足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ウォール街ではSNS戦争が始まる

2006-10-07 16:00:49 | 株式

金曜日のウォール街ではグーグルがSNSの未公開株ユーチューブ(YouTube)を16億ドルを投じて傘下におさめるという観測をウォールストリート・ジャーナル紙が流した。「話し合いは結論への微妙な段階に来ている」という。16億ドルといえば1900億円近い金額である。このニュースで、しばらく株価が動かなかったグーグルが上昇した。ユーチューブは画像をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)上で交換する。このところ若者の間では急速に広まっているサイトでる。1日に1億の画像が交換される。マイスペースにルバート・マードックが6億8000万ドルを投じる前から、買収の噂が絶えなかった。

今月初め、この分野は大きな成長力を秘めているとみたルバート・マードックは「2~3ヵ月以内に画像のサイトでも、マイスペースはユーチューブを追い抜く」と断言した。

それぐらい注目度の高いSNSである。

またハーバード大学の学生が起業したSNSのフエイスブック(Facebook)にヤフーが食指を動かしているという話も流れている。若者を中心とするSNSで、マイスペースとの違いは会員制にしてと投稿者に規律を守ることを義務づけた。会員は1000万人。

このようにウォール街ではSNS戦争が始まった。「Web2.0」革命は激しさを増してきた。

日本のメディアは一時のフィーバーを失っている。世界ではスピード化を増しているのに・・・

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