足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ソロスの親友バイロン・ウインの強気説・・・・「2年間は問題なし」

2017-10-07 10:26:43 | 投資戦略
日米とも相場の先行きに見方が分かれてきた。
指数は史上最高値を記録するが高値を更新しても先行きに一段の高値を期待するよりも「相場はいつ目先の天井をつけるのか?」といった冷めたセンチメントをもつ投資家がふえてきた。

そのなかで強気の論陣を張るのがヘッジファンドのソロスの僚友のバイロン・ウインである。かつてはモルガン・スタンレーを代表するストラティジストでウォール街を代表する論客である。これまでから相場の変動をつかみ、成果を上げてきた。
今週初めバロンズ誌に「現在の強気相場があと2年間は続く」と寄稿した。
第一の理由は株式相場の最大の悪材料のリセッションの兆候が全くみられないということだ。
第2はヘッジファンドが株式投資には慎重でヘッジファンドの株式比率が50%を下回り、戦略が防衛的で前向きに相場と対峙しているケースが少ないことだ。資金を格付けの低い債券投資に重点をおくところが多い。株式投資のウェイトの結果をもたらせている。
第3には大勢の景気見通しが慎重でいずれ成長は鈍化するとみる。そのなかにはトランプ政権の政策運営への不安感が消えないこと。さまざまな新政策が出ているが、安定的な景気の上昇は続かないというコンセンサスが、逆に相場の過熱化を防いでいる。トランプ政権の景気対策には一部の論者が問題視するが、経済運営での好調は続く。
第4には中国経済に対していずれ壁に突き当たるとみる向きが多い。特に米国景気の鈍化だが、その兆候は全くみられない。

ここに上げた4つの視点から、バイロン・ウインは先行き2年間の強気相場の継続を強調する。
ヘッジファンドや機関投資家に影響力のあるストラティジストだけに、NY株の先行きをみる上で参考にしたい。慎重論が多いことは、上昇相場の継続性をみる上では大きなプラス材料である。

ただ、われわれの相場観は彼ほど強気でないことを付言しておきたい。
『株』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 任天堂の追跡・・・月末に決算 | トップ | バフェットは「相場は心配な... »

コメントを投稿

投資戦略」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL