目蓋の重さに耐えながら@kirekoです。
>今日の感想と批評
( ゜д゜ )飲み会+カラオケは
( ゜д゜ )喉を潰すのにはもってこいだ。
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■甘く砕けた ジャンル その他 作:testrip
:あらすじ
婚約した女性と、二ヶ月経ってようやくその人におめでとうを言えた女性のお話。あらすじでネタバレするのは私的クオリティ。一応、ガールズラブとしていますが、そうでもないような気もします。その辺は個人の自由。ってなわけでジャンルもその他です。タグは笑って見逃してください。
警告
この小説はガールズラブ要素を含みます。
苦手な方はご注意ください。
:感想
29日投稿作品。あらすじでネタバレしているのだが、むしろ必要悪というか、本文中に細かい説明が無いので、それを踏まえて読んだほうが良いかもしれない。というわけで感想に入っていこう。表現で良いなと思ったのは、ブラックコーヒーを飲む相方の素っ気無い反応(これは本文中では『嘘扱い』されているが、これは言われた主人公の受け取り方次第だよね)をもらい、主人公のモノローグ、原文で言えば『余計な事を言うもんじゃないな。と溜め息を吐く。コーヒーを飲む気にはなれない、甘くないコーヒーなんて。半分違うだけでこんなにも苦いとは思わなかった。人間の味覚がこんなにも優れているとは思わなかった。』の味覚に優れるという描写が、ブラックコーヒーに対しての素直な感想なのか、それとも相方への差異を如実に感じた主人公の思考なのか、はたまた自分の感覚が感傷的になり過ぎて、そのように感じてしまったのか、色々な想像の余地を読者に持たせる描写は、なかなか良かった。個人的には主人公と相方の背景をもう少し緻密に書いて欲しかった。最期に主人公の放った「おめでとう」の意味が、優しさに満ちた不純なものなのか、それとも主人公の復讐か、最期の報復か(本作中は嘘となっているが)。想像は想像を呼ぶ話だった。
■暗闇のカラス ジャンル 童話 作:betymogu
:あらすじ
夜の闇に紛れ、男は少女達に夢を与えていた。しかし、時折自分が惨めなピエロに思えてならなかった。
:感想
物事を比喩を交えながら写実的に捉えることが小説なら、童話はその逆だと思う。童話は、難解ではない幻想、かつ夢のある話、現実世界から逸脱した一種のパラレルとしての要素もたまには持たなければいけないと思う。そういう意味で、これは童話ではなく皮肉にも小説的な作品だと思った。この作品の童話としての致命的欠陥は、構成でも演出でもない、無駄な解説文の多さが読み手への想像の余地を失わせると言うか、要は文章中に必要以上の感情と、その情報を盛り込んでしまったことだ。決して悪いことではないのだが、書く地の文と描写、そして登場人物の馴れ合いが、余りにも小説的になりすぎて、童話としての本筋を見失ってしまったような気がした。まあこれは一読み手の感覚なのだが、ようするに『喋りすぎ』なんだよね。しかも童話なら「こういうのもありかな」で終わるが、小説として見ると「で?何が言いたいの?」と言った話の旨みの無い感じになってしまうところが、この作品の悪いところか。
■殺人輪廻手帳 ジャンル ホラー 作:黒ぷりん
:あらすじ
殺人現場に遺された一冊の黒い手帳、これが引き金だった……
:感想
ホラーとして感じるかどうかは、個人のレベルによる。幼少のみぎりに幽体離脱経験はあるが、霊感は殆どないkirekoにとって、この話は何を言っているのかサッパリだった。さて、そんなことも言ってられないので感想に入っていこう。まず、そういうトリックを用意したいのは判るが、改行のしすぎ。一人語りな上、説明描写もろくに無いスカスカな文章だと、ホラーとしての味気が薄れる。終始読者の想像に全てを任せる(作者にしかわかってない)みたいな語りが多くて、短い文章なのだが、読むのはうんざりだった。小説は映像ではないし、音楽でもない。だから感覚的に怖さを伝わらせるのは難しい。が、その旨味さえしっかり造りこめば、表現の自由度の高さを体現するには一番効果的とも言える。この作者は、造りこみが浅いというか、効果を視覚的に(本文中でも)、表面的にしか捉えておらず、その内部に関しては底が見えるほど浅い。ジトッと背筋にまとわりつくような怖さ、いわゆる文章ホラーという類では無いと思った。てか殺人は?輪廻は?読む価値なし。駄作!
■くっくっく。女子中学生にブラックコーヒーを飲ませてやる ジャンル その他 作:ごはんライス
:あらすじ
恐るべきブラックコーヒーパワー。あなたはこのパワーに耐えられるか?????
R15指定作品
この小説は15歳未満閲覧禁止です。
15歳になっていない人は読むことができません。
:感想
よく子どもにコーヒーを飲ませてはいけないという話を聞くが、それは成長途中の少年少女の胃壁が荒れるためと、カフェインの摂取により一種の覚醒状態、興奮状態に陥る時があるという説がある。というわけで、感想人がミニマムなうんちくでも語らないとやってられないほど、目も当てられない作品。まあ、この作者に何か皮肉を言うというのも無駄な話だが、表現の世界は自由と言う名の無法地帯なのだなと感じさせる作品。まあこれは読み手というより、書き手の感想になってしまうのだが、自分の偏見の中で物を言えば、全ての書き手は表現に敬意を払わなければならない。例えばそれが中学生の書いた三文小説でも、一流作家の書いた流行小説でも、表現に敬意を持てない作家は嫌いだ。そういう意味で、この小説は自堕落であり、また大衆文学への皮肉にも感じる。だが、それは想像の中での話しなので、基本的には読む価値無し。駄作!
■外れた予言 ジャンル コメディー 作:後藤詩門
:あらすじ
高名な予言者であるマリーの予言は外れたのか?それとも……
:感想
コメディーとしての笑いどころは少ないが、なかなか毎回読める文章。リアルな場景(世界規模での設定はリアルではないが)、原文中でいうところの「まったく男って……親子でも仲良くできないんだから」「君は寝言の多い女性だからね」などで見える何気ない台詞の問答が、いつの間にか主人公達の人格を形成しているというか、キャラクターの味を上手く引き出せていると思う。構成的にもスラスラ読めるし、起承転結の『転』の演出は予想の範疇ではあったが、素直に面白いと感じた。ただ、いつもの作者の文章力からすると、やや表現不足が見受けられる。これは読み手の勝手な感じ方だが、もう少し話の本筋以外で、作者なりのひねりを入れることも出来たんじゃないだろうか。さて、ここからは感想からの脱線になるが、作品読み終えた読者として、あらすじで問われた答えを個人的に出しますと。マリーの予言は結果的に的中していると思うが、その過程で予測できなかったピーターの行動に関して、彼女の予言は外れたと思うほうが浪漫だな、と思った。
========終わり=========
>( ゜ー゜ )
目蓋が重い。
眠気がまだ抜けないようだ。
>今日の感想と批評
( ゜д゜ )飲み会+カラオケは
( ゜д゜ )喉を潰すのにはもってこいだ。
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■甘く砕けた ジャンル その他 作:testrip
:あらすじ
婚約した女性と、二ヶ月経ってようやくその人におめでとうを言えた女性のお話。あらすじでネタバレするのは私的クオリティ。一応、ガールズラブとしていますが、そうでもないような気もします。その辺は個人の自由。ってなわけでジャンルもその他です。タグは笑って見逃してください。
警告
この小説はガールズラブ要素を含みます。
苦手な方はご注意ください。
:感想
29日投稿作品。あらすじでネタバレしているのだが、むしろ必要悪というか、本文中に細かい説明が無いので、それを踏まえて読んだほうが良いかもしれない。というわけで感想に入っていこう。表現で良いなと思ったのは、ブラックコーヒーを飲む相方の素っ気無い反応(これは本文中では『嘘扱い』されているが、これは言われた主人公の受け取り方次第だよね)をもらい、主人公のモノローグ、原文で言えば『余計な事を言うもんじゃないな。と溜め息を吐く。コーヒーを飲む気にはなれない、甘くないコーヒーなんて。半分違うだけでこんなにも苦いとは思わなかった。人間の味覚がこんなにも優れているとは思わなかった。』の味覚に優れるという描写が、ブラックコーヒーに対しての素直な感想なのか、それとも相方への差異を如実に感じた主人公の思考なのか、はたまた自分の感覚が感傷的になり過ぎて、そのように感じてしまったのか、色々な想像の余地を読者に持たせる描写は、なかなか良かった。個人的には主人公と相方の背景をもう少し緻密に書いて欲しかった。最期に主人公の放った「おめでとう」の意味が、優しさに満ちた不純なものなのか、それとも主人公の復讐か、最期の報復か(本作中は嘘となっているが)。想像は想像を呼ぶ話だった。
■暗闇のカラス ジャンル 童話 作:betymogu
:あらすじ
夜の闇に紛れ、男は少女達に夢を与えていた。しかし、時折自分が惨めなピエロに思えてならなかった。
:感想
物事を比喩を交えながら写実的に捉えることが小説なら、童話はその逆だと思う。童話は、難解ではない幻想、かつ夢のある話、現実世界から逸脱した一種のパラレルとしての要素もたまには持たなければいけないと思う。そういう意味で、これは童話ではなく皮肉にも小説的な作品だと思った。この作品の童話としての致命的欠陥は、構成でも演出でもない、無駄な解説文の多さが読み手への想像の余地を失わせると言うか、要は文章中に必要以上の感情と、その情報を盛り込んでしまったことだ。決して悪いことではないのだが、書く地の文と描写、そして登場人物の馴れ合いが、余りにも小説的になりすぎて、童話としての本筋を見失ってしまったような気がした。まあこれは一読み手の感覚なのだが、ようするに『喋りすぎ』なんだよね。しかも童話なら「こういうのもありかな」で終わるが、小説として見ると「で?何が言いたいの?」と言った話の旨みの無い感じになってしまうところが、この作品の悪いところか。
■殺人輪廻手帳 ジャンル ホラー 作:黒ぷりん
:あらすじ
殺人現場に遺された一冊の黒い手帳、これが引き金だった……
:感想
ホラーとして感じるかどうかは、個人のレベルによる。幼少のみぎりに幽体離脱経験はあるが、霊感は殆どないkirekoにとって、この話は何を言っているのかサッパリだった。さて、そんなことも言ってられないので感想に入っていこう。まず、そういうトリックを用意したいのは判るが、改行のしすぎ。一人語りな上、説明描写もろくに無いスカスカな文章だと、ホラーとしての味気が薄れる。終始読者の想像に全てを任せる(作者にしかわかってない)みたいな語りが多くて、短い文章なのだが、読むのはうんざりだった。小説は映像ではないし、音楽でもない。だから感覚的に怖さを伝わらせるのは難しい。が、その旨味さえしっかり造りこめば、表現の自由度の高さを体現するには一番効果的とも言える。この作者は、造りこみが浅いというか、効果を視覚的に(本文中でも)、表面的にしか捉えておらず、その内部に関しては底が見えるほど浅い。ジトッと背筋にまとわりつくような怖さ、いわゆる文章ホラーという類では無いと思った。てか殺人は?輪廻は?読む価値なし。駄作!
■くっくっく。女子中学生にブラックコーヒーを飲ませてやる ジャンル その他 作:ごはんライス
:あらすじ
恐るべきブラックコーヒーパワー。あなたはこのパワーに耐えられるか?????
R15指定作品
この小説は15歳未満閲覧禁止です。
15歳になっていない人は読むことができません。
:感想
よく子どもにコーヒーを飲ませてはいけないという話を聞くが、それは成長途中の少年少女の胃壁が荒れるためと、カフェインの摂取により一種の覚醒状態、興奮状態に陥る時があるという説がある。というわけで、感想人がミニマムなうんちくでも語らないとやってられないほど、目も当てられない作品。まあ、この作者に何か皮肉を言うというのも無駄な話だが、表現の世界は自由と言う名の無法地帯なのだなと感じさせる作品。まあこれは読み手というより、書き手の感想になってしまうのだが、自分の偏見の中で物を言えば、全ての書き手は表現に敬意を払わなければならない。例えばそれが中学生の書いた三文小説でも、一流作家の書いた流行小説でも、表現に敬意を持てない作家は嫌いだ。そういう意味で、この小説は自堕落であり、また大衆文学への皮肉にも感じる。だが、それは想像の中での話しなので、基本的には読む価値無し。駄作!
■外れた予言 ジャンル コメディー 作:後藤詩門
:あらすじ
高名な予言者であるマリーの予言は外れたのか?それとも……
:感想
コメディーとしての笑いどころは少ないが、なかなか毎回読める文章。リアルな場景(世界規模での設定はリアルではないが)、原文中でいうところの「まったく男って……親子でも仲良くできないんだから」「君は寝言の多い女性だからね」などで見える何気ない台詞の問答が、いつの間にか主人公達の人格を形成しているというか、キャラクターの味を上手く引き出せていると思う。構成的にもスラスラ読めるし、起承転結の『転』の演出は予想の範疇ではあったが、素直に面白いと感じた。ただ、いつもの作者の文章力からすると、やや表現不足が見受けられる。これは読み手の勝手な感じ方だが、もう少し話の本筋以外で、作者なりのひねりを入れることも出来たんじゃないだろうか。さて、ここからは感想からの脱線になるが、作品読み終えた読者として、あらすじで問われた答えを個人的に出しますと。マリーの予言は結果的に的中していると思うが、その過程で予測できなかったピーターの行動に関して、彼女の予言は外れたと思うほうが浪漫だな、と思った。
========終わり=========
>( ゜ー゜ )
目蓋が重い。
眠気がまだ抜けないようだ。