足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

いまからでも遅くない、年金運用の中味を変えよう

2017-04-12 06:15:16 | 投資戦略
NY株は引き続き小動き。株価3指数は-0.1~-0.3%という狭いレンジでの動き。
世界の株式市場の基調は調整局面。昨年11月のトランプ大統領の登場後の勢いは完全に消滅し、前向きの行動を取る投資家の人気の動きが止まった。
この日の相場での注目点は円高、金、石油の上昇である。資金は安全資産の方に流れる。
相場の内容は金融株が堅調であっただけで最近、元気のよかったハイテク株も不振である。
木曜日から米大手銀行の第1四半期の決算発表が始まる。シティ・グループ、JPモルガン、ウェルズ・ファーゴである。かつてはアルミのアルコアが先導役であったが、ダウ採用からはずれ先導役の役目を降りた。米国経済の底流では静かに産業の構造変化が進展する。

日本ではあまり注目されないが、ウォール街では第2のピーター・リンチとも目されるデビッドG・ヘローという運用者がいる。オークマーク・インターナショナルを運用する。
2011年にモーニングスターが「21世紀初頭の10年間の最高の運用成績を達成した」と米NO1の栄誉を与えた。米国からみてのインターナショナル投資で、ヨーロッパ72.7%、アジア16.2%、オーストラリア/ニュージランド3.8%、ラテンアメリカ1.8%、北米1.8%という地域配分
。業種は金融30.9%、消費関連26.2%、製造業18.3%、素材8.8%、生活必需品5.9%、IT関連5.6%、ヘルスケア0.6%。
パフォーマンスがすごい。1992年にスタート以来、年+9.97%でMSCIWorld Index(国際投資のベンチマーク)の+5.90%の成果に比べ2倍近いアウトパフォームだ。
本年は1~3月が+9.43%で、ここ1年間では+21.68%の成果。
世界が今日まで英国離脱、トランプ大統領の登場、地政学リスクと相場の撹乱要因が出たが、デビッドG・ヘローの運用にはいささかのブレもなかった。
現在の運用資産は3兆円を越えるが、米国の年金運用者の資金が大半である。だれでも気軽に選択できる。
欧米の投資家にはこのような運用の選択肢があり幸せだ。彼の3月末のレポートを読みながら、改めて株式投資の優れていることを強く印象づけられた。われわれの投資のあり方の軌道修正に取り掛かる決断をした。
株式市場の神様は、真理の片鱗でもをつかんだひとは、いつも明るい道程に導いている。

ひとつ意を強くしたことはポートフォリオには金融、消費関連で57.1%を占めていることだ。
ここ2年間、東京市場でもわれわれは消費関連に力点を置いたことは正しかった。
私の近著「株で資産を蓄える」(開拓社)でもケーススタディでは消費関連が半分以上であった。これからはそのセクターの内容の再検討にはいる。
今週も「トリトンスクエア通信」では消費関連を1社取り上げた。

デビッドG・ヘローはオムロン、野村Hを全部売却した。偉大な運用者の行き方をもっともっと掘り下げて調べ投資の参考にしよう。
米国国籍のある日本人は彼のファンドを年金運用の核に置くべきだ。

以前、注目したホシデン(6804)が動意を見せてきた。典型的な任天堂関連で時価は下値不安は少なく、ここの押し目を再び注目したい。

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