みちのく1人旅（ツーリング）

2009/08/28（金）　　　

夏休みで遊びに来ていた娘と二人の孫を自宅まで送ってから急遽ツーリングに出かけようと・・・いつもの思いつきでツーリングマップと睨めっこ。
夏季休暇も残り3日なので余り遠出はできない。(二泊三日の行程)

目的地は取り敢えず八幡平・奥入瀬・陸中海岸と決めた。かなり前ではあるが妻と行ったことがある場所ではあるがなんとなくまた行きたくなった。

行きは平日なのでこの高速道路の１０００円割引を利用できないので、５割引きになる深夜割引（０時～４時）を利用することにした。
目覚ましを２時にセットして仮眠した後am３時ごろに出発。
首都高・湾岸線を経由して東北自動車道に入る。この時間帯は他に走っている車も少なく実にスムーズに走れた。

東北道は給油を兼ねて休憩を適宜取りながら第一目的地の八幡平を目指す。
家を出たころ天気はで問題なかったが、仙台辺りから空模様がおかしくなりが降りだしてきた。
盛岡を過ぎてもは止まない・・・前方の山並みをを見ても霧が立ち込めていてこのままでは八幡平は無理か？と思いながら走る。（八戸自動車道に進路を変えるか走りながら頭の中は葛藤！の連続）
そのうち前方の空にところどころ明るい所もある（午後からの天気に期待して八幡平を目指すことにした）
案の定、松尾八幡平ICに着くと青空に急変！！！（よかった）
ICを降りて山麓を目指すが青空で快適！（少し前までの雨空はなんだったのか？）

山麓に着くと風が強く（バイクが倒れそうなぐらい）ガスがすごい勢いで下から流れてきた。
八幡平の看板をバックに写真を撮ろうと、観光に来ていた二人づれの若い女性にシャッターをお願いすることにした。

八幡平の山麓


話してみると彼女達も横浜から来たとのことで・・・（世の中狭いですね！とお互いに）

ガスで視界が悪くならないうちに下ろうと早々に出発することにした。

山麓から少し下るとまた青空が（強風とガスは山麓だけだったみたい）広がり気持いい。
この先は八幡平温泉郷がある。
最初に見つけた温泉が蒸ノ湯（ふけのゆ）で、ここは初めてであるけど寄ってみる事とした。
宿に着くと目の前に地獄谷のような湯煙がでており、３箇所の露天風呂（男、女、混浴）と地熱温泉があり豪快である。宿の中にも内湯（男、女、露天）がある。
入浴料７００円を払い内湯（男、露天）に入る。（外の露天風呂も入りたかったけどこの後の行程を考えると余りここで時間を費やす訳にはいかないので諦めた）

蒸ノ湯の秘湯の宿

宿を後にして十和田湖方面を目指すが、テント泊なので道の駅を目指す。少し時間としては早いけど鹿角（かずの）に環境のいい『道の駅かづの』があったのでここに泊まることとした。

道の駅に無料の自転車貸し出しがあったので、近くのスーパーまで夕食とビールの買出しに借りることにした。
同じようにここを宿にした北海道ツーリングからの帰りの人、地元のバイク乗りの人としばらく話して10時ごろ就寝につく。

2009.8.29（土）
5時はごろ目が覚めテントを片付けて今日のコースを決めることにした。当初は奥入瀬に行く予定であったが三陸を考えるとチョット厳しいので奥入瀬はパスして宮古を目指すこととした。
盛岡経由で宮古を目指す。〔R282（津軽街道～陸羽街道）R106(宮古街道）〕
宮古について浄土ヶ浜に寄ってからR45(浜街道）で釜石～大船渡～陸前高田（昼食）

浄土ヶ浜

折角三陸に来たので美味しい海の幸を食べようと大船渡の道の駅で海鮮料理屋を訪ねると大船渡より陸前高田に美味しい店があると教えてもらった。

普段食べる海鮮丼とは違い豪華な具（あわび他）でご飯が見えない。

お腹もいっぱいになり今日の宿泊先を探しながら、松島を目指す。
途中、気仙沼の岩井崎（潮吹き岩で有名）と北上町にある神割崎（真二つに割れた大岩”神割伝説”の地）に寄った。

岩井崎

神割崎では町の行事で明日までの期間限定でうに等の海の幸を売っている市が出ていた。
生うに（その場で殻を割って食べさせてくれる）が200円だったので食してみた。
採れたてで美味い！今夜のおかずにうにの瓶詰めを買おうとしたが、無添加なのでバイクだと保冷ができないと痛む可能性があるからとのことで諦めることとした。（親切な人たちだ！）
試食用の昆布などを食べていると、今日はそろそろ締めるのでよかったら試食用の昆布、わかめ差し上げますよとのことで3品頂いた。

二つに割れた岩

今日の宿はR45沿いにある河北の『道の駅上品の郷』にした。
ここはまだ新しい上に温泉施設、コンビニが併設されており止るには最高！
温泉に浸かってビールを飲んでそのままテントで寝られるなんてことがここではできるのです。（当然そうしましたよ！）

昨夜の夕食の余り物で朝食

2009.8.30（日）
今日はこの思いつきツーリングの最後の日である。
松島を目指すが松島は余りにも観光地化しすぎしているので素通りして帰ろうかと思っていたが、手前に奥松島の案内が出ていたのでそちらに向かうこととした。
ここには大高森と言う小高い山（15分ほど徒歩で登る）があり、松島湾などが360度パロナマが見られる。他に嵯峨渓（日本三大渓の一つ）など海岸線もいい。

大高森の頂上から見た松島湾

 

松島はパス（瑞厳寺も以前行っているし！）して、しばらく走ると漁港の所に牡蠣などの海産物の店があったので、焼き牡蠣を食べて土産に生牡蠣とホタテを買い込んで下道で一路東北道（仙台南IC)を目指す。