足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ハイテク復活が鮮明・・・梅雨明け接近

2015-07-18 07:17:32 | 投資戦略
ダウ平均は小幅安だがS&P500は上昇、ナスダック指数は史上最高値を更新した。牽引したのは前日、決算発表したグーグル(GOOG)で+16.26%も急騰し、S&P500の上昇を支えた。フエィス・ブック(FB)も+4.63%でインターネット関連が軒並み高。
先週のギリシャ問題、中国株の暴落という悪材料も消え、梅雨空に青空がもどり、日本に先駆け一足先に梅雨明けの終焉を暗示した。

2000年のITバブル崩壊でナスダック指数は歴史的なバブル崩壊を記録したが、完全に立ち直ったのは、ここ10年余におよぶ米国でのIT革命の進展とバイオ技術の開花である。
バイオ技術が人類の最大の敵であった癌との戦いに勝利する日が大きく近づいてきた。

グーグルの大幅高の余波を大きく受けたのは4月にIPO(新規公開)したエッツイ(ETSY)だ。手作り製品と工芸品のECビジネスで、ネット上でのプラットフォームで世界を相手に販売する。オンラインだけでなく、リアルの世界でも販売するシステムを構築した。日本にも上陸した。時価総額は1億5800万ドル(194億円)と小粒で利益は赤字。公開後には$36まで上がったが、$13まで暴落し、昨日は+31%と$23.44まで回復した。グーグルの決算発表がきっかけである。
そういえば最近、われわれの事務所に隣接する三井不動産のショッピングモール「ららぽーと豊洲」でもこの種の商品を扱う個人ショップの催しが目立つ。時の流れにのる新商売かもしれない。新しい潮流である。

東京市場では相場は物色の動きが輸出関連人気から消費回復を買う国内関連に拡散し、さらに個別銘柄人気の強まりで新テーマが出てきた。

個別銘柄では先に注目したデジタル・インフォーメーション・テクノロジー(3916)がストップ高で引けた。サイバー攻撃関連の新スターでFFIR(3692)の人気を追いかけはじめた。
コメント
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