足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は落ち着く

2017-08-12 08:03:42 | 投資戦略
NY株以外の株価は大幅安になったがが、NY株は小幅高で終わった。アジア、ユーロッパと北朝鮮での地政学リスクを大きく問題にして売ったが、弱気人気はウォール街で止まった。
さすが世界の大国アメリカだけに北朝鮮との紛争ぐらいで世界の政治に大きな影響を与えるとは市場は考えない。北朝鮮に近い韓国、日本は緊張したが、そのような人気はウォール街では感じられない。前日の株価のNY株を含めた株価の大幅安は1日で終わった感じだ。
北朝鮮が米国と戦争をすれば、体制の崩壊につながることを万人が知っており。米国は地理的にも離れており、日本でいて感じる危機観とは異なる受け止め方が支配的。

弱気に転じた債券王ガンドラック(ダブルライン・キャピタル)は恐怖指数VIXの買いを奨める程度(市場での危機観が増幅すれば上昇)。
世界最大のヘッジファンドのレイ・ダリオ((ブリッジ・ウォーター)は金投資を進めるが、今回の事件の大きな拡大は見込まない。

東京市場の相場は膠着感が強かった。
今回の北朝鮮問題を変動率の回復きっかけにしたいものだ。
コメント
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