golden days

nonsense sentence contents and fictional experiments

170726 美しいと思うこと

2017-07-26 | Weblog
夕べ、娘と妻に「何を美しいと思うか」という質問をした。娘は「シャチが水上に跳び上がる姿」と言い、妻は「蟻の集団の生態」と言った。共に、お手本かのような素晴らしい答え。

おそらく人は自然界から多くの美しさを感じ取ってきたであろうし、その手で創り出すモノにも自然の美しさへの畏敬の念が込められていたり、その頭で考えて捻り出すことも、自然の美を越えるほどの思いの入った秩序や公式だったりするであろう。

さらなる美しいものへの希求こそが、人の好奇心を突き動かしているのではないかとさえ思える。自然の造形であれ、人工物であれ、音楽であれ、モノでなくとも人の心であれ、人との関係性であれ、何かしらの「美なるもの」をそこに見出し、もっと美しいものを見たい、知りたい、聴きたい、創りたいという衝動へと駆られるのではないのかと。

さらに言えば、決して大げさでもなく、人は美しいもののために生きているのではないか。「美とは何か」という抽象的な問い自体はプラトン以来果てしない歴史があるけれど、「あなたは今、何を美しいと思うか」という問いは、心のあり方や価値観含めた、その人そのものへの問いである。

だとすれば、今現在「何を美しいと思うか」ということを抽出していくことは、その人自身の生きる質(QOL : quality of life)を知る一つの指標にさえもなり得るのではないだろうか、と思った。
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