足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は買いたい弱気、東京市場はIPOブーム到来

2014-11-17 07:27:02 | 日記
本年も余すところ1ヵ月半になった。10月の安値からS&P500は10%近い反騰。ウォール街では先行きへの期待観が盛り上がる。
今回の短期的な反騰局面では乗り遅れた投資家が大半である。
米連銀の資産買い上げ中止で金融政策は大幅な量的緩和から通常の金融政策の方向に向かって進み始めた。6年に及ぶ超金融緩和の転換である。
海外ではエボラ問題、ウクライナ。イラク国などの地政学リスクという悪材料が出て悲観人気が出たが、米国の景気指標の好転、予想を上回る企業業績の好調が株価の反騰の原動力になった。
この間、ヘッジファンドは慎重論に徹して相場の反騰に乗れなかった。1~10月のパフォーマンスが不調で大胆な行動に出るのをためらった。まさに「相場は不安の壁を登る」という格言どおりの動きであった。
年末相場が展開される確度が大きく高まった。理想をいえば目先は短期的に小休止してクリスマスラリーにつなげるのが理想で、大半の投資家が買いそびれただけに大きな押し目はないだろう。
東京市場の12月は新規公開ブームが到来する。1ヵ月に19社(既発表分)が公開するが、年も年末に公開が集中した。個人投資家の活躍の舞台が開ける。超大物は見当たらないが、最近のIPOで大きな利益を上げた投資家も散見され、人気は一段と盛り上がるだろう。
IPO銘柄への投資を考えるときがきた。
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