十傑衆がその三

さて、先日１２月１１日はロスことZWEIのリアル誕生日だったわけですよ。おめでとう俺。

９日に ToHeart2 XRATED（注） が発売されましたねぇ。ギルチャでそのネタが出てくるまで発売されてたことに気が付かなかったですよ。
PS2からの移植なのですが、PS2版を買わなかったので買おうかなーと思いつつも、買っちゃうとサバゲの用品（野戦服とか）や新調予定の長物が買えなくなっちゃうしなーなどと考えてる間にAmazonでカートに商品を放り込んでる私。明日学校帰りにソフマップで値段見てこよう。安かった方で買うべ。無論初回版を。で、買って来ましたよ。初回版。テレカ付きで。処分に困るねぇ。
KTWのイサカM37フェザーライトはまた今度じゃ。バイト代でたら考えよう。しかし、東京マルイの狙撃ライフルにもM14にも惹かれる。


つーわけで、毎週恒例のレポート提出日前日更新は十傑衆シリーズです。第３回目つーことで、連続殺人ノベル『ひぐらしのなく頃に』でござるよ。名前くらいは聞いたことある人もいるでしょう。ガンガン系の雑誌でも連載してますし。


■これまでの十傑衆

その零・事の始まり
その一・Fate/stay night
その二・ACE COMBAT
その三・ひぐらしのなく頃に



０３．ひぐらしのなく頃に


＞ ひぐらしのなく頃に



昭和５８年初夏。

例年よりも暑さの訪れの早い今年の６月は、

昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。

××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。

人口２千に満たないこの村で。それは毎年起こる。

雛見沢村連続怪死事件（1979年～1983年）

毎年６月の決まった日に、１人が死に、１人が消える怪奇。

巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。

昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。

陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

いるはずの人間が、いない。

いないはずの人間が、いる。

昨夜出会った人間が、生きていない。

そして今いる人間が、生きていない。

惨劇は不可避か。屈する他ないのか。

でも屈するな。

君にしか、立ち向かえない。



まず、このゲームは同人ゲームです。完結していません。選択肢もありません。でも、紙芝居じゃないです。推理を楽しむゲームです。以上。

「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」「皆殺し編」「祭囃し編」の計８編で構成され、今現在「罪滅ぼし編」までが発表されている。
このうち、「暇潰し編」までを前編である『ひぐらしのなく頃に』、「目明し編」からの後編を『ひぐらしのなく頃に解』としている。ただ「暇潰し編」は番外編のような感じ。

絵は独特。うん、独特。

シナリオは秀逸。読めば読むほど引き込まれるという点では月姫やFateを手掛けた奈須きのこ氏と同じ。一般に売っているゲームなんかよりはよほどシナリオがいい。まぁ、同人ゲームが商業ゲームに勝てる要素はシナリオくらいなんだろうけどね。

まずは、体験版としてDLできる「鬼隠し編」をやったわけですよ。
主人公である前原圭一とその友達の少女たちとの白熱した部活や、のほほんとした日常がマッタリと流れている前半をのんびり読みながら「マッタリしてるのう」などと考えていたら、事件が起り、言葉一つで世界が反転していく。その様に恐怖を覚えた。
主人公の主観と断片的なTIPS、狭まる視野の中、追い詰められていく主人公に徐々にシンクロしている自分に気が付いた。背中には冷たい汗をかいて頭からはスーッと熱が引いていく。そこまでシナリオに魅せられていた。
シナリオが終ってしばらくは頭なのか真っ白になって何も考えられなくなっていた。一体、誰が犯人でどういった方法で殺したのか。それを推理してみたが答えには至らなかった。


つーか、アレだ。ビジュアルノベルの魅力を文章にするのは俺にはキツイ。とにかくやってみれ。としか言えないんだよなぁ。
推理小説やホラー系の話が好きな人にはオススメ。



＞ ToHeart2 XRATED（注）


OPムービーを見て思った。ラストのこのみがマルチに見えた。会長が出てこなかったけどOP自体はPS2から変わってないのかな。

「ありゃメイド違う、家政婦さんだ！」
雄二、その心意気良し。