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ゲイ・コンテストに生きる希望を見出すシリア難民

2017-03-17 11:49:16 | 日記
シリア内戦から命からがらトルコへ逃れ難民生活を送っていた同性愛者の男性たちが昨年、「ミスター・ゲイ・シリア」コンテストを開催した。世界で一番魅力的なゲイ男性を決定する「ミスター・ゲイ・ワールド」へのシリア代表としての出場権を賭けた大会だ。

同性愛者に厳しいイスラム社会で、出場者たちがシリア難民としてではなく「ミスター・ゲイ・シリア優勝者」として世界大会開催地のヨーロッパを目指すドキュメンタリー映画が、世界で話題になっている。

混乱の度合いを増すシリア内戦は、普通の市民でさえシリアでの暮らしは死と隣り合わせであろうことは想像に難しくないが、それが同性愛者となるとその恐怖は計り知れない。シリアの中央部と東部を掌握するISIS(自称イスラム国)は、これまで多くの同性愛者を、ビルから突き落として殺害するなど迫害してきた。またシリアでは同性愛が違法であるため、ISのこうした行為に限らず、同性愛者が嫌がらせを受けることが多いという。

そんな厳しい環境の中、なぜ「ミスター・ゲイ・シリア」を開催し、さらに映画まで制作することになったのだろうか?

ことの始まりは、トルコ・イスタンブールのLGBT(性的マイノリティ)支援グループでの集まりだ。かつては自身もシリア難民で、現在は独ベルリンのLGBT支援センターで働くマフムード・ハシノ氏が、ここでヘアドレッサーのフセインさんやシェフのオマルさん、そしてウィサムさんなどと出会った。そこでハシノ氏が、「ミスター・ゲイ・ワールド」へのシリア代表者を決める「ミスター・ゲイ・シリア」をイスタンブールで主催することを思いついたのだ。トルコで偶然出会った映画制作者のアイシェ・トプラク氏が、大会までの様子をドキュメンタリーとして撮影した。
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