足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株が反騰・・・本日公開のJR九州

2016-10-25 06:31:18 | 投資戦略
NY株は先週末比で反発した。
ダウ銘柄ではボーイング(B),コカコーラ(KO),ビザ(V),マイクロソフト(MSFT)がリードした。
AT&T(T)によるタイム・ワーナー(TWX)の大型M&A(8兆8000億円)が好感され、先行きこの種の人気の拡大が注目される。この日の人気を牽引したのはハイテク、消費関連である。
その雰囲気になかにあってゴールドマン・サックスは企業業績の見通しを引き下げた。2016年(1株当り利益)$110から$105。
同時に相場見通し(S&P500)は2016年末2,100、来年2,200とした。先行きの相場人気には回復がみられるが、慎重な姿勢を貫く。最近のウォール街での慎重派の代表である。

円相場は104円台で下落が目立った。ドル相場の指数DXYは8ヵ月振りの高値になったが、これまで円相場の上昇が目立っただけに円安トレンド入りを注目す向きがふえてきた。

20世紀が生んだ3大投資家のひとりビル・ミラー(バフェット、ピーター・リンチと並んで)がCNBCに出演しアマゾン.コム(AMZN)を推奨し、株価は目先20%上昇すると推奨した。
彼は35年間勤務したレッグ・メイソンを辞し、投資顧問会社LMMを自ら買収し独立した。オポチュニティ・トラストを引き継いで運営している。15年間にわたってS&P500の成果を上回る偉業を打ち立てたが、今度はファンド経営にも乗り出す。ウォール街では依然として人気が高い。今回、注目したのは空輸株と医薬品のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)である。

塩野義製薬(4507)が業績見通しを大幅に増額修正した。医薬品株の出直りの先導役を務めるだろう。

国鉄民営化後、第4番目となる九州旅客鉄道(9142)が東証に公開された。先輩3社に続いて良好な経営状況が継続し、民間企業として遜色のない体質になったと判断された。売上は駅ビル・不動産部門が好調。2016年3月期の営業利益は204億円で運輸サービスの105億円の損失を埋め、企業の成長の原動力になっている。次いでの利益の寄与は建設、流通・外食である。フリーキャッシュ・フローは540億円あり、今後の成長戦略への投資の余力は大きい。インバウンド需要は地の利を生かし韓国、台湾、中国、タイなどの訪日外国人の取り込みに力を入れ、今後の成長面での寄与が見込まれる。
配当は1株当り37.5円の予定で、JR東日本130円、JR西日本140円、JR東海130円に比べて低い。配当利回りは1.5%である。マイナス金利時代なので注目できるが、JR東日本並みの評価が一つのメドである。(PER13倍)
IPO銘柄に利用する理論株価は次の通り。
{(530億円÷4%)÷1億6,000万株}=8,300円
IPO価格の2,600円はJR東日本、JR西日本に比べやや割安である。 
理論株価で見るとJR各社の時価は理論株価に対して26~34%の低水準で取引されており、この種の銘柄は理論株価の数字が参考にならない。JP九州はIPO価格を超えて取引されるとみるが、機関投資家が配当利回りを目当てに売買することになるだろう。
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