足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

日米株は上昇サイクルに復帰

2017-06-20 08:39:36 | 投資戦略
NY株はトランプ相場が目覚めたような動きになり、ダウ平均、S&P500は史上最高値を更新した。
一時はトランプ相場が完全に終焉した見方も出ていたが、現在の相場を分析するには昨年来から続く、主要株価3指数の動きを無視しては論じられない。その背景はトランプ政策である。
この日はハイテクの王者アップル、アルファベット、FB,アマゾンなどが引き続き人気を集めたほか、バイオ、医薬品、コンピュータ、製造業、通信が好調、金融、保険は下落した。
トランプ相場の議論よりも、重要なのは相場のトレンドである。
根底には企業業績の好調が大きな大黒柱であり、景気基調に変調が出てくれば、現在のトランプ大統領の政策チームにはためらわず行動を起こす用意はととのっている。
最近の連銀メンバーには「正常化への進行を急がない」という見方で、一致していることもトランプ相場を支える大きな要因のひとつだ。

先週の海外出張で得た収穫のひとつは、アジアで拠点をおく外人運用者たちの強い自信である。
香港に運用スタッフを置くスコットランド出身のアリセグ・アジア・コンシューマ・ファンドの成果は1~5月が+21.6%、同グローバル・エマージング・マーケッツ+19.1%と年率では2倍の成果の好パフォーマンスである。ボトムアップ運用に徹しており、現場にいて地についた運用をしている運用者たちのアジアの消費関連企業についての見方は前向きである。
われわれは海外投資のポートフォリオの3分の1を新興諸国株で運用しているが、ことしの成果はいままでのところ年率2倍の上昇トレンド。久しぶりのことである。アジアの新興諸国から、世界を見渡すとトランプ大統領の幸運な星がみてとれる。

東京市場は上昇相場の短期サイクルの半ばである。押し目買いと、最近、人気の圏外にあった銘柄発掘を「トリトンスクエア通信」では実行している。
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アマゾンが一段の成長へ・・・相場は個別物色のとき

2017-06-19 06:35:20 | 投資戦略
先週末、アマゾンが小売業のホールフーズ・マーケット(WMT)のM&Aを発表した。買収側のホールフーズだけでなく、買収側の株価も上昇した。
ウォール街では買収に動く企業の株価は下落するのが通例だが常識破れの株価の動きになった。定番どおりの買収でないことを株価の動きが示す。
ホールフーズは全米に400店余の店舗を運営、そのロケーションをみると富裕層の多い地域への新規出店に力をいれてきた。競争相手とは一線を画し業界では2%のシェアーである。
今回、アマゾンが投じる資金は137億ドル(1兆5000億円)とこれまでのM&Aからすると大規模な支出ではない。
この買収が伝わるやウォール街では小売関連企業にパニックが起った。
同業のクロガー、コストコ、ターゲット、ウォーマート-ストアーなどの株価が軒並み大幅安になった。投資家はアマゾンの小売業界への進出で、業界に大きな変動が起り、再編成が激化すると読んだ。
アマゾンは、インターネット企業では競合相手とは一線を画し、様々なビジネス業界に進出して、業界の地図を塗り替えてきた。
小売業界は伝統的なリアルの世界で、これまで大きなM&Aもなく、業界ではアマゾンのような異端児が乗り込んでくるとは夢にも考えなかった。業界では安定成長の時代にはいり、大きな変革を考える経営者はほとんどなかった。
ウォール街では、アマゾンのような異端者が業界でのM&Aに乗り出すことなど経営者の頭になかったことで、先行き小売関連株の波乱が予想されそうである。
アマゾンは資本主義社会を支えてきた業界に大きな波紋を投げかけた。
アマゾン(AMZN)の株価はアルファベットの背中を追いかけ先行き人気を一段と集めるだろう。

東京市場は株価の微調整でテクニカル面から魅力のある株が出てきた。25日の乖離率はMonotaRO(3064)は-2.2%、日本ペイント(4612)-5.8%と買い場である。

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ナスダックが軟調・・・ソフトバンクに人気循環

2017-06-10 07:49:27 | 投資戦略
NY株は3日ぶりに壁に突き当たった。
NYダウ平均は上昇したが、これまでの相場の牽引役のナスダック指数が113ポイント安(-1.80%)と下落した。
アップル、フエィスブック、グーグルなど、これまで相場の人気株であったグループが久振りに大幅安。一部の投資家にはショックで、頭を冷やす時期に入ったのかもしれない。
相変わらずトランプ大統領の司法妨害問題が一部には気にする向きもあるが、いままでのところトランプ相場に決定的な打撃になるような気配は見られない。マスコミが騒ぐほど、投資家は大きな問題とはとらええていない。
この種の材料の市場への影響は大きくはなく銀行、エネルギーは上昇した。一方、急騰してきたバイオ、ハイテクが売られた。

.昨日の東京市場のハイライトはソフトバンク(9984)だ。売買代金が2位の任天堂(7974)の2倍に急増した。
先に設定した「10兆円」ファンドが米グーグルの持ち株会社アルファベットから、ロボット関連企業2社を買収するなど、積極的な活動を継続していることが材料になった。手元に豊かな成長の原資を抱えており、矢継ぎ早の成長戦略の展開は評価できる。日本の他の企業にはみられない離れ技である。
市場の人気株の柱に復帰するだろう。

(お知らせ)海外出張のため12日(月)~18日(日)の本ブログの執筆は休みます。
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ビットコイン関連株の人気

2017-06-09 08:25:30 | 投資戦略
欧米株は堅調。
ヨーロッパでの関心事は英国の下院総選挙。与党と野党の人気は接戦でどちらの勝利になるか判定ができない。足元のロンドン株は堅調。
ウォール街では引き続き底値固い相場の展開が続く。特にナスダックの動きが目立ちアリババ+12.87%、ヤフー+10.25%のほか、最近、われわれが注目株にあげている電気自動車テスラ(TSLA)も+2.83%と人気した。
日経新聞では「トランプ氏が嘘」という議会証言の記事か第一面で取り上げられているが、ウォール街ではあまり関心がない模様。メディアでの不人気なことは、株式市場はあまり気にしない。

東京市場は小幅安であったが、ウォール街に比べて元気のない相場展開がつづく。
見方を変えると、微調整の後には2万円台を固め反騰する可能性は高い。
ただ個別物色の人気は強く、個別物色の人気が散見される。

上場株では数少ないビットコイン関連株リミックスポイント(3825・マ)が大商いのうち急騰し昨日は1,118円(+150円高)とストップ高で引けた。売買株式数は1829万株と第1部市場での売買高の任天堂(7974)の262万株を大幅に上回った。投機資金が殺到している。
売買代金では比較できないが、それにしてもビットコインの代表銘柄だけに人気はすごい。
時価の25日移動平均との乖離率は123%と安全ゾーンの7%を大きく上回っているが、この種の銘柄には通常のテクニカル分析は適用できない。
ビットコイン相場は昨日も30万円台を回復し高値34万円台を更新する勢いである。リミックスポイントは新しい人気株の登場である。

ビットコインについては、年初来、一貫して投資に注目してきた。

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銘柄選択のヒント

2017-06-08 08:36:09 | 投資戦略
NY株は一時、マイナスになったが、引けにかけて戻し3指数とも高値圏で引けた。慎重派のビル・グロス、マーク・ファバーがさかんに足元の相場に警鐘をならす。
2009年以来の8年の上昇相場はどこで大きな調整局面にはいっても当然というのが彼らの弱気の根拠。
しかし市場は余りその論点に目を向けない。

現在は米国をはじめ世界的に景気が上昇局面にはいり、これといった地政学リスクもみられない企業業績を伸ばす好環境にはいった。トランプ政策についての批判的な意見も、相場が上がると消える昨今である。

昨日のウォール街では銀行、製造業、コンピュータが堅調、バイオ、石油は軟調であった。

昨日の日経新聞夕刊に「今期に大幅総収益を見込む企業」のベスト20が掲載された。
増収率でみるとコカBIJ+96.9%,任天堂+41.1%、ユニファミマ+46.6%、スタートトゥ+30.9%、日医工+26.1%が上位6位まで。
わわれの注目株の任天堂、日医工、関西ぺの3銘柄がリストにはいった。
昨今の企業業績の上昇は売上よりも収益の好転が原動力だが、そのなかでも独自の成長型ビジネスモデルを構築して成長路線を模索し、成功する企業が散見される流れが出てきた。
ここでは紙幅の関係で20銘柄全部を記述できないが、われわれの注目銘柄が7銘柄もはいった。
これからの有望株をみる視点は低成長時代に売上を伸ばせる企業である。
この表は現在の有望株をみるヒントにしたい。



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