貴の備忘録

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マイコプラズマ肺炎

2015-08-14 08:46:52 | 健康ネタ
息子がマイコプラズマ感染症に罹患した。
子供には割と多い病気で入院には至らないことが多いらしいが、残念ながら肺炎と全身状態が悪化で、入院になってしまった。
症状経緯を残しておく。

発症初日
前日に頭痛、朝から食欲が無いと言っていたが、昼食後に図書館へ出かけた。
午後には本格的に調子が悪くなり、帰宅後に妻が熱を計った所39℃を越えていた。この時点では炎天下に出かけたので軽い熱中症かもしれないと思い、エアコンで寒くない程度に室温を下げるように徹底させた。水分補給を口が酸っぱくなるまで言ったが、あまり飲めない様子。

2日目
38.5℃程度の熱が続く。エアコンが効き出すと寒い様で止めては付けての繰り返し。のどが痛いらしく食欲不振が酷い。夕方になって空咳が始まる。

3日目
熱は変わらず、午前半休をとって掛かり付け医に連れて行った。
同じ症状の夏風邪が流行ってるとのこと。熱中症にも気をつけろと言われた。頓服6回分と、抗生剤クラリスロマイシン、鎮痛剤、咳止め、痰切り材を5日分処方してもらう。

4~6日目
39℃を越え始め、頓服を飲ませてもほとんど利かない。1回だけ下がったが、すぐに戻った。5、6日目には40℃越えもあった。
咳も止まる気配がなく、痰が絡むような湿った咳に変わってきて、余り寝れないようだ。頑張って食べていたが、戻す様になってきた。

この段階で私はプール熱(アデノウィルス感染症)を疑っていて、クラリスロマイシンの処方意図が良く分からなかった。
プール熱などのウィルス疾患には抗生物質は効かないが、何か細菌性の扁桃炎などを疑っていて、抗生物質を使って様子を見るのだと思っていた。扁桃炎やプール熱なら1週間程度の高熱は珍しくなく、栄養補給と脱水に気をつけて乗り切るしかない。


8日目(かかりつけ医の転院指示)
相変わらず40℃近い高熱が続き、頓服も無くなった。咳も辛く息苦しさから寝れないようで、何度も起きて来る様になった。少し食べた朝食も戻してしまう。再び、午前半休を使ってかかりつけ医に連れて行った。
問診と聴診で扁桃腺は綺麗とのこと。胸部レントゲンと検尿の検査指示が出て、左下葉下部と右上葉気管支周辺に陰が写っていた。一目見て肺炎ですね・・・と。尿検査の結果は蛋白、ビリルゲン、ケトンが陽性で全身症状も悪いと言う。

すぐに入院可能な病院へ転院することが決まり、横浜医療センターの小児科に電話をして貰った。
最寄りの病院は国際親善病院だが、数年前から産科、小児科の入院は受け入れなくなったのだ。身近に感じる医療崩壊という奴である。

横浜医療センターは渋滞で名高いR1原宿交差点の近くにあって我が家からクルマで15分ほどだ。ただ、電車バスの乗り継ぎなら1時間ほどかかってしまう。横浜南西部の地域中核病院に指定され、海軍病院、国立病院と変遷してきた大きな病院である。

続く
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