ある日、自分が繁華街を歩いているとみすぼらしい格好をした風俗従業員が
ほうきで道端を掃除していた。掃除していたところは当然働く店の前で
その看板に目をやると40分総額8000円とデカデカと宣伝が打ってあった。
店構えは金額からもわかるように激安店で、言い方は悪いが金額の安さだけが
売りの店といった雰囲気だった。けして激安店が悪いわけではないが、
大体働いている嬢は若い嬢の店では働けずに流れてきた嬢が多い。
平均年齢は30台半ば~40台と言ったところか。サービスも金額から
わかるように手抜きサービスが多い。また業界すれした嬢が多いことから
風俗で売れる要因の1つ「癒し」などを求めるのは間違いで、ただ単に
抜いて終わりっという店だ。安く抜きたいと思うお客には良いかもしれないが、
それ以外の物を求めてお金を払う人にはけして受け入れられない店だ。
話は少しずれるが、業界すれした嬢というのは本当に嫌になる。
実際、面接などで何人もそういった嬢と接したが基本的にやる気がないのだ。
面接の時点で色々と聞くが受け答えは適当、こちらの都合でやむなく採用して、
お客に紹介するためのプロフィールを確認してもうんともすんとも言わない。
店で使用する名前をどうする?と聞いても「何でもいい。」、
3サイズを聞いても「わからない。」性感帯は「あまり触られたくないから
背中とか首筋でいい。」とか得意プレイは「そちらで考えてください。」と
まったくやる気がないのでどうしようもない。
そんな状況だからお客がつかない(つけないが本当は正しい)、
つけてもアンケートは最悪。だから稼げないのは当然だか、その理由を
自分の事は棚に上げ、全て店のせいにしてしまうから性質が悪い。
まあ、そういう嬢は店側で嬢の数が確保できたり、繁忙期をすぎれば、
真っ先にリストラされるのだが…。
「こんな店、客なんて本当に入るのかよ。」
と思っていると、掃除をしていた従業員が顔を上げ、こちらに目をやる。
思わず、自分は「あっ!!」と声を上げると向こうもこちらに気づいたらしく、
ニヤっと笑顔で返してきた。その人のトレードマーク?とも言える
何本か抜けた歯は相変わらずだ。
「何やってんの!!支配人!!」
そうみすぼらしい格好をした従業員は以前自分が働いていた店で
支配人の役職をもらっていた人間だった。当然給料も100万近く
もらっており、社長の次に力を持っていた人だ。
どうしていいかわからずにいると、向こうから気軽に話し掛けてきた。
その話しぶりにはまったく気まずさを感じている様子もない。
昔からこの図太さは変わらない。「久し振りだね、今何してんの?」と
胡散臭い笑顔の後、「あれから色々とあってね…。」と昔話を話始めた。
ほうきで道端を掃除していた。掃除していたところは当然働く店の前で
その看板に目をやると40分総額8000円とデカデカと宣伝が打ってあった。
店構えは金額からもわかるように激安店で、言い方は悪いが金額の安さだけが
売りの店といった雰囲気だった。けして激安店が悪いわけではないが、
大体働いている嬢は若い嬢の店では働けずに流れてきた嬢が多い。
平均年齢は30台半ば~40台と言ったところか。サービスも金額から
わかるように手抜きサービスが多い。また業界すれした嬢が多いことから
風俗で売れる要因の1つ「癒し」などを求めるのは間違いで、ただ単に
抜いて終わりっという店だ。安く抜きたいと思うお客には良いかもしれないが、
それ以外の物を求めてお金を払う人にはけして受け入れられない店だ。
話は少しずれるが、業界すれした嬢というのは本当に嫌になる。
実際、面接などで何人もそういった嬢と接したが基本的にやる気がないのだ。
面接の時点で色々と聞くが受け答えは適当、こちらの都合でやむなく採用して、
お客に紹介するためのプロフィールを確認してもうんともすんとも言わない。
店で使用する名前をどうする?と聞いても「何でもいい。」、
3サイズを聞いても「わからない。」性感帯は「あまり触られたくないから
背中とか首筋でいい。」とか得意プレイは「そちらで考えてください。」と
まったくやる気がないのでどうしようもない。
そんな状況だからお客がつかない(つけないが本当は正しい)、
つけてもアンケートは最悪。だから稼げないのは当然だか、その理由を
自分の事は棚に上げ、全て店のせいにしてしまうから性質が悪い。
まあ、そういう嬢は店側で嬢の数が確保できたり、繁忙期をすぎれば、
真っ先にリストラされるのだが…。
「こんな店、客なんて本当に入るのかよ。」
と思っていると、掃除をしていた従業員が顔を上げ、こちらに目をやる。
思わず、自分は「あっ!!」と声を上げると向こうもこちらに気づいたらしく、
ニヤっと笑顔で返してきた。その人のトレードマーク?とも言える
何本か抜けた歯は相変わらずだ。
「何やってんの!!支配人!!」
そうみすぼらしい格好をした従業員は以前自分が働いていた店で
支配人の役職をもらっていた人間だった。当然給料も100万近く
もらっており、社長の次に力を持っていた人だ。
どうしていいかわからずにいると、向こうから気軽に話し掛けてきた。
その話しぶりにはまったく気まずさを感じている様子もない。
昔からこの図太さは変わらない。「久し振りだね、今何してんの?」と
胡散臭い笑顔の後、「あれから色々とあってね…。」と昔話を話始めた。