瞬発力

2017年02月13日 | 日記
やっと大学の試験期間が終わりました。成績も出し終わり、あとは再試験だけです。これでリサイタルの準備に本腰が入れられます。
先週、W先生のところへ行ってきました。昨年中ずっと体調を崩していらしたので心配していましたが、今は何とか小康状態のようでした。「調子がいい時はこのままの生活ができそうに思うんだけど、ちょっと具合が悪くなると一人暮らしは辛くてね...」と仰っていました。お身内が皆外国にいらっしゃるので、それはやはり不安ですよね。ケア付きマンションを探していると仰っていました。熊本に移住されるというお話もあったのですが、ご高齢ですからやはり慣れた土地の方が良いだろうとのこと。それはそうですよね。
「最近、声はどう?」と訊かれたので、「あまり歌っていませんが(笑)、声が嗄れやすいんです」と言って声を聴いて頂いたら、「あ、わかった、息が少し逆流しているのよ」と言われました。上へも抜けてはいるのだけれど、抜け切れずに下へ落ちている息があるので、それを完全に飛ばさないといけないのだそうです。「これは瞬発力よ」と言われました。W先生が出される声を聴くと違いがよくわかるのですが、どうすればできるのでしょう??そうお尋ねすると、「あなた、夜お手洗いに起きる?」と訊かれました。私は日中はあまりお手洗いにいかないのですが、夜寝てしまうと緩むのでしょうね、一晩に何度もお手洗いに起きるのです。そう言うと、「あ、それよ。骨盤底筋の緊張が足りないのよ」と。そういえば私は子供の頃はとてもお手洗いが近かったのです。もともと緩いのでしょう。腹式呼吸というのは正しくは「横隔膜・骨盤底筋呼吸」と言うべきである、という説もあるぐらいですから、呼気圧を上げるためには骨盤底筋の筋力がかなり必要なのですね。そのためには足のつま先や内転筋、股関節などに相当力が要ります。口の奥を開け(上の奥歯を耳の後ろへ目いっぱい引っ張って)、下から瞬発力をかけて呼気を飛ばすのです。W先生の相変わらずのすごい声を聴きながら試していると、だんだん息が上向きになってきました。モーツァルト協会の例会コンサートの曲や日本歌曲を使って、要所要所の音型で息をしっかり飛ばす練習もできました。
それにしても、御年85歳にならんとされるW先生の声の何と輝かしくパワフルなこと。いつも驚くばかりです。このお声を聴いているだけで気がみなぎってきます。お陰様で土曜日の発声セミナーも元気に務めることができました。今回は約半数が若い方やニューフェイスで、sさんがコメントに書いて下さったように第2部の合唱がとてもいい感じでした。今年のクリスマス会も素晴らしい合唱ができそうです。


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