足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ソフトバンクを見直す

2017-03-13 06:43:45 | 投資戦略
2月末のトランプ大統領の議会演説いらいNY株は微調整に入った感があったが、先週末には底入れの兆しが見えた。
トランプ相場では機関投資家やヘッジファンドは個々の銘柄の物色よりETFに優先的に資金を投じた。有望とみた業種のETF(上場投信)をポートフォリオの第一選択にした。
代表は金融、エネルギー、公共投資である。いまひとつ目立ったのは大量のショートポジション(空売り)の買戻しだ。いま相場に大きな影響力あるヘッジファンドだが、大統領選前に大量の空売りポジションをとつていた。大統領選が混沌とし、クリントン候補が敗北した場合には、株価が下落すというのがコンセンサスであった。懸念は当たったが、相場は見通しとは逆に上昇、大きな損失を出した。
読みは外れ上にヘッジの意味での空売りが裏目に出た。
転換の早い投資家は強気になり、有望とみたセクターにコンセンサスは成立せず差し当たりはインデックス運用に力点を置いた。金融、エネルギーなどトランプ人気に乗れる業種だけでは安定的なポートフォリオを組むことが出来ない。
中長期的な視点でのポートフォリオの組み立ての本番はこれからである。このNY市場の動きを反映して東京市場でも同じような人気相場のコアのコンセンサスはまだ出来上がっていな。業種面では主役不在で個別の物色が続いた。
日米とも景気回復を背景にした相場の展開はこれからである。

サウジアラビアから1,5000人規模の国賓を中心とする訪客が来日した。
1970年半ばのオイルショック後、アラビア半島に3ヵ月に一回は訪問しオイルマネーの対日投資の営業をした思い出が蘇る。産油国ではもつとも難しい国で、営業には苦渋した。印象はもっとも壁の厚い国で持ち込んだチョコレートや日本の雑誌のページを破られ異質の国であり、私には滞在中はいつも緊張感が高かった。
ブライドが高く、空港でも搭乗客の順番を無視して支配層が割り込むケースをしばしば散見した。緊張感を感じさせる国で閉鎖的であった。そのような印象を持つ国が世界に門戸を開く。サウジにいち早くソフトバンク(9984)が食い込んだのは見事であった。ソフトバンクの世界での存在観を見直したい。

先週末は米国でのビットコインのETFの認可が下り暴落した。一時は12万円台半ばまで下落したが昨夜は14万円まで回復し暴落を埋めた。基調の強さを示した。通貨としての存在観の強さを示した。
今回の波乱材料の米国ETFにSEC裁定が許可されなかったが、返って相場にはプラス材料とみる。短期的には現在の市場需給パーターンを乱す懸念があからだ。
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