う。ブログ読者からは男女ともに賛同意見が多かったが、「おまえと呼ばれたい女性の方が多いはず」「おまえには親しみが込められている」などの投稿もあった。

(朝日新聞より)


「お前」って確かに、親しい人以外には使わないなぁ。
この「お前」って指してる人が「誰だよ」ってのはあるが、軽い付き合いしかしてない友人知人関連に「お前」とか言うのは難しいね。
もちろん初対面の人に「お前」とは言えないし、「君」なんていったら失礼だし、やっぱり「さん」が妥当だと個人的には思う。
「様」とかはオフィシャルな時間ならともかく、プライベートじゃ馬鹿にしてる感じだし、たまに冗談で「殿」とか使うけど、あれも聞きようによっては、不快に感じる人もいるのかな。慣れてくれば、互いにあだ名で呼ぶ事もできるんだが、それでもなかなか「お前」とは呼べないね。

呼び名、敬称なんて、でけえ世界の中では小さい事で、それがプライベートの付き合いなら、どうでもいいじゃんとか思うけど、それでも世間様って奴は聞き耳たてといて「あの人があの人のことを呼び捨てにした」とか、意識しちゃうんだよな。
英語のYOUなら怒られないのに、「お前」とか「あんた」っていうと怒るのはどうなの。これだから人間って奴は……。
※決して体験した話ではありません。人づての伝聞です。

というわけで、友達の中で「お前」と呼ぶ人も居れば、「~さん」と呼ぶ人も居る超差別的な意識を持つロマンシングな外道kireko。
そんな自分が今ぱっと思いついた、他人を呼ぶ時の敬称の、kireko的使いどころと意味をパラッと載せていこう。

・「○○さん」
目上目下関わらず、かなりの確立で使う。おそらく敬称の中では、最多数を誇る。
親密度の高い人に使うこともあれば、最近付き合いだした人にも、初対面の人にも使う、攻めても守っても強い頼もしい奴。まさになんでも切れちゃう万能包丁的な意味合い。

・「○○君」
あまり親しくない後輩を呼ぶ時、または冗談で使うことが多い。
自分が使う呼び方としては正直、好きではない。
ただ、年上の女性にこういう風に呼ばれると、ちょっとドキッとする。
でも、親しくない上司に言われると、ちょっとビビる。

・「○○様」
電話口で使うことが多い……。先方様的な、ちょっと疎遠な意味が混じってる。
仕事で使ったことがあるが、あまり良い気分はしなかった。
リアルでは冗談でこそ使うが、意図的に使おうとは思わない。
もし使うとしたら、かなり馬鹿にした感じで使うだろう。

・「○○殿orミスター○○」
リアルで使うとなると使いどころがかなり難しく、応用も利かない。
一度使ってみたことがあるが、連呼すればするほど、相手を馬鹿にしている気がするので、使うなら一度だけが良いだろう。
メールや、特殊な会話の中で、たまに出たりするが、使用頻度は低い。

・「○○」(あだ名)
ちょっと親しくなって、「○○さん」と呼ぶのが嫌になったら使う。
名前で呼ぶのにはまだ距離が遠い場合や、打ち解けるための手段で使ったりすることもある。
ちょっとした悪意や、その場の軽いノリで決められることもあるが、個人的には親しみがあって意外と嫌いじゃない。

・「○○」(名前呼び捨て)
格別親しい人限定で使うこと、または冗談でいう時がある。
大人数で他の誰かが居る時や、場の司会進行役だったりすると、「~さん」を使ったりすることもあるが、タイマンの場合は互いの関係に親しみを込めて、呼び捨てする事が多い。でも、使う時は、かなり限定的。

・「お前orあんた」
かなり親しい人限定で、喜怒哀楽の気分が高まると言ってしまう。
これが出てる時は、平素の傲慢に磨きがかかり、敬語敬称云々の大人の仮面が抜けきって、完全にその場のテンションで喋ってるときが多い。誰かと面と向かって、kirekoが「お前は~」と言い出したら、とてつもなく信頼しているという事です。


以上、ぱっと浮かんだのだけ記載。
書いてる途中、外国の話を外来語横文字使用禁止で全翻訳したら、超面白くなりそうとか考えてるkirekoでした。



>細かいことだけど、自分が思うこと

ようは「お前」って言葉が許せるのか、許せないのかの判別は、互いの距離感が近いのか遠いのかってことが全てなんじゃないかな。
かつて紹介した小説の中で、友達と親友の境界線は何処なのか?っていう話があったが、口では平等を唱えつつも、やっぱりどっかで線引きをしてしまうのが人間だろう。
順位付け、友達ランキング、なんて書き方は酷く差別的だが、誰の心の中でも、きっと似たようなものがあると思う。
捻くれた物の見方かもしれないが、心の何処かで話しかけやすい人の一番目、二番目とか決めたり、「この事に関しての相談ならこの人しかいない!」と決めつけることも、変な言い方をすれば個人の番付、ランキングなのだと思う。

でも不思議な事に、人間関係のランキングは変動することがある。
普通に考えたら、新しく付き合った人が下位にきて、長年付き合っている人のほうが(相手の人間性にもよるが)上位に来るのが当然だろう。
しかし、人間関係は付き合った年数がズバリ影響するわけではない。
例えば、同じ趣味をもっていたり、同じ目標に進んでいたり、同じ苦難を一緒に乗り越えたり、同じ痛みを知っていたりといった、半ば人生の共感と協調、またはショックを受けるような大きな事件の後に来る印象のようなものによって左右され、ランキングは変わったりする。
もちろん、自分の行動によって急接近し、互いに親しくなったりすることもあるが、逆に嫌われたりするのも、また人間関係だろう。
必ずしも年功序列にはならないところ。常に形をつくらず、水のように不変であるところ。そんな人間関係の距離感のとり方は、創作、リアルを問わずに、考えれば考えるほど本当に面白いものだと思う。

って、どうでもいいことを長々と書いてしまった。

ようするに、言いたかったのは、
たまにkirekoがリアルで、誰かを呼び捨てにしたり「お前」って言う時がありますけど、それは互いの距離の近さ、親しみを込めて言ってるわけで、別に嫌いだとか、わざと言ってるとか、そういう勘違いすんなよ馬鹿野郎という事と、もし誰かが、聞いて不快に思ってるのなら、言ってくださいという話でした。


言い訳がましい?
うるさい、こういう言い方しか出来ないんだよ。
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拍手レース

2008年10月25日 15時43分57秒 | 拍手レスとか
なにゆえもがき、くるしむのか、拍手コメこそ、我が喜び(ゾーマ)@kirekoです。

>拍手レス

17:37 フヒヒwwサーセンww

拍手ありがとうございますっておい!
URLが張られてると思ってみたら、何懐かしいフラッシュ張ってるんですか。
こ~こはど~この箱庭じゃ?(注意!ホラー系です)


22:07 らしくないスキンに老女が泣いた。(ノД`)
カワユス!
kirekoさんらしくないっす!
ジョー、というよりもむしろkirekoさん、あなたが何処におちたいんだ?(゜Д゜)クワッッッ!!!

カスタムお疲れ様です。m(_ _)m
来るたびに、結構その辺も楽しみなところです。
gooにもblog作ってみようかな…。

無記名にしても、何となく身ばれしてそうな無記名サンよりv


ありがとうございます。
009のラストシーンは、何だか言ってて切ねえです。
というわけで、スキンの話。
この邪悪と悪徳が詰まったブログには余りにも場違いだったのと、赤字デカフォントが見辛かった理由で、ハリネズミスキンは、一日でお役ごめんとなりました。
話は変わって。
どこかに落ちるなら誰かの夢の中に落ちたいです。
あ、現実だったら、オーストラリアの海に落ちて、運良く助かりそうなところを人食い鮫に襲われる、ピンチの連続という感じでも面白そうです(!?)


22:08 一回だけで立ち去ろうとしたら、ベルセルクの誘惑に老女は負けた。orz
ネタ仕込み過ぎです、勘弁して下さい。(ノД`)
全部見たくて暇を見つけちゃアクセスをして、
無為にPVに貢献しちゃうじゃないでつか…。orz


どうぞどうぞ、一日に何度も来訪して、PVを稼ぎ、
連続で拍手をしてこそ、我が喜び。まさにkirekoの思う壺だ!
というわけで、ベルセルクは中学時代に全巻買って、今でも購入している気に入りの漫画でして、深夜無理してアニメ版なんかも見てました。最初から今まで、とにかく良い台詞が多くて、台詞を選ぶのが難しいです。ちなみに今回の台詞は、断罪の塔編で出てきたkirekoお気に入りのキャラ、健気に生きる勝気な売春婦ルカ姉さんの台詞です。

しかし、ベルセルク以外の他の台詞は、
色んなところから引っ張っているので、全部わかる人は、なかなか通ですよ。
ふふふ、ついてこれるかな。

12:38 オフレコの方

ブログのほう見ました。報告ありがとうございます。
じゃ、準備が出来たらしましょうか。

人付き合いのホップステップを通り越して、いきなりジャンプな発言で、すみません。kirekoは、基本的にそういう奴です。(今思ったけど、知らない人が見たら変な印象もたれるかもな、これ)


>ヒョヒョ

みんな はくしゅ を するんだ!
すれば するほど きれこ の こころがおどるぞ!
むごん も いいが
たまには なにか いってみることも だいじだと
とうぞく の かけい が いっているぞ!


いや、別に無理にとは言いませんが。
拍手よこせこのやろう!

ふっ、これぞkireko流、ジャンル『素直ギレクール』
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啓蒙の10月14日

2008年10月25日 14時53分17秒 | 小説の感想と批評
復讐するは、我にあり。@kirekoです。

>今日の感想と批評

なんだかとっても、次から次に欲しくなる
甘い日もある、辛い日もある、だけど大好きさ

このフレーズだけで元ネタが何かわかった人は
後楽園遊園地で僕と握手!

■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

奴がそこにいる ジャンル ホラー 作:C.B

:あらすじ
毎日毎日同じことの繰り返しにうんざりしてる俺はコンビニで買うものが無くなったことに気づいた。

:感想
疲れた男が行った、病んだ行為と、それに巻き込まれたコンビニの話。最期にスプラッターな描写はあるものの、初読の段階では「どういうこと?」と疑問が沸いた。再読してやっと理解することが出来た。読んでて気になる部分としては、少々の脱字や、地の文や台詞を途中の途中で改行(改行し過ぎ)してみたり、行頭空けを突然やってみたりと言った、ぶった斬り演出。横書きでの読みやすさを重視しているのはわかるが、どうも受け付けない雰囲気がある。しかし、それはそれ。内容は意外と想像できる。コンビニに何度も行き、商品全てに既出感を感じる男(主人公)の動向、話しかける妻が何も喋らない理由、序盤にあるやけに妙な擬音や表現、それらを読み取っていき、念入りに再読すると理解できるホラーテイスト。一度、頭の上に浮かんだ「?」が消えてしまえば、とてもわかりやすい作品だと思う。個人的には、男と妻がそうなった理由を明確にして、何があったのか解説文もいれて欲しい気もするが、それを入れるとホラー作品としての想像の余韻が薄れてしまうので、これはこれで完成している気がする。ただ、やはり前述の問題点もあって、濃厚なホラーを求める読者に耐えうる作品ではない。

:読める判定 改行具合…… :好き嫌い判定 わからなかったら再読してみよう



笑顔への後悔 ジャンル その他 作:辻堂 瑞稀

:あらすじ
小さな頃に連れてもらった七夕祭り。お金がないのにお母さんは駄々をこねる私に優しかった……。

:感想
裕福ではない、どちらかといえば貧乏な家柄の子ども(主人公)にせっつかれて、祭りに出かけた母と子の話。本文中で直接的な描写はされてないのだが、父親の存在が見えないところをみると、ワケありの母子家庭なんだろうと想像させる。というわけで、感想に入っていこう。祭りの夜店で、三つだけ物を買ってくれる約束を取り付けた子どもが、母親の財布事情も知らずにせがむ姿は、子ども時代に経験のある人なら共感に近いリアリティを感じることが出来るだろう。ちょっと主人公が子どもだからと言って、色々と注意散漫過ぎる気もするが、それでも子の親として、落としたカキ氷を買い、失くしたわた飴を与え、そして財布の中身を確認しながら、主人公のためにくじを何度も引かせる母親の姿は、健気であり、kirekoの涙腺を刺激した。後半は、まさに親の心子知らず、知った時には親はなし、というベタな話なのだが、前に何度か言ったかもしれないが、kirekoはこういう肉親の情を扱った作品に弱い。思い入れが強すぎるのか、勝手な想像が先行して第三者の目で感想を言えなくなるのは、感想を言う側として、とても悔しいことだ。

:読める判定 最期の後悔が若干綺麗すぎる気もするが :好き嫌い判定 個人的には弱いジャンル



ガラクタ山の女の子 ジャンル ファンタジー 作:栗田隆喬

:あらすじ
ぼんやりとした薄明かり。いくつもの、ガラクタの山。女の子が一人で、ガラクタの仕分けをしていました。ガラクタの中にあった一つのお人形を手にした時です。「……ねぇ」お人形が語りかけてきました。

:感想
役目の終わったガラクタと主人公の対話。ガラクタの仕分けをする場所で、人形と喋っている時点で妖しさ満点の主人公だが、どこか童話的ファンタジーなので、そこを言うのは無粋というものだろう。「人形と会話するなんて、どんなメルヘンだよ」と普段のリアル浪漫主義のkirekoなら捨ててしまいそうな話だが、人形の思いや、話をするうちに輝きを見せる場面などは、読めるところもあると思う。どんなに大切にされていた人形も、時間が経てばガラクタとなり捨てられるのは常なのだが、それでも良いなと思った台詞表現がある。ガラクタであることに傷ついている人形に、優しく「役目を終えるのよ」と諭す場面で、女の子の言った「想いも、記憶も、なくてはならないもの。でもいつかは離れていくものなの。だから、役目を終えたら、その人のもとを去るのよ」と、それに続く、「その人にとっては、とっても、とっても、必要で、大切なものだったから。だから、去らないといけないの。その人のためにも、ね」という台詞は、なかなか綺麗な表現で、台詞を受け取る人形の気持ちを考えると、感慨深いものがあったと思う。

:読める判定 読める :好き嫌い判定 嫌いじゃないファンタジー 



スターリー・スカイ ジャンル その他 作:Yoi

:あらすじ
大学の臨海実習で訪れた、日本海の離島。実習最後の夜、宴会の騒ぎに疲れ果てた「私」は、一人施設の屋上へ上る。そこに待っていたのは、本州では見たこともないほどの満天の星だった。

:感想
離れ島で見えた、満天の星空を見て、主人公が思うこと……といった話。星を見る雰囲気というのは、なかなか特殊な物で、主人公に思いを寄せる(?)女性と、一緒に居たら、男としてはキザな台詞の一つでも浮かぶところだと思う。しかしそんな台詞は吐かないフリして、意外とキザな台詞を吐きつつもクールを決め込む主人公と女性の会話、その距離感のある会話のキャッチボールは、読んでいてロマンチック(あくまで雰囲気)だなと感じた。個人的に良い演出だなと思ったのは、原文中で彼女が星空を見上げながら言う「私達が生まれた時も、けんかして泣いた夜も、うれしくて笑った日も、悲しい別れのあった日も、星は同じように空にあって、同じようにまわっていたんだね。...そうして何時か、私達が、この世界とサヨナラする時だって、」という台詞の後の一呼吸。そして、それに続く台詞は、満天の星空という特殊な雰囲気に飲まれながらも、読者が想像できる、なかなか粋な演出だと思った。

:読める判定 読める :好き嫌い判定 ロマンチックだ



バイブレーション ジャンル 文学 作:kakio

:あらすじ
休日の朝、目覚ましによって不覚にも起こされた男はあることを想起する。

:感想
!?
すげえオチがあるのかと期待してたら、何もなくてガッカリイリュージョン。

:読める判定 途中までは面白そうな空気なのに :好き嫌い判定 ガッカリした



Imitation friend (偽友達) ジャンル その他 作:菜宮 雪

:あらすじ
ネット小説の投稿を趣味にしていた男は、ある日、自分の力作を酷評しているブログを見つけて、ショックを受ける。感想文屋と自称する女子高生の、そのブログには、男の作品だけでなく、他の人の小説もひどい言葉で、なじられていた。許せなくなった男は、このブログの主と偽りの友達になろうとする。

:感想
これどう考えてもコブラの話じゃねえかw
いや、まてよ、コブラの猛毒の手法は、このkireko様の感想を劣化コピーさせたものだから、もとをただせばこのブログのことを指しているのでは……いや、まさか、そんな……まてよ、他にも感想ブログが……?く、くやしいっ、でも興味があるから読んじゃう!
というわけで、感想ブログを運営している人と、それに無慈悲に扱き下ろされた書き手の復讐をネタにした小説。作者の名前を見て、どっかで見た名前だなと思ったら、前にkirekoの作品を評価してもらってる人でしたありがとうございます。しかし、それはそれ、これはこれ。近ければ近い人ほど「愛でかためた鋼の鞭」を感想という形で浴びせるkirekoの選ぶテイストは、もちろん星の王子様(カレー)辛口だ。あ、その前に断っておくが、この小説は作者も語っているように「ネタ」であり、「特定のブログの話」ではないという事を、読者の念頭に置いて欲しい。そういうのを植えつけた側の人間として言うのは何だが、ネタはネタとして楽しむことが重要だ。
さて、まず気になるのは話の流れ。ちょいとばかし中傷された書き手側の、陰湿な復讐にばかりスポットが当てられ過ぎているような感じがした。最期、中傷した側の因果応報を示す、皮肉めいたオチをやりたかったのはわかるが、こういう小説に元々興味の無い人(感想ブログ自体を知らない人)を引き込むには、若干展開の演出不足というか、物語が一方向に坦々としすぎていて、復讐劇独特の読者への焦らしや、綿密に練られた仕掛けによって引き起こる、相対する者たちの心理面の駆け引きが薄い(薄いというより、終始その描写が単発で終わってるって感じだが)気がした。作品を中傷する感想人の煽り文句も、まだまだ優しさが残っていて、読んでいる読者に「こなくそ」と苦々しい思いをさせるには、足りない感じもした。感想人側の年齢も考えて、こういう風に演出したのだと思うのだが、もっと憎たらしく書いても良かったんじゃないだろうか。悪意が満ち満ちた具合に扱き下ろしたいと思っているなら、それこそ作品を捻じ切って踏みつけるように徹底した罵倒が欲しいと思う。もちろん復讐する側も残忍で冷酷に行うのが良いよね(ドSの思考)。
そうは言うものの、やはり興味のある人には面白い作品なんじゃないだろうか。現にkirekoは、当事者たちに近い位置に居たことによる興味もあったので、長い文もスラスラ読めた。作品中の当事者の年齢が若かったので、扱き下ろし切れなかった感はあるが、「相手を怒らせるツボとして有効なのは、どれどれがこうという理屈も付けず、頭ごなしに否定すること」というのを、文字で上手く表現しているのには、好感が持てた。だからこそ、憤慨と激昂の後のオチがスンナリというか、綺麗過ぎると感じてしまうのかもしれない。捻り方は色々あるが、個人的には、徹底した復讐劇の完遂か、もしくは復讐されたことへの反撃を期待してしまった。

:読める判定 興味があれば読める :好き嫌い判定 怒る気持ちを、もっと行動で表現してほしかった



============終了==============

>( ゜д゜ )

当日投稿順五作品でやってきた禁を破って紹介したのには理由がある。
たんに面白そうだったから。
いやー、しかしまさか感想ブログが、小説のネタになるとは思わなかった。
でも現実には、作品中に登場した、何処かの誰かの感想に「こうじゃない!」と怒る人も、それを根に持って復讐する人も、あまり居ない気がする。
実際に復讐される事は嫌だけど、反発したり、熱の篭った意見を言ったりする
そういう人の発言が、kirekoは一番欲しいんだけどね。
誰かが「こう」と思ったことに、他の誰かが「こう」と思ったことをぶつけるのが、真の感想の醍醐味なんじゃないだろうか。
そうやって、作品自体を盛り上げていけば、感想を言われる作者も喜ぶだろうし、感想を言った側が読み間違っている点も見えてきて、読みの浅さを反省することも出来るし。
もちろんそれは一方通行の喧嘩ではなく、明確な理屈とルールのある、理解ある大人同士の範疇でだけど。



いや、というわけで、ほんと毎回毎回。
適当なこと言ってずびばぜん。
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色々いじってみた

2008年10月24日 17時38分10秒 | 末路話
ちょっと改良@kirekoです。

>融通の利かないブログとして有名なgooブログ様

オリジナルモジュールという新しい機能?
ってのが追加されてたので、ためしに導入してみました。
ついつい記事に張るのが忘れがちになるWEB拍手の設置と、
フォント拡大縮小が1クリックで出来るようになりました。
拍手の内容もそろそろ変えようかと画策してます。

そうそう、
これで重くなったとか、そういう問題あったら随時受け付けます。
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