ひろし君の読書や旅日記

昨日より今日が少しは面白くなるかな て思って

SFもしくは哲学的お話 かな

2017-07-15 15:20:33 | 日記
   映画メッセージの原作を読んで
映画メッセージの原作は 『あなたの人生の物語』と言われています。著者は 「作品覚え書き」で「この話は物理学の変分原理に対する興味から生まれた」と書いてあります。残念ながら変分原理がどんなものなのか、全く分からないので作品のテーマの異星人の文字と言語を考えてみたいと思います。
この異星人の文字は「鳥の巣のような文字のなかの、ほとんどどこからはじめてもよし」の様なものらしいが、「さらに堪能になるにつれて、意味図示文字の構図は、複雑な概念までも一挙に明示する、完全に形成された状態で現われてくるようになった」らしいです。その言語の様な物で示される事柄は「あらゆる事象を同時に経験し、その根源にひそむ目的を知覚する」らしいです。これは、言葉が私たちの存在に本質として先立っている事を表しています。

   哲学的に見ると
哲学的な解説書の宇波彰の『ラカン的思考』では、主体の存在は言語的な海に溶解している行くので、私は消滅して行くと書かれています。「ラカンでは、私の思考の根源は、私の存在ではなく、すでにそこにある言語の世界である。私の思考は言語によるが、その言語はすでに私に与えられてある言語の世界として存在している」と示されています。
ここでも、私たちの存在に先立って言葉が与えられていると言えます。

このような不思議な感覚は、私は好きです。でも、存在に先立って本質が在る事を否定するのが近代の出発点じゃあ無かったのではないかと思いました。不思議な異星人と哲学のお話かな?
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