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【読書記録】vol.1『新しい労働社会』

2012-01-30 22:54:37 | 日記
ふと、読書記録(ほぼ新書)をしたいと思い、ブログをはじめました。主に自分の情報整理のために書いておりますので、井の中の蛙の戯言として読んでいただければ幸いです。
さて、記念すべき第一回目の読書記録はこちらです!


濱口桂一郎(2009)『新しい労働社会』、岩波書店


定期テストの参考になるかなと思い購入。サブタイトルは『雇用システムの再構築へ』となっているように、日本の雇用システムについて書かれた新書です。
正直、知識不足のために第1章以降は自分の勉強不足のためにあまり理解はできませんでした。しかし、序章だけでも十分参考になり、労働問題を考えるうえでの留意点を得ることはできました。以下、序章を簡単にまとめてみます。引用文ではありません。また参考ページも省略させていただきます。


・日本の雇用システムを決定づけているのは、職務が無い事と解雇を嫌う事(メンバーシップ)にまとめられる。
・職務が無いため、人員にアンバランスが生じても人事異動によって雇用契約を維持できる。 →長期雇用
・職務ごとに賃金が決められない(同一労働同一賃金原則が適用できない)ため、勤続年数やで年齢で賃金を決定。 →年功序列賃金
・賃金決定が職務レベルでなく企業レベルで行われるため、交渉も企業レベル。 →企業別組合
・実際に採用されてから職務が決まるため、一定数の労働者を定期的に採用。 →新規学卒者定期採用制
・解雇を最小化、また年功序列賃金でコストがかさむため年齢に応じて排除する必要。 →定年制
・どの職務にも適用させる必要 →企業内教育訓練・OJT。
・特定企業のみ賃上げすることによる競争条件の格差をなくす必要。 →春闘
・メンバーシップは正社員にのみ適用される。非正規労働者は職務による採用である。 →非正規労働者との歪み
・以上は主に大企業にみられる傾向であり、中小企業は職務型に近い。


第一章からは各論となっており、ある程度の基礎知識が必要でした。いい参考文献ないかな?
以上は参考になった点です。逆に、以下の点は気になりました。


・序章でも述べられているが、中小企業はどうなのか。どれくらいの規模が中小企業なのかが不明確。
・【コラム】の位置が悪く、読みづらい。
・参考文献が著者の作品のみであるため広がらない。

また、産業民主主義について触れられていましたが、「非正規労働者が増えたことで、労使交渉で決まる賃金水準が影響する範囲が狭まってきている(2012年1月24日、日本経済新聞)」中で、どこまで力を持つか疑問です(そこから改革すべきというのが筆者の主張であるが)。結局、「民主主義ってなんだろう」という話に行きつくのか・・・。


労働問題についてもきちんと勉強してみたいと思いました。良い参考文献があれば教えてもらえるとうれしいです。また、ブログの書き方等の間違いがあればご指摘お願いします。
なお、次回は
田中素行(2010)『ユーロ 危機の中の統一通貨』、岩波書店
をもう一度読み返したいと思います(笑)。      笑っていいのか…?(・・;)


【勉強したいリスト】
・労働、雇用、賃金、民主主義
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