貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

ロータス78 を見てきた

2012-06-05 08:36:54 | RB1オデッセイ
47回SHCCミーティングat大磯ロングビーチでロータス78がデモランするというので見に行って来た。

スーパーカーブームの頃、赤いペガサスという漫画でF1を知って以来、ロータス78/79は最も好きなF1マシンかも知れない。
1977年だかの日本GPはTV観戦した記憶があるが、雨できちんと識別できなかった記憶があり、プラモと漫画が唯一の情報源だった。その後、F1ブームで過去のF1 VIDEO映像が手に入るようになって、ダイジェストでロータス78/79が躍動する姿を見ることが出来たが、35年も経って現車を見ることが出来るとは夢にも思わなかった。



ただ、残念ながらデモランは終わっていて、拍子抜けするほど呆気らかんと展示されていた。最初の感想は思ったより小さいだった。フロントタイヤなど、当日走っていたミニ辺りのタイヤサイズと大差ないのでは?という気がする位だ。
でも、JPSの色遣いとシルエットがゾクゾクするほど格好良い。このアングルで暫く動けなかった。



グランドエフェクトカーの代名詞であるこのマシンの特徴は、このサイドスカートの中に隠されている。



翼断面をひっくり返した見事な造形がそれだ。
美しいサイドスカートは、ベンチュリー効果を最大限に高めるべく地面に接触することが前提であり、機能美でもある。



展示をしてくれた方々は良く分かってくれているものだ。



この角度も格好良い。
サイドスカートの中身を撮影する奴がひっきりなしだったが、これは貴重だと思う。



次はコックピット周り。



メーターは新しい物に更新されているようだった。
スミスとかの機械式タコメータなら、もっと雰囲気があって良いが、計器類は最新の方が良いのだろう。壊さないためにも。



エンジンは伝説の名機フォードコスワースDFV 90度V8 3L。
GPzのボアアップピストンにBITO-コスワースを選択したが、BITO R&D扱いだからコスワースにしたのではなく、F1で名高いコスワースの鍛造ピストンを扱っているのがBITO R&Dだったからである。



排気管のウネウネも美しい。なんとなくステンぽいが、当時モノなのだろうか?
チタンとか有ったのかと・・・



最後はお尻から。
この後ろ姿を、あのニキ・ラウダやジェームス・ハントなどの名ドライバが拝まされていたと思うと・・・



今度は走行シーンを見てみたい。あと、79も見れたら最高だなと。

(ちなみに小さい画像はクリックすると大きくなる)

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