中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

心の事・・・思いやりとは?

2011-07-25 09:28:25 | Weblog
よく見かける風景ではあるが、例えば、タクシーが、地下鉄への出入り口付近で並列駐車し、客待ちしている。降雪期などは、特に道幅が狭くなっているので迷惑この上ない。
東北の高速自動車道のインターチェンジ付近の一般道では、無料化を悪用する大型トラックの通行で困惑していると伝えられている。

こんな時に、必ず出て来るのが「運転手さんの生活も懸かっているので、禁止するだけでは根本的な解決には・・・」と、「清く正しい、優しい?」意見である。部分的には、その通りであろう。しかし、ルール違反には変わりはない。

あるいは、こんなこともちょくちよく報じられている。刃物を持って、深夜他人の家に忍び込み、「殺意は無かった。抵抗したから刺した」等々。残念ながら日常茶飯の感すらするが、冗談では無い。世の中、もっと単純にして「悪いことは、理由の如何に限らず、悪い」と、すべきであろう。

一方で、「腹が減ったから盗んだ」「失業しているので、ついつい・・・」一方的に惚れた挙句に「振り向いてくれないから刺した」、これらは決して緊急避難では無いし、全て立派?な犯罪として立件されている。

確かに、心の病みや闇は、他人には分からない。しかし大事なことは、多くの人々は心静かに暮らしたいと思っているだろうし、それを阻害される理由は、何処にも全く無いのだが、兎角、静かに暮らしたい人々の人権が蔑ろにされている感が強い。

このたびの震災で同じ様に被災しても、すでに立ち上がりつつある人と、立ち上がりに躊躇している人とは、報道機関等の質問に対する答えが、まるで異なっていて色々と感じさせてくれる。このことは、わが身に置き換えて心したいと、肝に銘じているが、、、


兎角、群れたがるくせに、個を主張する時代でもある。問われるのは心の教育だが、誰がどの様にして成すべきなのか?
今日は曇りの予報であったが、今のところ晴れて暑い。


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