足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

6ヵ月で回復した・・・・過去の経験則

2011-03-16 08:17:40 | 株式

ウォール街では一時はS&P5001261まで下落したが、その後、連銀FOMCでのコメントが前回のFOMC(1)より明るいイトーンで、相場はそれを材料に下げ止まり引けは1281

連銀のコメントは「混乱はいつまでも続かない。米国への影響は一時的だ」と強いメッセージを全員一致で市場に送った。相馬のセンチメントを配慮しての行動である。

日本の災害には全く言及しなかった。

過去の相場のデータで相場の動きを統計的に分析して定評のあるNed Davis Researchによると2001年同時テロ事件以前の60年間の政治・経済危機のデータによると、危機は28回あったが、そのうち19回で、ダウ平均が6ヵ月以内に元の水準に回復したという。

この中には第2次大戦中のフランスのドイツへの降伏も含まれている。

昨日の日経平均は8605.15円であった。

2月の高値は10,857.53円である。それから21%下落した。回復には+26%の反発が必要でであるが、仮に日本経済に回復の活力があるとすれば、6ヵ月で-26%の株価の上昇のチャンスが出てきた。

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