足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

新規公開銘柄が頑張る

2017-04-05 07:12:17 | 投資戦略
NY株の今週の焦点は米中首脳会談と週末の米連銀の議事録の発表だ。
昨日はトランプ大統領が財界のトップ経営陣を前に「膨大な公共投資を行い景気の活性化を図る」と強調したことが相場の下支えになった。
ウォール街を注視する政策運営に投資家心理には安心感が漂う。
相場の内容には循環買い現象が明確になってきた。金融株は下落したが医薬品、バイオ、公共投資、製造業、ハイテクが買われた。
個別銘柄ではアップル、ボーイング、キャタビラー、コカコーラ、GE,IBM,インテル、マイクロソフト、ファイザー、ベライゾンなど主力銘柄に人気が戻った。
相場が高値圏にあるだけに10%以上の下落を予想する向きもあるが、景気回復、企業業績の回復が下値不安を払拭する。
個別ではアマゾン(AMZN),アップル(AAPL)がこの日も相場の牽引役だ。
トランプ相場のスタート時には金融、エネルギーに主役の座を奪われていたハイテク、バイオの堅調な動きが注目される。これから3月期の決算発表が本格化するが、テーマよりも個別銘柄の動きが焦点になる。

東京市場では新規公開株の一部が活況。先月15日に公開したファイズ(9325)はIPO価格1250円に対して初値4010円、昨日は7200円のストップ高の買い気配で終わった。アマゾンの配送システムの構築企業。米国でのアマゾン人気が東京市場にも反映する。
また3月30日に公開したユーザーローカル(3984)はIPO価格2940円で初値は1万2500円と異常な高値を記録した。
公開後に1万4090円まで急騰したが昨日は1万250円まで下落。人工知能(AI)を駆使して膨大なデータを高速・高性能で分析して活用する。小粒の企業だが、顧客のリストには大手企業がズラリと顔を出す。成長力のある企業である。
インターネットの世界ではソフトバンクを除いて日本では存在感の高い企業はなかなか生まれないが、いずれ第2のソフトバンクが出るだろう。
新規公開の企業を分析していると、いつもそのような夢を与えてくれる時代にはいった。


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