足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

Arms指数が底値サインを発信

2017-05-20 08:12:01 | 投資戦略
NY株は続伸した。先駆けて取引されたアジア、欧州株が上伸し、世界の株価の底堅さに確信をもったのか、NY株は悪気流の中での連騰。
世界が気にしたのは米国でのトランプ大統領のロシア問題を巡っての疑惑。米国をはじめ世界のメデイアの関心事である。しかしトランプ大統領は揺るがない。常人とは異なった意志の強い政策推進と、選挙での国民の50%の支持が彼の自信に繋がる。
これまで本ブログでは一貫してトランプ大統領誕生に賛同してきたが、昨年の就任以来のNY株の底値抵抗感の強い動きの背景である。

リーマンショック後のメデイアの株式欄によく登場したテクニカル指標にArm指数がある。バロンズ誌がときどき人気のセンチメントを判断するのに駆使した。
騰落指数と売買高を加えた騰落指数の関係をみるが、数値が上がると楽観、下がると悲観という市場心理を計る数値。
数値の1.0ポイントを均衡点とする。50年前にテクニカル・アナリストのリチャード・アームズが開発した。1,000ポイントが強弱の均衡点、今週は0.544まで下落し、Arms指数の信奉者が相場の先行を「買い」サイン出現と読み動いた。経験的には「センチメントは最悪」という確信を持ったからだ。特に水曜日の株価の突発的な暴落がArms指数の買いサインを出した。
昨年11月以来、相場には下方硬直性があり、下値が固かったが、今週は「ボックス圏を下に突き破った」という弱気意見が増えていた。Arms指数もトランプ相場の先行きには「買い」のサインを出した。

ワシントンでの政治疑惑の目を奪われ、しばらく足元の景気の堅調さから目がそれていた。
本日の日経新聞は2017年3月期の企業業績の集計結果を発表した。
2017年3月期の売上は-2.2%、経常利益は+4.1%。
2018年3月期の見通しは売上+3.5%、経常利益+3.4%。
日本だけでなくアジア、欧州、米国もこのトレンドになってきた。アジアはインド、中国、欧州はドイツが回復した。ウォール街での政治問題だけに固辞していたのでは、世界経済の動きを見過ごす。
われわれのポートフォリオでもアジア、欧州の投資成果が日米を大きく上回る。アジア、欧州軽済は久しぶりに世界をみる上での先導役を見せ始めた。
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