足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株、強い基調が続く

2017-09-13 07:36:56 | 投資戦略
NY株は上昇し3指数とも史上最高値を更新した。
あまり浮かれた様子も見られず、参加者の印象は比較的に冷静だ。相場をリードしたのは金融、バイオ、医薬品、通信、石油サービスで、最近の上昇相場でのお決まりのメンバー連である。
久しぶりにヘッジファンドの古老ジュリアン・ロバートソンが講演会に元気な姿を見せ「相場全体には警戒が必要だが、個別には魅力のある株がある。主力株のFAANG(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネット・フレックス、グーグル)に注目している。百戦錬磨で生き残り、歴史にその名を刻んだ成功者だが、相場の現状分析には年齢を感じさせない。

アップルが13日、新世代のiPhoneを発売する。前評判は高く上級品の価格は$999だが、人気は高い。世界のハイテクのリード役だけに、新製品への期待感は強い。

振り返るとトランプ大統領の発足以来、株価は大きな壁にも突き当たらず順調な足取りで上昇トレンドをたどってきた。様々な批判を集めながら政策運営は、順調に進んでいる。ことウォール街からみるかぎり文句のつけようのない相場と政策運営である。

むしろ問題は東京市場である。株価のパフォーマンスが欧米に立ち遅れたし、新興諸国の株価も順調である。考えてみれば、この現状が日本の投資家の前に現れたのが、資金運用の国際化なのだろう。国際分散投資の必要性を改めて痛感させられる。

今週は個別では任天堂(7974)、良品計画(7453)に注目したのほか、ビットコイン関連にも注力した。


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