足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株の続騰、世界の投資家は前向きに。

2018-02-24 08:38:31 | 投資戦略
NY株は急騰。週間でみると2週間の上昇相場が続く。
相場を先導したのは銘柄ではゴールドマン・サックスで金融関連の代表銘柄。金融株の人気をみるには、投資銀行の動きをみるのが投資家の間では根付いている。銀行のJPモルガンと並んで金融の代表選手である。
先般来、相場をリードしてきたのは金融株のほかではエネルギー、ハイテクである。
人気株といえば銀行、バイオ、医薬品、製造業、コンピュータが代表選手だが、いずれも米国産業界の表看板である。残念ながら東京市場にはこのような人気業種の勢ぞろいはみられない。

債券王の異名をもつガンドラック(ダブルライン・キャピタル)が「相場の動向をみるには、最近はビットコインが先行指標になってきた」と語る。一時、大幅安になったが、最近は戻り歩調にはいった。投資家の心理をみるに、その相関度に注目する向きが増えてきた。かつて米国の債券王はビル・グロスであったが、最近ではメデイアの間では彼の言動に大きな関心が集まる。ウォール街での代表選手の世代交代が進む。

今月の前半の動きではNY株は調整局面にはいる兆しがみられたが、そのような懸念はなくなり足元の米景気、企業業績の復調への関心が高まった。
東京市場でも銘柄選択の幅を広げたい。

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