足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

公的年金でバフェットを買う

2014-06-09 08:20:53 | 株式

 アベノミクスが株式市場に関心を払い始めた。株価の上昇が景気に影響を与えることを重視し、景気対策の柱に据え始めた。これまでは口先だけの関心で具体的な影響力を発揮することはなかった。差し当たり公的年金の運用の株式比率を引き上げ2013年末の国内の17%を20%に引き上げる。

 問題は運用サイドにあり、いくら比率を引き上げても、運用成果が上がらなければ全く意味がない。

 これまではインデックス運用が中心で株価指数にスライドする運用が基本であったが、今後は市場平均をいくら上回るかに運用尺度の重点を移すべきである。

 日本株に運用の重点を置かずに日米欧の先進国の市場で柔軟にポートフォリオを配分する運用に移行する必要がある。

 

日本には株式運用のプロは欧米に比して育っておらず、差し当たりは欧米の運用者への委託比率を増やすことが先決だが、こんどはどの海外の運用者に委ねるか問題で、その選択の能力が劣るのが最大の欠陥である。いつそのことバフェットの運用するバークシア・ハザウェイを世界の株式投資の代替手段としてしばらく実験をしてみたらどうだろうか?決定の権限が省庁や日銀のOBに委ねているところに最大の問題がある。総論の議論よりも運用者の選択の分析に力点を置くべきである。その点ではバフェットの行き方の研究が最短距離である。これまでバフェットの投資銘柄にならって米国株を選別し市場平均以上の成果をあげてきたという体験がある。

 

さてミキシィ(2121)の人気ゲームソフト「モンスターストライキ」が先週、800万人の継続的なダウンロードを突破した。このソフトには着実にフアンを引きつける魅力があり、ガンホー・エンターテイメント(3765)の「パズドラ」に匹敵する。ミキシィが第2のガンホーになる可能性が高まってきた。先週から800万人ダウンロードを記念してイベントをはじめた。1000万人が目標になってきた。

 

 

 

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