足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

日米とも調整は短期

2008-05-20 20:46:52 | 株式

「かねてより注目しているウォール街のニュースレターの見方を紹介しよう。現在のNY市場の動きは、20072月の状況(上海株の暴落ショック)に類似しているとみている。“5~6月に,S&P5001,440ポイント近辺で調整局面を迎えても、別に不思議ではない。調整局面では次の上昇相場のためのエネルギーを貯めこみ、弱気筋の売りを蓄積する。次の上昇相場の開始までに、大統領選の候補者が絞り込まれる。S&P500には短期間で20%上昇するような動きが期待できるだろう”」(514日付・トリトンスクエア通信)。

先週、書いたNY株の先行きについての見方を、ニュースレターから上記の文章を引用した。

ニュースレターを読みながら「3月中旬から順調に上昇してきただけに、ここで調整局面とは?」と思ったが、相場には休養局面も必要である。

同じような見方をするヘッジファンドのレポートもある。

ニュースレターで注目されるのは大統領選の候補者の絞込みである。

いまやサブプライム問題からは関心が薄れてきて、ウォール街のセンチメントは好転してきている証明である。

東京市場も人気銘柄の絞り込みがでてきた。

20093月期の決算で減益になる鉄鋼株でさえ人気を集め始めた。増益トレンドを続ける銘柄には大きなプレミアムがつくだろう。そのような銘柄に注目したい。

コメント
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